重要文化財
誠之堂
大正5年(1916) 設計・田辺淳吉
渋沢栄一の喜寿を祝って建てられました。平成になってから解体の話が持ち上がったようですが、
彼の故郷である深谷に移築された後、重文に指定されました。ファサードは色斑のある煉瓦を巧みに配置し、
外観や内部は西洋と東洋の意匠が折衷されたデザインにまとめられています。小品ですが傑作ですね。
清風亭
大正15年(1926) 設計・西村好時
誠之堂と向かい合って建っています。第一勧銀の頭取、佐々木勇之助の古希を祝って建てられました。
鉄筋コンクリート造りで、スクラッチタイルと煉瓦を要所に貼り付けて、スペイン風のデザインに仕上げています。
この2棟は共に第一勧銀の保養施設内にあったものですが、最初からこの地にあったように馴染んでいました。
旧深谷商業高校本館
大正11年(1922)
県立深谷商業高校の敷地内にある洋館です。中央の塔が誇張されないあたり、明治の擬洋風とは異なります。
現在は記念館として保存されているようですが、公開はしているのかなあ・・・内部は見ないでしまいました(汗)。
全体的に奇妙な意匠ですが、完成度は高いと思います。深谷は煉瓦の産地なのに、木造だったのは何故?!
旧福川鉄橋
明治28年(1895)
日本煉瓦が製造した製品を運搬するために造られた鉄橋であり、現存する最古のポーナル型ガーダー橋です。
イギリス人技師、チャールズ・ポーナルの設計で、全国に同様の橋が造られて近代化を支えました。
現在は公園に移築保存されていますが、橋桁が低いなあ・・・最初見たときは単なる線路かと思いました。

もどる