競技弁論のすそ野を広げるための教材
〜競技弁論の技術〜


著: 中 宣昭  @法政大学弁論部

    


もくじ

はじめに

オーソドック形式の弁論大会とは?

T,準備
 1、分野・テーマを決める
 2、調べる
 3、解決策を模索する
 4、解決策を見直す
 5、原稿を書く
 6、演題を決める

U,演練
 1、礼儀
 2、野次
   <野次のマナー>
   <ちょっと一言>
 3、声調態度
 4、質疑応答
   <関連質問とは?>
 5、書き直し→演練

V,大会当日
 1、開会式
 2、基準弁士
 3、弁論をする
 4、弁論終了後
 5、閉会式
 6、閉会式後

*注意書き

 
はじめに
この教材は、旧全関東学生雄弁連盟加盟校を中心に、広く取り入れられているオーソドック形式の弁論大会で必要と
される政策弁論の技術のみに絞って解説されている。これは、政策弁論が競技弁論界の主流であるため、また価値弁
論については、私はまだまだ勉強不足のため書き表すことができないためである。
これまでの弁論についての多くの教材は、その意義・意味・それによって培われる能力・弁士が持つべき心構えについ
て論じられ、技術のみに特化して書かれたものは少なく、何も知らない初心者には近づきがたかった。 
これは弁論に取り掛かる姿勢や、テーマ、演題などによってその形態が大きく影響される、多くが口伝えで伝播されて
来た、そして弁論は各人が各人の形を作り上げることを目標にしてきたためであろう。
もちろん意義・意味を持って弁論することによって、その完成度は上がっていくものと確信する。しかし、競技として弁論
を行っていたとしても、弁論が社会問題を解決することを目標にする以上、その意義・意味は必然と生まれてくるもので
ある。であるならば、今後は弁論界を入りやすい世界にしていくため、競技性を高めていくのも一つの方法であろう。
人によっては、そもそも意義・意味を持って弁論を見ない解説を薄っぺらなものと捕らえる方もいるかもしれない。しか
し意義のある考えを持ち、日々考えをめぐらしているものが発表の場を必要とし、多くの人に聞いてもらおうと、弁論の
技術を必要としたとき、このような入門書がその手助けとなる場面もあるはずである。
ここにおいて解説するのは、私の知る限りでの知識に過ぎず、ここに不足分の充足・各人の個性に合わせ応用を行う
ことが必要になるかもしれないことはご承知願いたい。本書に挙げられた通り技術を磨いても、君にはうまくいかないこ
とがあるかもしれない。それは、君の個性を生かす未知の弁論を目指す必要があるのかもしれない。
しかし、本書に書かれたことは、私が3年間に渡ってみた多くの弁士たちの形式をでき得る限り取り入れ、参考にしてい
る。これから競技弁論を行っていく多くのものに、役立つものとなっていると思う。本書に書かれた技術を参考にして、
また叶うならば弁論界の先人に教えを請いながら、各人独自の弁論を作り上げ偉大な弁士となってもらいたい。


これからの、競技弁論界を担う君たちに期待する!!



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オーソドック形式の弁論大会とは?
◎形式
 競技弁論は競技ディベートと違い、一名の弁士が演壇に立ち、弁論を発表する。その後、弁士が聴衆からの質疑をう
け、それに応答する。質疑は、主に反対側に立ち行われる。それは政策の欠点をつくことにより、その改善を求めると
いう消極的合理性を取り入れているためである。大会によっては、質疑を審査員が行う場合もある。
通常、視覚に訴える道具の使用は認められない。演台から離れて(前・横を含む)の弁論も認められない。質疑中に弁
士がメモを取ることは許されている。

◎時間
 弁論・・・・・10分前後(8〜12分が多いようだ)
        大会によって決められた時間よりも短・長すぎる場合、減点対象となる。
 質疑応答・・・10分程度(弁論時間とほぼ同じ)関連質問1〜2回
        
◎評価基準
 ・重要性(深刻性)・・・取り上げた内容の重要性・深刻性の評価
 ・実現可能性・・・取り上げた解決策が、実現可能かを評価
 ・独創性・・・取り上げた解決策が、今まで知られていない画期的なものかを評価 
 ・問題解決性・・・本当に取り上げた問題が解決策により、解消されるのか評価、
 ・論理一貫性・・・はじめから最後まで、矛盾したことをいっていないかを評価
 ・質疑応答・・・質問にあった答えを的確に答えているかを評価
 ・声調態度・・・聴衆に聞きやすく、見苦しくなく話せているかを評価

 通常、この七点が審査対象とされることが多い。 配点については、大会により、重視する点の違いにより異なる。通
常、審査員は3人以上で、聴衆の代表として社会的に信頼のある人が行うとされている。

◎分野・テーマ
 大会によって、自由な設定にされたり、分野・テーマが設定されることもある。

参考:農林水産大臣杯争奪弁論大会
   拓殖大学総長杯争奪弁論大会
   春秋杯争奪弁論大会
   全関東大学弁論大会
   東京六大学弁論大会
   雄叫杯争奪安全保障問題雄弁大会 など
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T,準備
1、分野・テーマを決める
 弁論をする問題の分野・テーマを、まず決めます。分野・テーマは、大会によっては決まっていることがあります。自由
に設定できる場合は、主に自分の興味分野・研究分野から決めることが多いです。そうすれば、その後の調査が少なく
て済み、楽しく調査できます。興味のない分野を選ぶと途中でやる気をなくすことがあるので気をつけましょう。また、そ
のテーマは社会的に重要な問題でなくてはなりません。弁論を聞いた聴衆にとって、その弁論が無意味なものであるこ
とほど、時間の無駄だったと思わせるものはありません。

2、調べる
 問題の分野・テーマが決まったら、その問題についてできるだけ多く調べます。これは弁士に最も重要なところです。
 最低限調べなくてはならないことは、その問題の歴史・経緯、関係団体、関係法規、既出の解決策、今後の見通しで
す。これ以外にも、できるだけ情報を集めておくと、質疑応答などのときに自信を持って望めます。
 分野・テーマや弁士によっては、フィールドワークに出て、直接当事者、関係者に話をお聞きしたり、実際に体験を得
たりしています。フィールドワークに出る際には、社会調査の方法などを参考にして慎重に行いましょう。

3、解決策を模索する
 問題を十分に理解したら、解決策を模索します。問題を十分理解すると、何らかの解決策が見えてくることが多々あ
ります。2の調べる段階をきちんとおこなってから解決策を模索しましょう。
 しかし、逆に問題の現状を理解すればするほど、打てる手は打ち切ったのではと思わせることがあります。そういうと
きは、自分ならばTの3、4を一時飛ばして原稿を書き始めてしまいます。そうすると、原稿を書いているうちに問題を
整理できて、何か見えてくることがあります。

4、解決策を見直す
 自分の考え出した解決策が、本当に問題の解決策となりえているかを見直します。解決策だと思ったことが、実際に
は的外れなこともあります。
 そして、解決策が導入可能か、導入するために必要なことは何かも考え見直します。この段階で解決策を現実に実
行可能なものにしていきます。どのような法規を改正・立法すればいいか、人々の意識改革が必要であるならばどのよ
うに意識改革を推進するかなどをつめていきましょう。
 また、解決策を導入しての成果を計ってみます。できるならば具体的に数値等で計ってみましょう。同時に解決策導
入のための費用も試算します。多くの費用がかかる場合、費用をどこから捻出するかも考えなくてはなりません。また
費用対効果が適切かも考えなくてはなりません。これはあまり詳しくまでは試算できないかもしれませんが、できるだけ
行うようにしましょう。

5、原稿を書く
 ここまで来たら、原稿を書きます。
 原稿は通常、
問題への導入→問題がどのように問題なのか→問題の深刻性→問題の原因→解決策(解決策の導入過程)→解決
策がどのように問題を解決するか(問題解決過程)→締め
 の順番で書かれます。
 弁論は読み上げるものであること、また聴衆が理解できなくてはならないことを念頭に入れなくてはなりません。くどい
表現・難しい表現をさけ、言いやすく聞き取りやすい表現をし、場に合った言い方・敬語を使うように気をつけましょう。
文を短く切ることを心がけ、途中で声に出して読んでみるとうまくいきます。
 問題の導入や、締めでジョークを交えたり、先人の言葉を引用するのも一つの技法ですが、使おうとすると意外に難
しいものです。使い方を誤っていないか、場にあっているか、下品でないか等を考えて使いましょう。
通常、400字を1分ちょっとで話します。
 
6、演題を決める
原稿ができる前でもかまいませんが、演題を決めます。演題はどんな内容か分かり、ちょっと目を引く表現があるとよ
いとされます。特に審査対象にはなっていませんが、審査員の印象をよくし、審査員によっては加点を与えることもある
ようです。

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U,演練
 原稿が書けたら、実際に弁論を行なってみます。この実戦形式での弁論の練習のことを演練といいます。通常、演練
会という形で、実際に誰かに聞いてもらって、野次や質問も入れて行います。
 実戦形式で十分に練習しておけば、あがりやすい人でも本番であがりにくくなります。特にあがりやすい人は、「度胸
付け」といって、人の多く通るところで、一人演練を行うこともあります。

1、礼儀
 競技弁論を行ううえで大切なのは礼儀です。これは、どんな競技を行うのでも共通で、他の競技者への敬意、順位が
決まっても恨みっこなしで正々堂々闘うフェア精神、自分の練習の成果を見ていただいた方にせめてものお礼の気持
ちを表します。 礼の場所・回数の参考は法政大学弁論部の方式です。その他、国旗が飾ってある場合、特別な方の
来場がある場合などは、弁論大会の主催者の指示に従って、または状況を判断して礼をしましょう。

まず、司会者に名前を呼ばれたら、壇上に上がる前に審査員に向かって礼をする。この礼は、できるだけ審査員よりも
上に立って礼をしたくないので、先にします。
壇上に上がったら、演壇に向かって礼をする。これは、我々が競技を行う場所を神聖なものとして礼をします。スポーツ
選手がフィールドに入る前に行う礼と同じです。
演壇前に立ったら、聴衆に向かって礼です。これは、壇上に上がる前に礼をしたいのですが、下で礼をしても、聴衆全
員には礼が見えないために壇上で行います。
弁論が終わったら、もう一度聴衆に向かって礼。壇上を下りるときに演壇に礼。壇を下りてから審査員に礼。

<弁論前>
・壇上に上がる前に、審査員に対して礼。
 ↓
・壇上に上がったら、演壇に対して礼。
 ↓
・演壇前で、聴衆向かって礼。
<弁論後>
・演壇前で、聴衆に礼。
 ↓
・壇上から下りる時に、演壇に礼。
 ↓
・壇上を降りたら、審査員に礼。

2、野次
 演練を開始する前に、野次について説明します。
 野次は、「弁論の花」といわれ、会場を活気付けます。
 そもそも野次とは、質疑応答の円滑化を図るために使われます。弁論の問題点を野次として叫ぶことにより、聴衆の
間で問題を共有し、重大な問題点を絞ることができます。これにより、時間の限られた質疑応答で的を絞った質疑がで
きるようになります。また、それ以外にも弁士に向けての声援という意味もあります。
 だからといって、ただなんでも言えばいいというものではありません。あくまで、主は弁論です。単なる妨害にならない
ように気をつけましょう。下のようなことが目に余る場合は、司会者が注意を与えます。
 また弁士は質疑応答などで野次に答えないようにしましょう。見ている聴衆からは何の質問に答えているのか分かり
ません。また、弁士には誰の質問に答えるのかを決める権利はありません。司会者が平等に質問者を指名していきま
すので、勝手に一人の質問を受け付けないようにしましょう。

<野次のマナー>
・弁士の人格、容姿など関係ないことを野次らない。(礼:バカ、デブ、ブタ、ブスなど)
・汚い言葉を使わない。(くそ、死ねなど)
・あまりに大きな声を上げて野次らない。ただ大声を上げるのは弁論の妨害でしかありません。
・大事なことを簡潔に表し、長く野次を続けない。他の人の野次に乗って続けるのもよくない。
・きちんと弁論を聞いて野次る。弁論をきちんと聞かないと的外れな野次をしてしまいます。

<ちょっと一言>
 分かりにくい話・判断に困る話を聞いているときなどに、周りの人が分かった・賛成のそぶりをしたりしていると、自分
も分かったような・賛成のような気がしてしまうことがあります。この効果をバンドワゴン効果といいます。この効果を使
って、ひいきの弁士のときに、大げさに賛成のそぶりをとることがあります。


3、声調態度
 弁論では声調態度が、弁論自体の説得力を上げ、完成度を高めます。逆に、声調態度が良くないと弁論の内容は素
晴らしいものであっても、聞いている側に伝わりにくくなります。
 声調態度は通常5つのタイプに分けられます。
A,弱々しいタイプ
 声が小さく聞き取りづらく、姿勢も縮こまっていることが多い。
B,冷静沈着タイプ
 声はそれほど大きくないが聞き取りやすく、低い声のことが多く、若干ゆっくりと話し、姿勢も伸びています。
C,中間タイプ
 声は大きく聞きとりやすく、姿勢も伸びている。
D,元気タイプ
 声は大きく聞き取りやすい、高い声が多い、若干早めに話し、姿勢も伸びています。
E,うるさいタイプ
声は叫んでいるに近い。姿勢はまちまち

 通常、入賞圏に入ってくるのはB、C、Dです。Aは練習が足りません。Eを使う弁士は、特別賞が設定されている大会
で特別賞を狙っていく弁士が使うことが多いようです。
 自分がB、C、Dどのタイプかは、声質・性格等によって変わってきます。どのタイプが入賞しやすいかということはそれ
ほど関係ないようです。Bタイプは説得力は増しますが、話が難しく聞こえがちになります。Dタイプは話は分かりやすく
聞こえますが、説得力が若干落ちます。Cは両方の中間です。
 声調態度のタイプは演練会のほか、発声練習、三分間弁論(3分間スピーチ)などを普段行うことにより、自分のタイ
プを見つけていきます。

 どのタイプにしても共通して練習しなければならないのは、
・声をはっきりと大きく、聞き取りやすい速さで(通常、一分に400字程度が聞き取りやすい早さです。)
・姿勢は伸ばし、ふらふらせず(内容・タイプなどによっては身振りなども効果があります。)
行うことです。


4、質疑応答
 質疑応答は、弁士が応答の練習をするとともに、他の者は質疑の練習も行います。大会を見に行ったら、質疑にもチ
ャレンジしてみましょう。
 質疑は、簡潔に要点をまとめ、弁士が分かりやすいようにしなければなりません。弁士が質疑の内容を取り違えない
ようできるだけ具体的に言うようにしましょう。
応答は、質疑の意図をきちんと理解し、質疑に合った応答を簡潔に分かりやすくしなければなりません。もし質疑の意
図が分からなかったら聞き返してもかまいませんが、質疑に対する応答を、質疑者に質疑で返してはいけません。(質
疑者に対して「逆にお聞きしますが・・・?」などはいけません。)また、もちろんのことですが自分の弁論と矛盾したこと
を言ってはいけません。自分の弁論で書ききれなかったことは応答中で補完してもかまいませんが、できる限りのこと
は弁論中に書いておきましょう。
このときに、質問をメモする練習もしておくといいでしょう。ちゃんと相手の質問を聞いている意思表示を態度でしめしつ
つ、聞きもれのないようにすることが重要です。実際の大会では緊張のため、頭が真っ白になってしまって質問を忘れ
てしまうことも考えられますのでメモは重要になってきます。

<関連質問とは?>
 関連質問は、質問者が先にした質疑を弁士応答後にさらに深く掘り下げるために、優先的に同質問者が続けて質問
できる制度です。大会によっては、同質問者に関連質問がない場合は、他の質問者に関連質問を認めることがありま
す。
うまい質問者は、弁士の応答を予測して先に予備質問し、その後にその応答を利用して核心を追及する質問をするこ
とがあります。

6、書き直し→演練
演練等で問題点が出てきたら、問題点を解決し、原稿を書き直します。
書き直したら、もう一度演練をしましょう。理想は、原稿を見ずに話せるようになるまで演練を行います。

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V,大会当日
大会当日は体調を整えて望み、遅刻などは厳禁です。余裕をもって会場に向かいましょう。会場につくと大会主催者か
ら、その後の予定などが説明されるので、指示に従います。主催者は大会の最終準備に追われていますから、邪魔に
ならないように緊張をほぐすなり、最終演練などして開会式を待ちます。

1、開会式
 開会式では、主催者の挨拶、審査員のご紹介、ルール説明などが行われるのでよく聞いておきましょう。

2、基準弁士
 多くの大会では、一番弁士は大会主催者側が弁士を出してくれます。これは、弁論のはじめや時間経過などの合図
などの大会によっての微妙な違いを他の弁士たちに見てもらうためなので、一番弁士は必ず見ておきましょう。特にこ
の一番弁士を「基準弁士」と呼ぶことがあります。基準弁士が入賞の対象になるかは、大会によって違うようです。

3、弁論をする。
 自分の順番の遅くとも一人前の弁士になったら、緊張をほぐしていたりしても止めて、会場の前の方の壇上に上がり
やすい席に座って待ちます。
 自分の番になったら、演練通りにがんばりましょう。

4、弁論終了後
 弁論が終わってほっとするでしょうが、一度着席し、会場内では騒がないように静かに待ちます。

5、閉会式
 閉会式で、審査員講評、順位発表、表彰、主催者あいさつなどが行われます。その後、記念写真の撮影などもありま
す。入賞できなくても、精一杯やったことに胸を張り、他の弁士のよい点を見習い次にいかしましょう。


6、閉会式後
 閉会式後は、大会によってレセプション・交流会が行われます。
 そこでは、審査員の挨拶、弁士挨拶、講評用紙配布などが行われます。講評用紙が配られたら、審査員に評価を聞
きに行くと今後の参考になる話が聞けるでしょう。

 これで大会は終了です。レセプション・交流会または打ち上げではお酒も出ることがありますが、飲みすぎないように
気をつけましょうね。

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*この教材を営利目的以外での競技弁論の教材として利用する場合には複写することは可能です。ただし、著者の
判断により複写を認めない場合があります。また、それ以外での利用での複写・無断転載に関してはお断りします。






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