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選んじゃいけない!
「新しい歴史教科書をつくる会」歴史・公民教科書

 今年は、中学校教科書の採択が全国で一斉に行われます。4年前、歴史をねじ曲げ、戦争を賛美する「新しい歴史教科書をつくる会」の扶桑社版中学校歴史・公民教科書が、多くの国民の反対で採用率わずか0.039%に終わりました。しかし、「つくる会」は今年の採択に向けて、地方自治体の首長や国会議員、地方議員を巻き込んで「つくる会」教科書が採択されるよう圧力をかけています。

岡崎でも「つくる会」教科書を推す動きが
@岡崎市議会 6月議会において野村康治議員(自民清風会総務会長 田口町 TEL46-2574)が6日の一般質問で「教科書の採択について 検討委員会の概要」として取り上げました。野村議員は、「つくる会」教科書をかざしながら、今中学校で使われている教科書は、国旗・国歌の歴史や建国記念日等の祝祭日や伝統的な年中行事の記述が全くないが「つくる会」教科書には記述があり、議員としては「つくる会」教科書がよいと考えているなどと、発言しました。(発言の詳細は下記

A子供達によい教科書を!愛知の会 岡崎支部長 岸畑守重(岡崎市寿町)(外5名)が陳情書「公立中学校の歴史・公民教科書の採択について」を議会に提出。 6月15日に環境教育委員会で取り上げられ、各会派が意見を述べました。(陳情書は会派が意見を述べるだけで採択には付さない)
【陳情書より抜粋】
「岡崎市(西三河一帯)の中学校は、従来から、これらの教科書の中でも最も反日的な記述の東京書籍製歴史教科書が使用されています。」「この教科書は全編にわたって『自虐史観』と『反日』の立場から編集されています。」「これに対して扶桑社製教科書は、現代日本歴史学のトップクラスの学者によって編纂され『日本の過去がよく見える、日本の将来の展望が開けている』のであります。」「地域の、そして日本の子どもたちが未来に希望を抱いて生活できるように貴職の格別のご配慮とお骨折りをお願い申し上げます。」

「つくる会」教科書NO!の声を広げて行きましょう
 8月末までに、各教育委員会で来年度の教科書が採択されます。子どもたちに、歴史をゆがめる戦争賛美の教科書を渡さない運動を市民の間に早急に広めていく必要があります。
「つくる会」教科書を子どもたちに渡さないために
(1)教科書展示会に行って、感想・意見を出す(用紙が会場にあります)

教科書展示会に出向いて、教育委員会に意見をあげましょう。
教科書展示会
岡崎図書館2階にて
6月11日(土)12日(日)・29日(水)30日(木)
7月1日(金)〜10日(日)休館日(7月4日)
 平日9時〜7時、土日5時まで
6月13日(月)〜28日(火)までは、
西三河総合庁舎1階県民生活プラザ
会場には、感想・意見を記入する用紙があります。
扶桑社歴史・公民教科書の実物を見て、要望を記入しましょう。

(2)教育委員会への申し入れ 
岡崎市教育委員(H17年度)
教育委員長 鈴木聰一  教育委員 大原憲一 仲井さち 寺部曉 
教育長 藤井孝弘
岡崎市役所 〒444-8601 岡崎市十王町二丁目9番地 電話 0564-23-6495

(3)野村議員を始め、自民清風会議員への申し入れ

飛び抜けて多い扶桑社への検定意見 
     文科省もさずがにこんなに削除・訂正意見を出さざるを得なかった!

「つくる会」教科書の問題点 ほんの一例です
 韓国併合
 日清戦争の前に「朝鮮半島と日本」という「読み物コラム」をもうけ、「日本に向けて、大陸から一本の腕のように朝鮮半島が突き出ている。」「朝鮮半島が日本に敵対的な大国の支配下に入れば、日本の独立はあやうくなる」と述べ、さらに元寇のことまで持ち出して、「元寇の拠点となったのも朝鮮半島だった」として、朝鮮半島の存在自体が日本にとって危険であるかのような認識にみちびこうとしています。そのうえで、韓国併合については、「日本の安全と満州の権益を防衛するために必要」だったという政府の考えと、欧米諸国も承認したことだけを述べて、日本側の立場を一方的に記述。韓国併合後の日本の統治によって生じた被害の実態や、抵抗運動もごく簡単に扱われているだけです。
 アジア太平洋戦争
 「つくる会」教科書は、これを「大東亜戦争」とよんでいます。この「大東亜戦争」という名前は、アジアを米英の植民地支配から解放するための戦争だという意味をこめて当時の日本政府がつけた名前でした。しかし当時の日本政府は、日本の植民地だった朝鮮の独立を認めるとは一言も言いませんでした。この事実だけをみても、アジア解放のための戦争というのは嘘だったことが一目でわかります。
「つくる会」教科書は、「日本の緒戦の勝利は、東南アジアやインドの多くの人々に独立への夢と希望を育んだ」と述べています。しかしいまのアジア諸国のなかで、日本のおかげで独立したと考えている国など一つもありません。
 戦争と国民
 アジア太平洋戦争末期のところで、「日本の将兵は敢闘精神を発揮してよく戦った」一般国民も「このような困難の中、多くの国民はよく働き、よく戦った。それは戦争の勝利を願っての行動であった」と称えています。なぜ人命を尊重せずに全滅するまで無理な戦いをしたのかという問題も、戦争そのものの善悪も考えさせずに、ただ国のためにつくしたのが尊いということを子どもたちの頭に植え付けようとしています。
 一方、日本の受けた被害は軽くしか扱っていません。広島・長崎への原爆は、「投下した」とたった一言書くだけで、被害の実相は全くなし。犠牲者数さえ書いていません。被爆国日本の教科書としては驚くべきことです。15万県民の命を奪った沖縄戦もたった2行半です。
日本の加害の事実
 「慰安婦」は全くかかれていません。南京大虐殺については本文の中のカッコ書きから注に移し、「南京事件」として一応書いていますが、「この事件の実態については資料の上で疑問点も出され」と否定論を追記しています。強制連行については、新版の申請本では「徴兵や徴用が、朝鮮や台湾にも適用され」と、あたかも強制ではなく法にもとづく徴用であるかのように記述し、強制の事実を隠蔽しています。東南アジアでの労務者の強制動員、植民地朝鮮での日本への同化政策と天皇への忠誠心の強制など、アジアへの加害の事実はほんの申し訳程度にふれているだけです。台湾については、加害にふれずに、「台湾の開発に力をつくした八田與一」というコラムをのせ、日本の植民地支配を賛美しています。
「つくる会」教科書の内容について
05年4月5日 子どもと教科書全国ネット21ほか15団体 より抜粋
教科書情報資料センターにも詳しい資料があります

◎愛知県 教科書採択状況(前回02年)

01年 02年 01年 02年
名古屋 大書 大書 大書 大書
尾張東部 大書 大書 大書 大書
尾張西部 東書 東書 東書 東書
海部 大書 大書 大書 大書
知多 大書 大書 大書 大書
西三河 東書 東書 東書 東書
豊田・足助 東書 東書 東書 東書
新城・設楽 東書 東書 東書 東書
東三河 東書 東書 東書 東書

野村康治岡崎市会議員の発言(該当部分)
◎岡崎市議会 6月議会での野村康治(自民清風会)議員の一般質問 6月6日
【教科書の採択について】
 本年夏、我が国の将来を担う子どもたちの教育に重大な影響を及ぼす一つの行政事務がまた全国でとり行われることになります。それは中学校の教科書の採択と呼ばれる作業だが、中学校の教科書の採択とは、民間の教科書会社が著作・制作し文部科学省の検定を通過した教科書の中から、それぞれの地域で実際に使用されるん一種類の教科書を選定すること。
 時あたかも中国各地で激しい反日デモ繰り広げられる姿がテレビで放映されているが、この背景に中国の事情にあわせた日本の歴史教育教科書を選定させようとするというねらいがあると思われる。中国人はよい人、日本人は悪い人と小学校の時から教え込む中国の政策は、戦争で負けた日本が中国への経済進出にたいし、はかりしれぬ不快感を抱き、商品のボイコット運動まで広げようと言う政策的意図があるように思えてならない。中国の教科書は国定、とりわけ歴史教育の徹底さは恐るべき。外国から内政干渉とも言える日本の歴史教育や歴史認識への批判は受けたくないが、それだけに日本の歴史教育をより真剣により深く正しいものにすべく検討されるべきもの。
 教科書の採択には本来、学習指導要領が定めた、教科書の目標や内容を基準として全国のを採択地区ごとに行われているが、教科書を採択する権限と責任はひとえに各教育委員会にあり、この作業は同委員会のなすべき仕事の内で最も大切なものの一つと位置づけられている。この教科書の採択という重要な作業が近年において世間で大きくクローズアップされる契機となったのは4年前の全国採択における扶桑社、新しい歴史教科書の出現だった。これが話題の教科書。この新しい歴史教科書は、一部マスコミの扇動や時代遅れの唯物史観、階級層史観に未だにとりつかれた過激派による暴力的非民主的妨害、さらには、周囲の心ない反日日本人のご注進心に端を発し一部の外国からの内政干渉とも言える不当な圧力の加わる中、多くの言われなき批判や中傷にされされた結果、4年前の採択ではわずか東京と愛媛の一部の学校だけが採択に踏み切っただけ。今回も全国的に大きな注目を集めると予想される。
 8月には採択を本市としてもするが、その前に、前回採択された現在の中学の教科書にされた経緯と検討委員会の中での論議になったことは何があったのか。本市の教育委員会として前回の検討委員会には 歴史教科書に対し、基本的姿勢をどこにおいてのぞんだのか。そもそも教科書採択の意義と法律上の位置づけと仕組みについて改めて説明を。
採択期間中の教科書や検討委員会はすべて原則として非公開のようだが、県教委が教科書の展示会を催している。いつどんな方法でどこで展示しているのか、教科書採択検討委員会や、委員のメンバーはいっさい非公開だが、過去教委検討委員会に対しどんな圧力や妨害があったのか、あったとするならどんな対応対策を高じてきたか?
 私は基本的には扶桑社の新しい教科書に対し関心を持つと同時に採択を希望する一人である。この夏に控えた中学校教科書の採択にのぞまれます本市教育委員会の基本姿勢を聞く。
 現行歴史教科書の検証について・・・学習指導要領には歴史という教科の目標として歴史的事象に対する関心を深め、我が国の歴史の大きな流れと我が国の歴史の特色と世界の歴史を背景に理解させ、それを通して我が国の文化と伝統の特色、広い視野に立って考えさせるとともに、我が国の歴史に対する愛情を深め、国民としての自覚を育てる、と明記されていることから、我が国の文化と伝統の特色を理解させ我が国の歴史に対する愛情を深めるという観点から、ごく常識的に考えて、必要不可欠と思われる具体的項目に対して現在本市で採択した教科書を用いてはいかなる教育がなされているのか、
一、国旗国歌の歴史についてはどう教えられているのか。非常に残念なことに採択された教科書にはなんと、国旗国家についてはいっさい一行たりとも記載されていない。国旗も国家もそれぞれ個々に長い歴史を持ち、歴史的所産であり、国の歴史教育にそれらについて教えられてないのはそれだけで致命的なことですらある。現在使用されている教科書で支障をきたいしていないのか、心配される。現状とご所見を、ちなみに新しい歴史教科書は、見開きp○のコラムに日本の国旗と国歌で平成11年に国旗国歌法が制定されるまでの国旗国歌の歴史的な経緯を紹介している。国歌君が代の歌詞の意味についても詳しく説明されている。
二、我が国の文化と伝統の特色を考えさせ、歴史に対する愛情を深める、その上ではうってつけの教材ともいえる、祝祭日と年中行事についていかに教えられているか、これまたたいへん残念なことに採択された教科書では祝祭日、年中行事はいっさい説明がされていない。これでは我が国の国民の祝日が我が国の歴史と全く無縁の単なる休息日にしか受け止められていない。と危惧する。実状と見解をうかがう。ちなみに新しい歴史教科書では祝祭日については建国記念の日についてのみ神武天皇の東征伝承の中でふれられており、年中行事については、江戸時代の地方の生活文化と題する項で、主な年中行事として元旦七草、じょうしの節句、彼岸、端午の節句、七夕、盆、すすはらい(?)についてイラスト付きで掲載されている。ほんの一例を紹介したが、これほど違いがあることでおわかりいただけると。
さらなるご返答をいただくようお願い申し上げます。

【教育長答弁】
5点の質問
1.教科用図書の採択の仕組みは、県教委では県内9地区にわけて行っている。当西三河教育事務所管内では、7市5町で西三河地方教育事務協議会を組織しているがその事務協議会が採択時期になると西三河教科用図書採択地区協議会を設置して共同採択を行っている。具体的には教科用図書採択地区研究員を委嘱して調査研究を依頼し、その報告を協議してその地区にふさわしい種目一種類の教科書案を合議で決め、その結果を西三河地方教育県教委事務協議会に答申。西三河教育事務協議会は協議結果を市町の教委へ通知しそれぞれ市町の教委でそれを元に採択協議している。
意義・・・教科書は教科の主たる教材として学校教育において重要な役割を果たして折る事をかんがみ、学習指導要領の目標を具現化するために綿密な調査研究に基づき、児童生徒に最も適切な教科書を提供できることにある。
法律上の位置付け・・・採択の権限は地方教育行政の組織及び運営に関する法律第23条第6号、採択の仕組みは義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律第10条から第14条、同法律施行令第8条から第14条に基づいている。
 前回、平成13年度に行われた教科書の採択の経緯については、岡崎市は西三河教科用図書採択地区科書協議会の共同採択案を元に教委会議で協議し採択。
論議・・・それぞれの教科書が子どもにとって使いやすいものであるか内容面、仕様面、印刷面などの観点から意見交換。
圧力妨害・・・市内においては極端な圧力や妨害はありませんでしたが、この教科書を使用するべきだという特定の教科書を推奨するような文章やこの教科書は使用すべきではないといった特定の教科書を批判するような要望が送付されることがあった、が採択に公正を期すためこうした行為に左右されることはない、
基本姿勢は、歴史教科書に限らずどの教科の教科書も岡崎の子どもにもっとも適切であるかというこで採択している。
2.歴史教育について・・・歴史を含めた中学校の社会科教育は学習指導要領にある広い視野に立って、社会に対する関心を高め、諸資料に基づいて、多面的多角的に考察し、国土と歴史に対する理解と愛情を深め、公民としての基礎的教養を培い国際社会に生きる民主的平和的な国家社会の形成者として必要な公民的資質の基礎を養うという目標のもとに行われている。特に歴史的学習については歴史的事象に対する関心を高め、歴史の大きな流れと各時代の特色を世界の歴史を背景に理解させることや様々な資料を活用して、歴史的事象を多角的多面的に考察する能力と態度を育成することなどを大切にしながら、社会科の目標達成のために行っている
3.国旗国家の歴史教育・・・国旗国家については平成11年、法律が制定され、国旗は日章旗とする、国家は君が代とすると明文化された。国旗国歌の指導は歴史教育に限らず、国際理解と国際協調の観点から調和のとれた指導に努めている。具体的には授業では現行の教科書小学校6年生社会科の世界の中の日本の学習において、国旗や国歌はそれぞれの国の成り立ちと深い関係があることなどを教師の適切な指導のもとに学習されている。
4.祝祭日と年中行事、集会における校長講話、学級の時間に話題を取り上げ、その意義をいきさせるように日々努めている。授業で言うと、社会科六年生の、政治の働きと国民生活の学習で祝祭日について扱ったり、社会科の3.4年生において地域の人々の生活について地域にに残る文化財や年中行事の学習をしたり、中学校で言うと英語科の生徒の身近なくらしにかかわる場面の学習で地域の行事を扱ったりするなどいろいろな場で適切な指導がなされている。
5.展示会、検定教科書の展示については6月11日、12日に市立図書館にて小中高の教科書13日から28日は市立図書館が工事で休館のために、西三河総合庁舎で小中の教科書を、6月29日から7月10日に岡崎市図書館にて小中高の展示を行う予定。誰でも自由に閲覧できる、6月1日号の市政便りにも掲載。
【野村第二質問】
教育の問題に関して私は関心が深い、教育長自ら応えたのは過去なかったこと。特に歴史教育と道徳教育は非常に密接な関係が有るが、道徳教育の指導の中で各担任がそれぞれ指導案を校長先生に出すという形でやると聞いているが。校長は内容についてそれぞれ承知しているのか。
国旗と国歌・・・国歌の斉唱は、卒業式にそれぞれの中学校の卒業式の中でどれほど行われているのか。
【教育監答弁】
1.道徳の授業・・・各先生が毎週提出する毎週の週案でどういうテーマでどういう授業を行うか校長は把握している
2.(国歌の斉唱は)全小中学校完全に実施している。