地方競馬で八百長をした騎手リストを大公開！

競馬予想Masters管理人の及川です。

今回は『地方競馬で八百長を行った・疑われた騎手』についてお話していきます。

ここに表示された騎手は全て犯罪者。

地方競馬の八百長に実際に加担した恐ろしい奴らです。

• 佐藤友則騎手
• 橋本直哉騎手
• 吉原寛人騎手
• 小杉亮騎手
• 秋元耕成騎手
• 島崎和也騎手
• 中野省吾騎手
• 友森翔太郎騎手
• 山崎誠士騎手

競馬に八百長はつきもの。そんなイメージは地方競馬の事件ありきの話ですが、なぜ、彼らは八百長に加担したり、悪の道に手を染めてしまうのか。

そして、なぜ、八百長はなくならないのか・・・

このあたりを深掘りつつ、八百長に加担した騎手のプロフィールやその手口を公開します。

八百長を行った・疑われている地方競馬の騎手を紹介

八百長は裏付けが取れてから公表されるため、明るみになっていない事件は星の数ほど。

数ある中でも有名な大事件として取り上げられた騎手の一部始終と、レースの内容を含めて紹介していきます。

佐藤友則騎手

生年月日	1982年3月23日
年齢	41歳
身長	163cm
体重	51kg
血液型	AB型

これまで掲示板などでも八百長を度々疑われており、これで処罰されないのはおかしいとまで言われていた佐藤騎手。

話題となったレースはいくつかありますが、特に気になると感じたレースがこちら。

佐藤騎手が騎乗したのは④フォーモサベレー。

スタートから馬のが横を向くほど引っ張っているのが分かります。

その後、ゴールまでも加速しないように思いっきり引っ張っており、正直誰がどう見てもおかしい。

そう思える程に違和感を感じる騎乗でした。

新人の騎手でもここまで酷い騎乗は見られません。

リーディング上位をマークしている騎手の騎乗とはとても思えませんよね。

SNSやニュースで取り合えげられたことも合ったのでご存知の方も多いと思いますが、笠松競馬場で繰り返し行われた八百長に関与していたとして、2021年に逮捕されています。

橋本直哉騎手

生年月日	1981年1月30日
年齢	42歳
身長	160cm
体重	50kg
血液型	O型

2021年6月4日の浦和で意図的に減速させたとして12日間の騎乗停止を受けています。

その際のレースがこちら。

橋本騎手が騎乗したのは①ビスタストリカ。

意図的かは分かりませんが、スタートがかなり遅れており最後尾につけます。

ただ、馬の自力で順位を伸ばし最終コーナーを曲がった時点で十分上位を狙える位置に。

3着の④ファンファンが減速しており3着は確定だと思われましたその瞬間、あからさまに3着に入るのを嫌っているようにブレーキをかけ結果的に4着に入線。

素人が見てもわざと前に出ないようにしているのが分かるほどの走りでした。

競馬ファンからは、この騎乗は12日の騎乗停止では足りないと大きな批判をうけています。

吉原寛人騎手

生年月日	1983年10月26日
年齢	39歳
身長	162cm
体重	–
血液型	O型

問題となったレースは2021年9月17日の金沢6R。

吉原騎手はこのレースで単勝オッズ1.4倍の圧倒的な人気を誇る①ハクサンルピナスに騎乗します。

騎乗に関しては問題なくも見えますが、綺麗に馬を押さえつけています。

違和感を残さず真面目に走っているかのようにみせられるのは、さすが天才と呼ばれるだけありますね。

では、なぜこのレースが八百長だとされているか。

その原因は異常オッズです。

圧倒的な人気を誇っているにもかかわらず、3着付は買われていません。

恐らく、ハクサンルピナスを外した馬券が大量購入されたことによってこのような状況に陥ったのでしょう。

他にも多くのレースで八百長が疑われていることも、このレースが八百長であることを助長しています。

小杉亮騎手

生年月日	1989年2月9日
年齢	34歳
身長	–
体重	–
血液型	–

問題のレースは2020年10月28日の船橋8R。

小杉騎手が騎乗したのは⑨ハクサンホリーです。

前半に後方につけ、加速しても馬券に絡まないであろうタイミングで一気に飛ばすという人気馬をわざと飛ばす時によくある騎乗をしました。

ですが、このレースではハクサンホリーの調子が良かったのか、本気で追ったら馬券内を狙えそうな展開に。

これはまずいと思った小杉騎手はあからさまに引っ張り意地でも3着以内に入らないように調整しました。

あまりにも八百長だと分かりやすい騎乗で世間からも大バッシング。

騎手が闘志を欠いたとして、4日間の騎乗停止処分となりました。

秋元耕成騎手

生年月日	1980年8月18日
年齢	42歳
身長	–
体重	–
血液型	O型

秋元騎手に関しては、現状騎乗停止などの処分はされていません。

ただ直近で2023年4月11日に船橋3Rに向正面～第３コーナーにおいて闘志不十分だと判断され、戒告(厳重注意)を受けています。

Youtubeにも、秋元騎手が八百長を行っているのではないかと疑われるレースが多く投稿されており、多くの方が秋元騎手を批判するようなコメントを投稿していました。

競馬ファン目線では八百長を行っている騎手だと判断されていることは間違いありません。

島崎和也騎手

生年月日	1985年9月13日
年齢	37歳
身長	150cm
体重	50kg
血液型	O型

佐藤友則騎手と同様に、2021年の笠松競馬場での八百長で逮捕された騎手の一人。

競馬関与禁止処分を受け無期限で競馬樹への出入りを禁止されています。

島崎騎手が八百長を行ったとされる代表的なレースは公開されていませんが、複数の八百長に関与していることは明らか。

特に問題となったのが佐藤友則騎手が八百長を行ったとされる2017年5月31日笠松2Rのレースで、新人の渡邉騎手が馬券に絡みそうになったところを妨害したシーンが出回っています。

八百長に関わっていない新人騎手までもを潰すような行為は世間から大きな批判を浴びました。

この行為の悪質さは八百長同等もしくはそれ以上と判断しても良いレベルです。

中野省吾騎手

生年月日	1991年11月1日
年齢	31歳
身長	–
体重	–
血液型	–

2009年に船橋競馬場でデビューし、現在はマカオで活動する中野騎手。

八百長を行ったという記録はありませんが、船橋での八百長に関する内容を2021年にtwitterで投稿しています。

この情報を知っているということは自身も八百長を行っていたということ。

自らの八百長を暴露したようなものです。

恐らく、国内ではもう活動することは無いと踏んでこのような発言をしたのでしょう。

ただ、このツイートは直ぐに消去されており、今では閲覧できない状態となっています。

友森翔太郎騎手

生年月日	1988年10月30日
年齢	34歳
身長	–
体重	–
血液型	A型

問題となったレースは2022年1月1日の名古屋競馬1R。

元旦に行われた初戦からまさかの八百長レースとなり、大きな話題を集めました。

友森騎手が騎乗したのは④マサノムサシ。

 

最終コーナーから非常に手応えが良く3着以内は確実か？と思われる伸びを見せていました。

ですが、馬の勢いを殺すように一気に減速。

最後の直進で完全に追うのを辞めているのが分かると思います。

このレースに対するSNSでの反応はこんな感じ。

名古屋1R

④マサノムサシに騎乗していた友森 翔太郎騎手、故障発生じゃなきゃ何なのか説明してほしいね。 pic.twitter.com/L6TBp91ODO

— 𝐉🅤𝐍 ᴶ͟ᴬ͟ᴾ͟ᴬ͟ᴺ͟🇯🇵 (@JUN_HorseRaces) January 1, 2022

単勝オッズ100倍を超える不人気馬が馬券に絡みそうな展開に湧いていたこともあり、かなりのバッシングを受けていました。

山崎誠士騎手

生年月日	1984年7月29日
年齢	38歳
身長	–
体重	–
血液型	–

問題となったレースは2018年7月16日の浦和競馬9R。

山崎騎手が騎乗している③パテティークに注目してください。

開始時点からかなり引っ張って後方でのスタート。

内側が開いているにも関わらず、外側に位置します。

逃げが有利とされる浦和競馬場に置いて、無駄な足を浪費するような走りはかなりの悪手。

3コーナーから4コーナーにかけて、他の馬が動き出しているにも関わらず何も反応を見せず、馬券に絡むのが難しい位置についてからやっと手を動かしだします。

元々実力のある1番人気の馬だったので、これでも4着に入線する結果となりました。

ただ、誰が見ても不自然な騎乗であったため、このレースで2日間の騎乗停止処分が言い渡されます。

2018年にも八百長を疑われたレースが合ったことも考えると、恐らく定期的に八百長に加担していると考えるのが普通ですね。

地方競馬の騎手が八百長を行う理由

結論から言うと、実際に地方競馬騎手による八百長が行われています。

理由は様々ですが、きっかけとなる大きな要因は地方競馬に八百長を行う風潮があるからです。

もちろん競馬場によって管理が異なるため、全ての地方競馬場に当てはまる話ではありませんが、過去に八百長が明るみになった競馬場での再発が多いのがその理由の裏付けとなっています。

中央競馬の騎手と比べて給料が安いというのも原因の一つですが、そもそも八百長をするまでのハードルの低さが地方競馬から八百長が無くならない一番の原因です。

その仕組や、実際どのように八百長が行われるかなどの詳しい情報が知りたい方は、過去に競馬予想Mastersが書いた以下の記事をご覧下さい。

>>地方競馬で八百長が起きる仕組み・原因を徹底解説！

八百長に手を染める騎手の共通点

八百長を行う全騎手に共通することではありませんが、多くの騎手に共通することが一つ。

それは、八百長を行う騎手は実績・実力のある騎手が多いという点です。

これまで逮捕されたリストをみても、ベテランの騎手やリーディング上位の騎手が多いのがその理由。

上手に行わないと八百長を疑われてしまうため、ベテラン騎手が中心となりある程度の腕が認められていないと八百長レースに参加することはできないということです。

地方競馬の八百長に関する掲示板(なんj)での反応

八百長に関与している可能性の高い騎手や、実際に処罰を受けた騎手を紹介してきました。

競馬場の運営サイドとしても八百長が起こると評判に関わってくるので重大な問題として捉えています。

地方競馬に投資している方の中には、八百長も含めて楽しいんで居るという方も少数いますが、純粋に地方競馬を楽しんでいる方にとっては許されない行為。

では、地方競馬で実際に勝負している方はこの問題をどのように考えているのか。

掲示板(なんj)に投稿されていた内容を確認していきましょう。

やはり、地方競馬の八百長についての議論が行われていました。

中には、八百長が合ったほうが当てやすいという方や、八百長も踏まえて予想をしたら良いという方もいましたが、実際のところ現実的ではありません。

八百長レースがある地方競馬の馬券を買う事自体が間違いだという考えもあるほど。

これは運営側としても賭ける側としても重要な問題。

今後も八百長がゼロになることは難しいと思いますが、多くの競馬ファンが気持ちよく競馬を楽しめる環境を整えることを徹底してほしいですね。

まとめ

以上が、地方競馬の八百長に加担した騎手の紹介でした。

八百長に関わると、検索をかけただけで晒し者になるということ。

実際に逮捕された騎手だけでなく、疑われている騎手にも明確な理由があると分かったはずです。

これだけ疑われている騎手が多い中でも、永久的な騎乗停止を言い渡されることは非常に少なく、八百長に対する意識とリスクの低さが八百長を行う騎手が耐えない原因となっているのでしょう。

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