確率という不明瞭

例えば……、
「これから3日以内に、昨日起こった地震の余震で、マグニチュード5.5を超えるものが起こる確率は10%程度と予想されます」
と、発表されて、実際にそれに相当する地震が起こったとする。
この場合、単に10%程度、にあたることが起きてしまったのか、予測された確率が間違っていたのか分からない。もしその確率が間違っていたなら、それは物理学者達に更なる研究を要求するものに違いない。
そんなことが、何度も連続して起きたとする。
10%の2乗は1%、3乗は0.1%だ。
どこで人間は、「おかしい」と判断するだろうか。とても難しい。
それは、「何度からがお湯なの?」という問いに答えるより難しい。
確率という概念は不明瞭だ。
しかし、世の中量子計算などというものがあり、確率という概念から確実な答えが導かれたりする。
ますますそれは不明瞭な概念となって、自分を襲う。