私も登れた!4156m          2000年11月8日
ブライトホルン!それは王者マッターホルンと女王モンテローザの間にある初心者の山だ。
しかし、ハイキング夏山登山しか経験のない人には、やはりきびしい。
 
  最初は ゆるい雪原が続く

  しかし氷結した 頂上付近の急斜面は

  初心者には てごわい 

  雪では無く 氷の斜面なのだ

  ザイルを結び 安全を期する

  しかしその説明も

  上の空で 景色に見とれる

  だいじょうぶかナー
 
  今回ガイドした山岳会メンバー

  15人の内 居残り5人

  登頂希望者10人は 

  二つのザイルパーティを組み

  黙々と 雪原を歩く

  しかし登頂希望者の中に

  ウッソー! 本当に登るの?

  というハイキング族  大年寄りもいた
  
 
  初めて履く  12本爪アイゼン

  スポーツ店で 借りるときに

  練習させた その効果もなく

  アイゼンがゆるむ人

  −10度の 強風の中

  手袋をしたままでの

  はめ直しの 苦行
 
  4000mを越えた

  斜面の苦行

  一歩ごと 2呼吸の深呼吸

  落伍者がでないように

  気を配り ゆっくりと登る

  でもリタイァしたいという

  人がとうとう出た

  

  でもここから 独力では返せない

  おしゃべり禁止

  深呼吸を 忘れずに

  行うことを きつい口調で告げる

  ザイルで 引かれるように

  更にゆっくりと

  がんばれ!

  頂上は近いぞ。
 
  一方 比較的若い人のいる

  元気印の 第一隊は

  それではと 先行して

  頂上にアタック


  俺は牛歩組の 第二隊に

  
    
 
  元気印の

  第一隊は 頂上を踏み

  帰り道 

  登りに 牛歩の

  我々に 手を振る

  相変わらず

  ザイルに引っ張られ

  牛歩の 第二隊

  頂上は すぐそこだ!

  げきをとばす俺。

  (左の赤いヤッケ 一人で居るのが俺)
 
  強風の飛雪で 何も見えない頂上

  でも登頂の喜びを 握手する 大年寄り

  涙を拭く オバサン

  おしゃべり禁止 一歩一歩の深呼吸

  寒い強風の中の 苦しい登り

  でもやり遂げた喜び

  それを見た俺は

  人はなぜ山に登るか?の

  解答を見た気がした。
  
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