Bontrager XXX Speed Limit
カーボンブレーキ
    

総評
不幸な暴走が続きまくってしまった結果、ついうっかり導入してしまったカーボン製シングルビポットブレーキ。
その制動力はレースであるのならば全くもって問題なし!

正直言って、軽量化を狙ってカーボン製にした以外は、一部例外を除いて、その設計は堅実性にあふれるもの。
まさにアメリカ製品と言った感じ。
下から

後ろから

斜め前から

とにかく設計自体は手堅く纏めているという感じで、軽量化は構造材と構造のみで達成し、制動力は構造材の肉厚を増して等で確保と言った感じのもの。
実際にはカーボンの積層を工夫する等の見えない工夫は多数あると思いますが、それはそれ、これはこれでw。
ただし、工夫する所はしっかりと、手堅くだったり、ドイツ人の如くやりすぎだったりという感じでしっかりとやっています。

で、肝心の性能ですが、一言で言うとこんな感じ。
通勤だと後少しで使用を躊躇し、レースならば問題はないと感じる制動力(ただしシューはスイスストップを使用)。

シングルビポットということもあり、制動力はダブルピボットのシマノ78、MAVIC、スラムRedには確かに劣りますが、レースに限っていえば、あくまでも好みの差で収まる範囲内だと思います。
それに劣るといっても、可能な限り劣らない努力はされていて、過去に使ったシングルビポットブレーキとは比較にならない制動力です。
と言うか、下手すると整備していない77ブレーキに匹敵します。
ブレーキの引きが軽いといわれているシングルビポットですが、大変に申し訳ないですが、さほど軽いとは感じませんが、ブレーキの戻りは良いです。
これはブレーキの動作抵抗の少なさとバネ量をかなり増したせいではないかと思っています。

取り付けに関してはかなり楽で、過去のシングルビポットだと、手に負えず、ショップに泣きついたことがありましたが、今回はそういったことは無し。
しっかりと自分でセンターをあっさりと出すことが出来ました。
正面から
これだとセンター出しは支点のボルトにアーレンーをさしておこないます。

で、ここがドイツ人の如く凝っている部分ですが、それはレリーズレバー。
カンパやMAVICのようにつけなかったり、シマノやSRAMのようにアーム先端サイドレバー式というような普通のことはしていません。
もう何と言っていいか分からない、複雑怪奇な方法ですw。
レリーズ非解放状態

レリーズ解放状態
トップアーム上に見える、小さい赤い部分。
ここがレリーズレバーです。
これは実際に見ないと分からない、すぐに壊してしまいそうなほど精密かつ繊細な構造となっていますが、実際の耐久性は導入してからまだ二日しかたっていないので全く不明ですw。
ちなみに他の凝っている部分としてはワイヤーの通し方もありますが、これに比べたら可愛いものなので、あえて記載はしませんw。

そしてここからは蛇足になります。
とはいえ、結構気にしている方かもいらっしゃるかもしれませんが、その重量。
除くブレーキシュー
相変わらずの、ブレーキシュー無し測定ではありますが、その重量はなんと214グラム!
スラムのRedが約248グラム、シマノ78が約298グラム(両方ともシューを除く)に比べたら圧倒的とも言える軽量さです!
圧倒的ではないか、ボントレガーのブレーキは!

Redと78との構造差はこんな感じ。

前から


後ろから


総評としては、通勤に限って言えば、ギリギリ使用範囲な制動力であるものの、レースに限ればなかなかのスピードコントロール性を持ったブレーキではないかと思います。
弱点としてはかなりごつい作りなので、つけた場合、自転車がどぎつく感じる場合がありますw。

最後に、全てスイスストップを使用した場合の純粋な制動力比較としてはこんな感じ。

78>MAVIC≧Red≧XXX
78≠Red
MAVIC≠XXX



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