廃道レポート 地名トンネル旧道


島田から大井川を遡るメインルートの一部、静岡県道63号および77号には幾つかの線形改良廃道が存在します。
以前から気になっていた、その廃道を見てきました。

【県道63号 笹間川ダム廃道】


現在は初瀬トンネルで一気にくぐり抜けてしまうこの区間ですが、2001年までは赤線の旧道を経由して
いました。

現道は大きな橋で笹間川の谷を一跨ぎ、そのまま初瀬トンネルに突入しますが、旧道は少し先の赤い
上路式トラスで谷を渡り、笹間川ダムに向かいます。

やがて右側に1960年完成の笹間川ダムが見えてきますが、左側に廃トンネルがっ!!

しめじの栽培所として利用されています。が、トンネルの位置が変。ダムの脇を通る旧道は道幅1.5車線が
確保されているのに対し、トンネルは1車線ほどで、ちょうどダムの堤体を迂回する形で作られています。
この辺り一帯はダム建設の際に道が付け替えられたはずで、旧々道というわけでもなさそう。


トンネル北側はこのような位置関係で、現道初瀬トンネル脇にシャッター付きの"しめじトンネル"が
接しているので良く目立ちます。川伝いに続く道は旧道。
しめじトンネルは扁額の類も無くコンクリート作りの素っ気無い作りで、恐らくは笹間川ダム建設中に
堤体を迂回する仮トンネルとして作られたのではないでしょうか?


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