

『BROTHER』とき評
とき
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「BROTHER」を観た 1/17
「BROTHER」を初めて観た帰り道
夜の黒い闇に 雲が白くボッと 浮かんで見えた
その隙間に 一瞬小さな星のような光が キラッと見えた気がした
目を凝らすと 白い雲が夜の闇に浮かんでいるだけだった
一瞬「たけしさんだっ!」っと思った
遠くへ行っちゃう!?(遠い存在と言う意味?)
寂しいけど 身が引き締まった
映画には夢のシーンが1つも無かったけれど
映画自体が長ーい夢のようだった
夢から醒めた私は 時折「芯をくらった・・」
「・・芯をくらった・・・」と言の葉を落とした
この映画の批評は今の私には出来ない
そんなの意味がない気がした
生きるだけだ
死が待っているのだから・・・
※映画を観た日に書いた物で、今は何か言える自分もいます。
でもこれを書いた時の初期衝動も捨てづらかったのでここに記しました。
(2001.1.21作)
「言葉は不自由だと言葉が言う!」
<ブラザー>
車が走っているだけの絵に
映画の血が脈打っているのを感じる
血の色が画面(網膜)いっぱいにほとばしる
血とは逃れられぬ運命の事か?
見慣れたはずの青はさらに深く無のキャンバスみたく沈潜している
オレ達が何処から来て何処へ行くかは
この血に聴くしかない
この血に従うしか
汚れたカバンが男から男へと託されていく
まるでDNAのように
不快と交互に訪れる陶酔の愉楽は輸血されたあの人の血の濃さの証
最期の黒人の解き放たれた無垢な感情の吐露は
閉じようとしたドラマに風穴をあけてくれた
(2001.2.23作)
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