シャチのひねり滝

秋田県・仙北市・堀内沢支流・シャチアシ沢

撮影 2005年 10月16日 天気 晴れ

昨日の二天の滝に続き、今日は秘瀑、シャチのひねり滝へ目指します。
この滝は「秋田の滝300」の本に紹介されてますが、
沢登りの対象になる沢ではないのかほとんどその姿を見たことが
ありませんでした。前から行って見たかった滝のひとつなので
今回は非常に楽しみです。
道の駅「雫石あねっこ」から国道46号線を角館方面に行き、夏瀬温泉
入り口から車で比較的整備された未舗装道路を5キロほど行くと夏瀬温泉
に着きます。ここで車を止めて、5時前に身支度をしていきました。
まずは釣り橋を渡り、右に行くと百尋の滝方面へ(2005年10月現在通行止め)
いきますが、ここは左にいき、夏瀬ダム方面を目指します。しばらくは細い踏み後ですが、
だんだん車が入れるくらいの広い林道になります。まっすぐいくと生保内発電所のほう
から部名垂沢経由の林道と合流します。「秋田の滝300」にはかなり荒れている林道と
書いてありましたが、このあたりはそれほど荒れている感じはしませんでした。
このあたりは沢名が看板で書かれており、わかりやすくなってます。
林道終点から2俣になり、右の踏み後をくだっていくとすぐ取水口につく。
駐車場から約1時間ほどで着いた。ここから堀内沢を遡行しますが、
しばらくは右岸の水のないゴーロを歩いていき、草つきのところ
にはいると踏み後があります。この踏み跡が討伐林道ですが、
入り口はわかりづらいかもしれません。この踏み後を辿っていけば、シャチアシ沢
方面の時間がかなり短縮できますが、そのまま沢を遡行すると
なると何度も腰まで浸かったり、へつったりと時間がかかるので
大変です。
この討伐林道は途中で左に大きく曲がり、堀内沢の右岸の高いところに
あります。人ひとり分くらいの踏み後ですが、とくに難所みたいな場所もなく、
比較的緩やかに進んでいけます。
そのまま1時間強歩くと下るところがあり、そのまま踏み後を辿って
降りていくと堀内沢に出て、林業で使われた後のワイヤーがぶらさがって
るところにでました。ここにテープがあり、対岸にもテープがあるので踏み後
らしきものをさがしながら右岸、左岸と進んでいきます。
堀内沢に沿ってさらに約40分ほどで朝日又沢が右岸から、
さらに約20分ほど歩いて今度は左岸からイワイ谷が合流。
出合いには素晴らしい滝がかかってて水量も豊富な沢です。
さらに約20分ほど歩いてシャチアシ沢が左岸から合流してます。
出合いにはやはり滝をかけており、水量が豊富です。
ここは少し戻るとF1を高巻きする踏み後があるのでシャチアシ沢
の左岸を巻きます。

シャチアシ沢F1で落差は10mほど。

この滝を巻くとすぐF2となる5mほどの小滝があります。これも手がかりがなく、
左岸のぐずついたところを巻きます。ここは足の踏ん張りが効きづらいのでいやらしい
ところです。
その後、F3の滝もありますが、この滝は滝右側の壁を少し登り、滝右にある大岩へと
トラバースして落ち口に抜けました。このトラバースもいやらしいところ
でした。ほとんど左岸巻きして滝を越えましたが、この滝を過ぎたあたりから
ちらちらシャチが見えてきた。流行る気持ちもありましたが、
前衛滝落差15mほどの傾斜のやや落ちた滝があります。
この滝は右岸の草つきから巻いて越えました。ここを巻くとシャチのひねり滝
が目の前に迫りました。この滝の正面から見ようと思いましたが、
滝のすぐ下に水量の多い 小さなナメ滝があり、カメラをもったままだと
確実に濡れてしまうのと、時間もあまりないので左側から撮影しました。
落差は108mと書かれてますが、滝下から見ると70mくらいに
見えます。それでも下になるにつれて広かる水の流れがとても
綺麗な滝です。

ひねり滝という名前からねじれたような滝かと思いましたが、ひねりはなかったです。(^^;
以前はひねりがあったんでしょうね。水量も多く、見事な滝です。前前から見たかった滝が
目の前にあり、とても感動した瞬間でした。
紅葉はしてましたが、来週が見事かも。
時間は13時をすぎてたのでここからは懸垂下降をしてどんどん滝を降りて行きました。
最後のF1の滝下だけは空中懸垂となりましたが、ここはそのまま来た道を降りることも
可能です。
シャチアシ沢から堀内沢を下り、討伐林道を利用していきましたが、
日が暮れるのが早く、まっくらになる寸前に駐車場に着きました。途中のつり橋では
見事な満月が見れてよかったです。
最後に夏瀬温泉で癒していきましたが、リニューアルしたようでとても
綺麗な温泉でした。料金も500円でしたが、入浴時間が日帰りに場合は16時
までです。でも快く温泉へ入れてくれました。感謝です。
ここから「道の駅雫石あねっこ」まで行き、ここでわっぱ飯を食べましたが
ここの料理もおいしかったです。
ここで渡辺さんと別れて、のじやん号に乗せていただき、さらに
自宅まで送っていただきました。申し訳ありません。(^^;
帰宅はもちろん朝帰りです。
企画していただき、行きの運転であいのりさせていただきました
渡辺さん、しばし沢でリードしていただき、さらに帰りであいのりさせて
いただきましたのじやんさんにはほんと感謝です。
2人ともかなりタフだな〜と感心しきりの2日間でした。(^^)