Kilim
トルコのキリム


私は、キリムファンです。中近東、西アジア、色んな所で作られてますが、
やっぱり身近なものはトルコキリムです。トルコでも、エーゲ海、地中海、アナトリア地方と産地がそれぞれあります。
私が住んでいたカイセリも、絨毯、キリムのとても有名な所です。
面白いのは、産地によって色や模様が異なること。なので、だいたいスタイルを見ればどこの産地か見当がつくのです。
私が、持っているのはもちろんカイセリキリム。
ちょっと、ご紹介します!



だいたい、180×140くらいかな。カイセリのキリムは、色が鮮やかで、幾何学模様がメインです。
シンメトリーに綺麗になっていて、色数が多くデザインが細かなものが高くなります。
物によっては、左右の模様の数が違ってたりして手作りなので、ちょっとアバウトな品物もあります。
私が、以前持ってたものの中にも無理やり最後に合わしたな〜ってのがありました。
こういうものは、一見ぱっと見ではわからないのですが、よーく見てると、あれ??
普段に使う分には気になりません。その分、お安いので遠慮なしに使えます。


こちらは、廊下用なのでロング丈。250×80くらいかな?
上のより好みです。こういうスタイルも、人気があります。カイセリでも、絨毯&キリムばかりを売っている店が
集まっている場所があって、その辺りで自分の好みや、値段にあったものを選びました。
本当のキリムや絨毯は、それぞれ、1点物なので同じ物は2つとありません。
機械織りは、味がないので却下。サイズは、だいたい決まってるんですが、人が作ってるものなのでまちまちです。
店先で眺めてると、おじさんが他のものまで出してきてくれて説明してくれます。
良い物、悪い物色々ですが、こうして店巡りをしてるうちにだいたいの感じがつかめてくるわけです。
カイセリ人は、生来値切るのが得意な人達らしいのですぐには買いません。
じっくり吟味して、値段交渉してやっと、手に入れます。商売人のほうもわかってるので、買わなくてもOK。


右は、玄関用マットより少し大きめ。左は、一番上のものとほぼ同じで、180×140くらい。
キリムは、本当に味わいがあります。一般の家庭では、絨毯が好まれるんですが機械織りの絨毯はほんと味気ない。かといって、手織りはこちらでもかなり高価なもの。良いものは、先祖代々使ったりします。アンティークキリムも、かなり高価です。ここで、紹介してるものは気軽にデコレーションに使える安価なものですが、私は十分だと思ってます。部屋に一枚あるだけで、雰囲気がよくなるわけです。
普通のキリムは、けっして高価なものではないのですが、何故だか、日本では高いですよね。
イスタンブールでも高くなります。カイセリに帰るときは、買ってきてと、主人の友人に頼まれてるくらい。やっぱり、現地で買うのが一番安いんだけど、イスタンブールや海外に卸す物は良い物も多いそうです。地方に置いていても、宝の持ち腐れだしその方が高く売れるので。
でも、観光地の絨毯屋では粗悪品を高く売ってる場合もあります。私の友人は、イスタンブールで買ったのだけどこれはどうみても2万円はしないよ…という代物でした。それは、本人がその値段で選んで買った物なので、あえて言いませんでしたが、よく、色んな店をまわって調べて買うことをお勧めします。織り目がゆるゆるだったり、金具がついてたり(!?)、破れてたり…うーん、どうしてこんなの買ったのかなー。私も、観光客で来たのでよくわかるのですが、観光地特に、スルタンアフメットあたりの絨毯屋は客引きが凄かったり、日本語ペラペラだったりで、ついつい買ってしまうことがあります。良い絨毯屋さんもあるんだろうけど、私もいやな目にあった事があるのであまり良い感情はないです。この辺りの絨毯屋は特に。
実際の、トルコの絨毯屋は誇り高い商売です。押し売りなんてしません。以前、スルタンアフメットで一番初めに絨毯屋をはじめたご老人に会った事があります。今は、もう廃業してしいます。その理由が、今では本当の絨毯屋があの辺りではできない…と寂しそうに言ってました。信用できる絨毯屋は、まず押し売りをしないこと、どんどん値段を下げていかないこと、カードもOK!などと言ってこない事。全ての人が怪しいわけじゃないので、そこらへんは臨機応変に対応されることをお勧めしますが。キリムの良さは、自分ではかるのが一番です。自分が、気に入ったら値段と照らし合わせて決めましょう。なんか、うんちく臭くなりました。

私は、赤いキリムが好きなのでそれをメインに集めてます。いろんな、色のパターンもあるので面白い!以前、買わなくて後でちょっと後悔したのが、黒とショッキングピンクの組み合わせの大判のもの。えー…っと、思われる方もいるかもしれませんがこれが、かわいいんです!ほんと、お見せしたいくらい。
まだ、この他カイセリに置いてあるのもあるのでそのうちご紹介します。





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