
| このコーナーでは当会に所属する練習生およびビジター・レッスンやセミナー・レッスンに参加された方々からの質問に対し、代表および当会所属のインストラクターの回答を掲載します。現時点では一般からのオープン形式を採用しませんので、ご了承願います。 質問の内容は基本的にジュンファン・グンフーおよびブルース・リー ズ ジークンドー(ジュンファン・ジークンドー)とその普及に関することをメインとさせていただいております。ただし、他の内容であっても早急に回答せねばならないと判断した場合にのみ、回答を掲載いたしますが、掲載期間を2週間以内と限定させていただきます。 |
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Question : ジークンドーにオリジナル派とコンセプト派がありますが、どのように違うのでしょうか?また、どちらで学んだ方がよいのでしょうか?
Answer : (回答者 : 代表)
オリジナル派はブルース・リー師祖が生前に自身が表現していたことと、教えたことのみを伝承しているグループで、ジュンファン・グンフーと最晩年の師祖が独自のスタイルと呼んでいたジークンドー最終形態(ジュンファン・ジークンドー)が、純粋性を保ちながら伝えられています。特に、ジークンドーの最終形態は、テッド・ウォン師父と他2名の弟子に伝えられましたが、現在それを完全マスターしているのは、テッド・ウォン師父のみとなっています。
コンセプト派はダン・イノサント師父が、師祖から学んだジュンファン・グンフー後期形態を若干改変したものをベースとして、さらに他流派も学ぶことにより自己を高めていく教えがなされています。このグループでジークンドーの最終形態を学ぶことはできませんが、他流派の研究ができるという点においては、有益なこととなっています。つまり、戦略法の幅が広がることになるからです。ちなみに、コンセプト派で教えられているジュンファン・キックボクシングとジークンドー最終形態は全く別物であるとお教えしておきます。また、師祖が残した粋だけを学んでいったとしても、決してただの真似になることはありえませんし、逆にトラッピングやチーサオを千年やったとしても、ジークンドーは体現できません!!なぜなら、構造となる土台が違うからなのです。
両側を長年修行した上級インストラクターである私の意見から申し上げますと、まずオリジナル派とかコンセプト派とかをあまり考えずに、両方を学んでみることは自己を進化させていくためのベストな方法であると思います。自分自身の経験/体験、そしてインスピレーションが、自分にとって最高の師であるように、他人から影響を受けるのではなく、まず自分で両方を学んで体験をし、そこから真実を導き出した方がよいでしょう。真実とは、あなたの外側(他人を含む)にあるのではなく、あなたの内側にあるのですから。これは師祖がクリシュナムルティーから学んだ“自己依存の概念”です。
両側にはそれぞれ利点(良い点)が存在しています。そういったポイントをよく観察して、自分のものとすればよいことです。ただ、現在ではジュンファン・グンフー/ジークンドーの開祖が、ブルース・リーであることさえ知らずに練習している人たちもいますから、自分の目的や目標を達成できるグループで学んでいけばよいのではないでしょうか。
そういった点で当会は、ニュートラル・ポジションに存在し、両側の利点を学び活かしていけるシステムを導入しているわけです。つまり、「井の中の蛙」と「机上の空論」にならぬようにするためで、過去に師祖がやっていたことを我々もやるということです。確かに、グループによって教える内容が違っていたり、教え方の優劣、実戦上での実力の差もあることでしょう。
本来、インストラクターというのは、生徒の自由を束縛してはならない存在です。いかに生徒の目的や目標の達成にヘルプしてあげるかが、存在の価値であると思います。
結果的に言ってしまえば、何をどのように吸収するかは、あなた次第ということです。ジュンファン・グンフーを学びたければ、それを教えることのできるスクールへ行けば、目的は達成できます。ジュンファンジークンドーだけを学びたい場合も、同様にすればよいことです。他流派も同時に学びたければ、一グループに所属しつつも、他グループへビジターとして学びに行ったり、セミナーなどに参加したりすれば、目標は達成していけるでしょう。師祖の武術全般(JFGF/JFJKD/他流の研究/適応の実験トレーニング/JKD哲学)を修得するには、この方法がベストであると思います。
ですから、当会では、生徒自身の手間を省くためにすべてを体験、修得できる教伝システムを開発し、行っているのです。