血統書とは?
純血種には血統書が付いて売られています。
この血統書の申請は書類上の事だけですので、人間の戸籍のように医師の出産証明書や死亡診断書等は必要ありません。
血統書が付いている犬同士から、オスが何匹、メスが何匹生まれたという報告を血統書の番号と一緒にJKC(ジャパンケンネルクラブ・日本最大の血統書認定団体)に請求します。
よく、血統書を調べずに兄弟等で交配した犬を買う人がいますが、その犬は将来、足が曲がったり、尻尾が動かない、上下の歯の噛み合わせが悪いと言うような遺伝病が現れる事があります。
また、人気の犬種では近親交配を繰り返すために股関節形成不全、内臓疾患、難聴等の障害を持って生まれるケースが後をたちません。
良い系統でドッグショーのチャンピオン犬の子供でも、ドッグショー自体は日本でも年に500回は行われています。
海外でのチャンピオン犬を買ってくる業者もいるので、どのようなショーに出ていたのかチェックした方が良いでしょう。
普通、ショータイプの仔犬はペットタイプの仔犬より高価ですが、血統書自体がいい加減なものですので、本当にチャンピオンの子供であるとは限りません。
ペットショップによっては、別の仔犬にチャンピオンの血統書を付けたりして、すり替えている所もあるそうです。
純血種とは?
その犬種だけが持つ特徴を代々受け継いでいる犬で、いわゆる血統書付きの犬です。
それそれの犬種に特有の外見や性質、行動が備わっています。
ただし、遺伝的疾患が見られたり、病気によってはかかりやすい犬種がある等、健康面での注意が必要です。
雑種は個体によって、大きさや性格も違います。
また、病気に強いとも言われていますが、逆に全ての病気にかかりやすい可能性もあります。
さて、人気犬種を飼っている人達同士が交配させている場合、病気の犬や、血統書のない犬、アレルギーの犬であっても交配させている事があります。
少しでもお金になるからと、交配させても、血統書のない仔犬は雑種扱いになります。
スタンダードとは?
その犬種の標準であり、理想像です。
同じ犬種であっても、国や団体によって、内容に多少の差があります。
スタンダードはその犬種の歴史的背景を踏まえた、最もふさわしいとされる姿形です。
外観やサイズ、毛質や毛の色、性格等の細かい規定があります。
ドッグショーでは、この理想の姿に近いかで優劣が決められます。
一胎子登録
同一の母犬から生まれた子犬達を一括して登録すること。
血統証明書名義変更
名義変更して所有者になるためにはJKCクラブ会員である必要がある。
会員となるための費用
クラブ入会金 2000円(初回のみ)
年会費 4000円(2年以上まとめて支払うと、2年以降の分は年3000円になる)
記載されている内容
血統証明書上の正式犬名
国際畜犬連盟(FCI)・アジア畜犬連盟(AKU)公認の表示犬種
登録番号、性別、毛色、繁殖者、所有者
譲受年月日の表示登録日
生年月日、出産頭数
一胎子登録番号の表示父方の血統表示(父、祖父母、曾祖父母)母方の血統表示(母、祖父母、曾祖父母)血統証明書発行日
JKC公認の表示「両親繁殖認定犬」「極近親繁殖」「個体識別登録番号」の記載がある場合がある。
交配を許可する年齢
両親犬共に交配時において生後9ヶ月以上である必要がある。この年齢以下の場合は早期繁殖とみなし、子犬の血統証明書は発行されない。
登録犬を海外に輸出
輸出し、外国のケネルクラブに登録する場合は「国際公認輸出血統証明書」の発行を申請する。
申請の際にマイクロチップの装着またはタトゥーによる個体識別登録番号の登録がなければ受け付けられない。
両親繁殖認定犬
登録犬の両親犬が種犬認定されている場合に記載される。
同時に父犬・母犬の犬名の最初に「*」(種犬認定の資格省略記号)が掲載される。
極親近繁殖
登録犬の父犬と母犬が同じ両親の兄弟または親子関係にある場合に記載される。
この語句が記載されている登録犬を交配させる場合は優良犬繁殖の観点から、より近親繁殖にならないように交配相手を厳選する。
種犬(繁殖)認定
繁殖犬になるのに相応しい個体であるということを認定する試験。
「種犬認定委員」により犬種標準(スタンダード)に基づいて、体の各部がチェックされるほか、サイズ(体高・胸深・胸囲・体長・体重)、欠歯の有無、咬合の異常がないかチェックされ、審査短評が記される。
コメント欄に、外観、性格、頭部、体躯構成、四肢、被毛、歩様、健康状態の各項目に立てられている。
この資格を有する犬は、血統証明書の犬名の最初に「*」がつけられる。
以上 資料提供 : ペット塾