わくわくどきどきイタリア旅行記 Return

2000/09/19
慣れない早朝に起床、準備を前日に済ませて正解だった。でかいスーツケースの割に荷物は少なめ。成田へ向かう。
AM10:15発アムステルダム(オランダ)行きに乗る予定だったのだが、エンジンの故障とやらで1時間以上遅れる。
おいおい、慎重に修理してくれよ〜!眠いので一眠り。目覚めるとそこは!まだ成田だった…。
AM11:45ようやく出発!離陸の瞬間はいつも緊張するが好きだ。眼下に遠ざかる日本。
機内食を食べ、さてひと眠りというところで、映画上映が始まる。
ウェディングドレスの大群のCMが印象的だった「The Bachelor」と、
ジェット・リー主演の「Romeo Mast Die」の二作。寝ずに見る。で、見終わってから睡眠。
あっという間にアムステルダムに到着。遅れたせいで乗換を急ぐ。
乗った飛行機はなんと非常口の横!オランダスッチーに非常口の開け方を教わる。使用しないことを祈る。

ローマに夕方頃到着。近所なのであっけない。
日本との時差は7時間。普段不規則な生活に慣れているので、時差ボケはほとんど無いようだ。
送迎の車に乗り込む。と、いきなり飛ばす車!道路には路上駐車の山、車線は消えているのか無い。
ウィンカーを出さずに車が入り混じりながら車線変更。非常に恐ろしかったのだが、ここでは常識のようだ。
窓からは夕暮れのローマの街並み。さまざまな遺跡や建造物が目に映る。
運転手は両手放し運転しながら解説してくれる。頼む!運転に集中してくれ〜!
街道レースを堪能後、ホテルに到着。この日のために勉強してきた妻がイタリア語&英語で対応。部屋に案内される。
エレベーターが古風。目的の階に着くと「ガコン!」とものすごい音をたてて揺れる。
部屋に入ってびっくり!やたら広い〜!天井が高い〜!!白い〜!
ユニットバスには便器の隣に妙なものが。話によると、イタリアではウォシュレット専用便器があるそうだ。
TVはチャンネル豊富の35種。オリンピックが多い。
時計が無いことに気付き焦るが、TVにアラーム機能がついていたので利用。
疲れたのでシャワーを浴びて早々に就寝。


2000/09/20
7:00起床。TVを付けると天気予報と12星座占い。天気は曇りだそうだが、窓の外は暑そう。朝食を食べに食堂へ。
8:45より、ツアーの市内観光があるのだが、集合場所が見つからずにおろおろ。ようやく発見、救出される。
日本語上手な現地ガイドのジュリアさんと観光バスにてヴァチカン市国へ。
ツアーの日本人客の中に何とメソ人形をぶら下げた人を発見!国境を超えての再会にびっくり。話せばよかったなぁ。
ものすごい広い教会前の敷地。人の山。厳重な警備体制。荷物を検査される。
実は今日はローマ法王が来るらしく中には入れなかったが、なんと目の前にそのローマ法王が!かなりラッキーらしい。
帰りに山積みされてる配布物のキリスト教ビデオを記念にもらってバスに乗り込みコロッセオへ移動。
何度か書物にて見たことがあったが、想像以上に大迫力のコロッセオ。
兵士のコスプレのおっさんは暑そう!一緒に撮影すると10000L(約650円)取られるそうだ。タイにもいたなぁ。
ツアーはここまでなので、10000L自腹で入場。入ると何やら緑色の長い携帯電話で話している人をやたらと見かける。
流行なのか?と思ったらどうやら観光案内のようだ。
広い場内をぐるりと2周。古代の物が今の今まで残っていることを考えると感動。
出口に向かいたいのだが、なかなか見つからない。コッロッセオ内3周目に突入寸前でようやく発見。

歩いて近所のフォロロマーノへ。カエサルの宮殿跡などがある所だ。広い敷地に柱や崩れた壁が建ち並ぶ。
「うをー!ここを舞台にゲームつくりてぇ!」と思ったのは妻には秘密。悟られていたようだが。
しかし暑いし乾燥しているし砂は舞うしで結構悲惨なので、日陰にて休む。
落ち着いたので地図を見ながら歩き始める。ちょっと歩いたところに「真実の口」があるそうだ。
観光用なのか、馬車がよく通る。携帯電話をかけながら馬を操る人を見た時は時代を感じずにはいられなかった。
また、自動車も石畳の上を凄い速さで通り抜ける。路上駐車がしやすいためか、軽自動車がやたらと目に付く。
とくに目に付いたのが、後で「Smart」という名前を知る事になるナイスデザインな軽自動車。ローマで人気のようだ。
ローマの古い建造物に感動しながらようやく到着。そこで先ほどまで観光バスで一緒だった日本人カップルに遭遇。
写真を撮り合う。真実の口に手を突っ込むのはお約束過ぎてつまらないので鼻に突っ込んでみる。
例のカップルはペットボトルを突っ込んでいた。全く持ってバチ当たりな日本人どもである。

小腹がすいてきたので、古い街並みに突入。近くに日本人スタッフがいるという店があるそうだ。
初めての食事なのでちょうど良い。ゲームの世界に迷い込んだような街並みを歩きつつ店を探す。
ようやく見つける。なるほど、日本語メニューが店頭にある。何となく安心。
椅子に案内されると厨房よりナイス髭の日本人シェフ登場。30000Lお任せで頼む。
なぜか納豆の香りがするサーモンのトマトクリームパスタ、イカと海老とグリーンピースのトマトリゾット、
あさりときのこの緑色のフェトチーネ。どれも非常に美味。
ナイス髭のご主人、「日本にも店がある」との事なので名刺を頂くと、何と仕事場の近所ではないか〜!びっくり。
記念に写真を厨房で撮る。イタリア人の従業員に頼む。おどけて逆さに持って撮ろうとして一同笑い。

歩くのが好きな我らはさらに徒歩にてサンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂へ。
結婚式場のへっぽこ教会以外、正式な教会に入ったことの無い私は、神々しい内装に開いた口がふさがらない。
教会前の広場では何やら舞台を組み立てていた。噴水にて教会をスケッチしているお姉さんの姿も見える。
ステンドグラスより差し込む光は「イースIIIだ!」と思わずにはいられなかった。(そんなのばっか。)
出ると同時に3時の鐘が鳴る。
ずっと歩いていたためか、喉が渇く。近くのBarにてジュースを購入。初めての買い物にドキドキ。
ミニッツメードのピンクグレープフルーツジュース。味は普通。1本2000リラ(約120円)。
複雑な通りの作りにウロウロと迷いながら歩く。今回の旅行初のゲームショップを発見!
しかしシャッターが降りていた。ショウウィンドウを覗くと…お!これが噂の海外版青い箱のドリキャス!!

マッツィーニ橋を渡り、カンポ・ディ・フィオーリ広場に辿り着く。本当に広場の多い街だ。
つい最近まで花の市場が開かれていたらしく、ゴミや花が散乱、片付けている人の姿もちらほら。
清掃作業車が広場のゴミを片付けている。
広場を抜け大きな通りに出ると、今度は模型&玩具店を発見!早速入ってみる。
プラモはTAMIYA製が多い。ガンプラは残念ながら見つけられなかったが、ミニカーが随分と充実!
とそこに!ローマ市内でよく見かける軽自動車のミニカー発見!
サイズはやや大きめ、お値段も50000リラ(約3000円)と若干高値。記念にものすごくほしかったけど諦める。
一段階小さいシリーズで出てないか?と聞いてみるが無いそうだ。店員も「この車は良い物だ!」と大絶賛。
玩具はレゴブロックやプレイモビル、そしてポケモングッズが非常に豊富。
路地を入るとまたまた広場に出た。今度は非常に広い!ガイドブック通り、三つの大きな噴水がある。
非常に活気付いていて、似顔絵描きの人や楽器を演奏する人、絵を売る人など大賑わい。
ん?噴水の方からリコーダーの音が!ジャガーさんだ!ピューっと吹いてるぞー!
ここのベンチでちょっと一休み。「だっちゅ〜の(死語)」ポーズで彼氏に写真を撮ってもらっているお姉さんがいた。
さて小腹がすいてきたのでウロウロ。マック発見!これは入るしかないでしょう。
メニューは日本と余り変わらないようだが…をぉ!スマイル発見!
しかも日本語を含む五カ国語で「スマイル=0円」と書かれているではないか!
ネスティーのアイスレモンティーMサイズ、2つで5400リラ(約320円)。氷は入っていないので得だか損だか分からない。
飲んでみると…甘い!非常に甘い〜!タイと張り合えるほどである。
マックの店内も大理石調でやたらと天井が高い。座った席の隣の広いスペースで、幼児達が騒いでいる。
ほとんど迷ったに等しいので、地図を確認。ナッツィオナーレ通りを目指してひたすら歩く。
ショウウィンドウが凝った物が多く、ショッピングをしつつなので、歩いても余り苦にならない。
またまた教会を発見!イエズス会の教会だ。
相変わらずでかいのだが、もはや当たり前のように点在しているので今回はあまり驚かなかった。
教会の近所に大きめの本屋を発見、入る。イカすパラパラマンガを発見!
絵本売り場ではかなりイカス絵本を発見!漫画や雑誌は売っていないようだ。
しかし財布にお金がほとんど無い上に、TC(トラベラーズチェック)も使えないとのことなので、諦めて出る。
夕方近くになってきたので、upimというデパートで生活必需品を買いたかったのだが、またもやTCが使えないので出る。
小さ目のデパートで、子供服&文具売り場には何と「CCさくら」グッズを発見!
諦めて出ると両替所を発見!急いで両替、デパートに戻るがあえなく閉店。レストラン以外店が閉まるのが早すぎ!
そろそろ夕食時なので、店を探しつつ通りをウロウロ。店頭の日本語メニューにつられ、半地下の「ZEUS」という店に入る。
丁寧な日本語のメニューを渡されびっくり。日本人観光客って多いんだろうなぁ。
手長海老のクリームリゾット、カニのカネロニ、ティラミス、パンナコッタを注文。
室内ではノリの良い歌声と電子オルガンの生演奏。やっと落ち着いたので、テーブルにおいてあるパンをかじりながら待つ。
…しかし注文した物が来ない。自分より後に来た人の物は運ばれてきているのに。何か間違っているのか?
2人して不安になる。まさかこのパンを全部食べなくてはいけないとか?落ち着かないでいると後ろでおじさんが怒っていた。
どうやら注文した品が遅くて店員のロベルト(店内でそう呼ばれてた)が怒られていたようだ。
待つこと一時間以上、ようやく料理が来る。ロベルトに肩を叩かれながら「SorrySorry!」と言われる。
しかし待った甲斐があったか(?)料理は絶品!非常においしい!
デザートが間違えてティラミスが二個出てきたハプニングもあった(ロベルトがまた謝っていた)が、基本的に満足。
さてお勘定は…レシート見ると約80000リラ(約4800円)…何だこのPianobar10000リラ(約600円)ってのは!
どうやらピアノ演奏代らしい。隣のおばさんがレシート見て怒っていた訳だ。
お金を払うと、「頑張れロベルト!」と心の中で声援しつつ店を出る。
外はすっかり暗い。夜のローマは結構コワ目。ホテルの近くまで来ていたので周囲を警戒しつつ歩いて帰る。
帰ってシャワーを浴び、選択。TVを点けるとなぜか「怪物くん」。オープニング曲が懐かしい〜!
嫁さんがさっさと寝てしまったのでボケ〜っとTVを見ていると…深夜12時過ぎ辺りから異変が!
何とHな番組が続出!しかも結構コレやばいんじゃない?て感じ!しかも他のチャンネルも似たような物が!
操作をミスって有料番組見ちゃったか?と恐くなるが違うようだ。チャンネルを行き来しながら惰性でしばらく見てみる。
…が、ポケットピカチュウを持ってくればさぞかしピカチュウが喜んだであろう歩数を歩いたためか、眠気が襲ってきたので寝る。


2000/09/21
朝6:30頃、激しい喉の渇きで目が覚める。気候が違うためか異常に乾燥する。うがい後再び寝る。
朝8:00、TVのアラームで起床。TVを点けるとなぜか「巨人の星」がやっていた。
一瞬「マサルさんだ!」と思ったのは花形だった。
朝食の組合せは昨日と同じ。「magro0.3%」と表示されたヨーグルトを発見!
「何!マグロ入りなのか?」と思ったが特に何も入っていない。脂肪分のことか??

今日は昨日入ることが出来なかったヴァチカンに向けて出発。テルミニ駅へ向かう。
初の地下鉄に挑戦。ここはとくにスリが多いそうだ。警戒しながら歩く。
地下鉄ホームに到着。落書きだらけの電車がホームに入ってくる。
平日朝の為か、ものすごい大混雑。混んでいる車両を避け乗り込む。
電車の中で突然楽器の演奏が始まる。しばらくするとお金をくれと周ってきたが、現地人と同じように無視。
ヴァチカン駅に到着。博物館入り口まで道を聞きつつ歩く。
と、途中でゲーム屋らしき店を発見!PS、DC、N64の品揃えが豊富!
様々な見た事のないタイトルが目に飛び込んでくる。
感心して見ていると、嫁さんが呼んでいるので行ってみると何と!メガドラ発見〜!
PAL、GENESIS、そして「グラナダ」等の日本のメガドライブ専用もあるではないか!
早速物色。持っていないソフトは7本。気になるお値段を店員に聞くと、電卓で示してくれる。
「20000リラ×7=140000リラ(約8400円)」…これは安い!
全てスポーツ物なのはやや残念だが、手持ちに余裕があったので全て購入。
お金を払い、ソフトの梱包を待っていると…何とショーケースの上にソニックの貯金箱が!
「あれ欲しい〜!」と言っていると嫁さんが英語混じりのイタリア語で交渉してくれた。
本来は売り物でないのだが、30000リラ(約1800円)で譲ってくれるそうだ。
やや値が張るが購入!嫁さんが「Made in Italy?」とシャレで聞いたら、
店員はイタリアのコインを取り出して入らない仕種を見せて「No!」。
GBC対応「モトクロスマニアックス」「マーブルマッドネス」を逃したのは非常に痛かったが、
ヴァチカン博物館に入る前だというのに随分な手荷物。無理矢理かばんに詰め込んで目的地へ向かう。
ヴァチカンの城壁側に着くと何と言う行列!ツアー客の集団が向かってきたので急いで最後尾に並ぶ。
入場料18000リラ×二人分払い、会場案内のヘッドホンを10000リラ(約600円)で借りる。
最初はエジプト関係の展示。案内にあわせて歩いていると嫁さんに急かされる。
そう、ここは後々気付くのだが、日本の博物館とは大違いでとにかく広い!
まともに周ると5〜6時間かかるそうだ。
珍しい石像やミイラはじっくりと見るが、後はなるべくはしょって歩く。
展示物も珍しい物が多くてついつい立ち止まってしまうことが多いのだが、
建物の作りがすごくて目を見張る事もしばしば。
何枚かカメラに収めたが、とてもじゃないけどフレームに収まりそうに無い。
こちらの博物館や美術館は自由に撮影が出来る。聞く所によると撮影禁止なのは日本くらいだそうだ。
石像が立ち並ぶ間はまさに日本製RPGに出てきそうな風景そのもの。安っぽいRPGに見せてやりたいくらいだ。圧巻。
タペストリーの間→近代美術を過ぎてお腹がすいてきたのでSnackBarに向かう。
アイスレモンティーとパン2つで12000リラ(720円)。こういう所なのにあまり高くない。
ここのメインである最後の審判のあるシスティーナ礼拝堂に向かう。
あまりの大きさにただただ圧巻。天井画や両壁に描かれたフレスコ画も素晴らしい。
出口付近で両替。何と10000円が200000リラ!普段は16〜17000リラなので両替率が非常に良い!
しかも手数料ナシ。三万円分両替する。
出口へ向かう螺旋階段へ向かう。二つのうち一つが工事中で残念。
昨日も来たサンピエトロ教会入り口側に向かう。昨日と違って厳重な警備体制はないようだ。
世界最大の教会と言われるだけあってその巨大さに驚く。中央部分に立ち見上げると、遥か上にドーム状の屋根がある。
階段を降りて地下の聖人の墓地へ。たくさんの柩が並んでいる。
外に出るとエレベーターで上に登れると知り、登る。随分と上に上がる感覚がした後、教会の屋上に出る。
外見通り、非常に高い。ローマの街並が一望できる。屋根の上に並んでいた石像も下から見上げた時よりも遥かに大きい。
さらに階段で上に登れるそうだ。室内の階段を上っていく。通路が斜めに傾き平衡感覚がおかしくなる。
どうやら下から見上げたドーム状の屋根の上を螺旋状に上がっているらしい。考えると足がすくむ。
そして突き当たりの入り口より入ると…ドーム屋根の内側に出た。見下ろすと遥か下方に小さく人が見える。