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サディズム

相手に肉体的・精神的虐待を与えることによって性的な快感を得る加虐趣味。フランスの作家、マルキ・ド・サド(ドナティアン・アルフォンス・フランソワ・ド・サド、1740〜1814)にちなむ。サドの作品中のサディストたちは、ありとあらゆる性的残虐行為を繰り返し、哲学的思弁を反復的に開陳する。その行為は直截で、機械的であり、マゾヒズムにおけるような心理的陰影がまったくみられない(→マゾヒズム)。サドの作品はさながら倒錯の見本帳であり、サディストが自分に対して肉体的虐待を加えることを要求する場合さえみられるのだが、それも刺激を受けることによる肉体的活力の増進を図る程度のもので、やはりマゾヒズムからはほど遠いのである。






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