HAMEX−MEN VS 熱帯夜


6月27日土曜日、翌28日日曜日。
この2日、東京は暑かった
湿度の方も申し分ない。

この俺、チョン吉は北海道で育った。
東京に出てきて、会った人に「北海道は夏も涼しいから良いよね?」
などと言われ、
「ハン、何を吐かすかこのボケが。夏はどこも暑いんだよ!」
と思っていたのだが、今言おう
ボケは俺の方でした、と。

我が家唯一の冷房設備、扇風機をフル稼動するも、
流れてくるのは、なま暖かい空気。こうなってくると、むしろ暖房設備の趣である。

こう暑いと、もはやゲームをやったりパソコンを立ち上げる気力も沸かない。
というか、もはやこの部屋に止まる事は不可能、脱出!

外に出ると、生ぬるい小雨が降っている。
最悪だ。
とりあえず、涼を求め、ゲーセンやら本屋やらで過ごす。
が、熱帯夜のせいで、ろくに眠れなかった俺の体力はそう持たず、
すぐにグロッキー。家に帰る。

ゲーッ!あ、暑いー!
外でなまじ涼しさを味わった後だけに、部屋の暑さ、ひとしお。
その日がまだ、夏の入り口・6月である事に気付いた俺は、ある決意を胸に、再び家を出た。

数分後、俺は貰ったばかりだが、既に残り半分を切った給料を握り締め、
電気屋に居た。
クーラー衝動買いである。
以前から衝動買癖のあった俺だが、これは前代未聞の大衝動買いだ。
(過去最大の衝動買いはプレステ。当時4万円した)

しかし、クーラーの価格相場は、俺の予想を軽く上回り
まるで手の届かない高級電化だった。
迫り来る熱波。高くそびえるクーラー

もはや、為す術無し!
チョン吉、絶体絶命


−後半−



その夜。
「おとおさぁん(野沢雅子)、暑くて眠れないからクーラー買っておくれよ」
電話一発、伝家の宝刀・すねかじり。
こうして、なんとかクーラー購入にこぎつけた俺。
代金は明日、俺の郵便局の口座に振り込んでもらう事になった。

そして、今日。月曜日。
昼、会社から昨日の電気屋に電話し、
「現金一括で買うから、今日取り付けてくれ、今日じゃなきゃヤダヤダヤダヤダヤダヨ〜」
と我が侭を言い、なんとか了承させる。
よし、これで今日からクーラーライフ確定
さあ、風よ、もっと暑くなれ!もっと

会社から疾風迅雷の早さで帰り、蒲田の駅に付く。
電車の中は冷房で寒いくらいだったが、外はなかなかの暑さ。良いぞ。
電気屋に行く前に、代金をおろそうと、キャッシュディスペンサーに向かう。
行くぜ、うおおおおおおぉぉぉぉ・・・!


画面に光る、無常の「只今ご利用出来ません」表示。
その時7時。ここ以外、郵便局のマシン無し。
こうなると、自分でも逆に笑えてすら来るよね!

This is HAMEX!
Yes I’m HAMEX−MEN!