理科が苦手な人は恐らく東大入試ではかなり不利な人です。
理系といえるのかどうか危ういほど「数学嫌い」が多い東大理二(笑)でも
理科がダメな人はあまりいませんし、「理科が白紙で受かった」という
例はあまり聞きません(数学や英語がほぼ白紙で受かったとかいう人は実例を知っていますが)。
それだけ理科は点差が開きやすい科目だということです。
理科は基本的には知識と練習経験が
点数に直結する科目なので得点は上げ易いはずですから、理科が苦手な人は
まずそれを克服するべきです。
あと、初めて目にする人が驚くのは多分解答用紙の特殊さです(^^;)
6mm幅くらいの横罫線が引っ張ってあるのですが、とにかく書きづらいです(T-T)
日頃からヘンな罫線があってもきれいに書けるように練習しておくと良いかもしれません。
因みに代ゼミの東大模試は本物とインクの色まで同じ解答用紙だそうです。
というか、同じでした(笑)。代ゼミの東大模試を受けた人は
その解答用紙をコピーするか貰うかして赤本とか解く解きにそれに
書いて練習すると良いと思います。
問題は3つの大問に分かれており、大抵各大問が1と2の二つのパートに分かれている
ので実質的には6題構成。試験時間が2科目で150分ということを考えるとかなり時間的に
厳しいです。
各大問の内容は1問目が理論化学、2問目が無機化学、3問目が有機化学です。
1問目の1では化学1B分野の計算がメインで(気体とか)、
1問目の2では化学2分野の計算がメイン(平衡)。
化学2分野といっても前期試験では反応速度よりも専ら平衡の問題が良く出ます
(たまには反応速度も出ますからやっておかないと痛い目にあうことも)。
この大問1は結構年によって難易度にばらつきがあります。
簡単な年は簡単ですが、結構見慣れない題材が出てくることもあります(2005年とか)。
2問目の無機化学は無機の知識問題がメインです。計算問題もありますが記述問題
も出ます。問題の難易度にはばらつきはありますが、そこまで難問が出ることは
少なく、知識分野なだけに高得点が欲しいです。
3問目の有機化学は化学1B範囲の有機が
出ることが多いですが化学2範囲ももちろん出題されるので対策は抜かりなく。
東大の有機化学は毎年易しいので有機化学は満点目指して確実に得点できるようにしましょう。
以上より、
問題を解く順番としては3→2→1と遡るのがオーソドックスだと思います。
有機でまず確実に満点を取り、無機で出来る限り高得点を取り、理論で
難問と思われるもの以外を得点するという方針がベストです。
分からなかったら考え込んでいる暇はないのでまずはとばしてとにかく
解ける問題をギリギリまで解くのが正解だと思います。
■センター試験から東大二次試験まで
化学1・2重要問題集
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東大の友人達に「受験生の時化学の問題集は何を使ってた?」と聞いたところ、全員が
答えた問題集。私は1浪した春にやり始めましたが高校生なら学校の傍用問題集と並行して
出来る限り早くから手をつけておきたい問題集。これをやるだけでセンターどころか
二次試験の化学にも通用する実力が養われます。使った問題集はこの問題集と過去問だけだった
という人もいました。どこの大学を受けようとも必ずやるべき問題集だと思います。
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視覚でとらえるフォトサイエンス化学図録 (新課程用)
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図録の中で一番評判が良いのがこれです。普通の受験参考書にはカラー写真などはなかなかないので
覚えにくかったり誤解しやすかったりしますから化学の勉強にこういう資料集は必須だと思います。
写真があるだけで沈殿の色も覚えやすいし、身近な化学的題材・工業の中での化学的題材は東大化学によく
出てくるので資料集を読み込めば本番でそれを題材にした問題が出たときに非常に有利
です(実際私が受けた年にもそういうのがあった)。私が使っていたときのものからさらに改訂されたようです。
まだ持っていない人は是非手に入れて下さい。
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■東大レベル専用の参考書&問題集
化学1・2の新研究
化学1・2の新演習

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無機化学や有機化学の記述問題などには教科書レベルの知識だけでは太刀打ちできません。
より多くの知識を得るために絶対的に支持されているのがこの『化学1・2の新研究』。
通読する人もいますが、その厚さから辞書的に使う人も少なくありません。
大学に入ってからも役立つ知識も沢山あります。
有機と無機の分野だけ、など範囲を絞って読むのもよいと思います。
東大の化学の中でも有機と無機は
絶対に点数をとりたい分野なのでこの本でしっかりと必要な知識を身につけましょう。
『化学1・2の新演習』は
同シリーズの演習書です。
こちらは上の『重要問題集』と人気を二分する問題集ですがこっちの方が
量が多く難問揃いで、「これさえ出来ればどんな問題が出ても満点とれる」という
レベルの問題集です。化学で満点近くとって勝負したい人には最適です。
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有機化学演習
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有機化学ならこれというぐらい有名な『有機化学演習』。
つい最近改訂されて新しい問題も多く含まれるようになりました。
例年の東大の有機で満点を取るならこれで充分です。私もこの本を何度も
繰り返しやりました。もちろん東大入試だけではなく大学受験の有機化学の
問題を網羅している問題集です。東大志望者なら絶対にやるべき問題集です。
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新理系の化学問題100選
新理系の化学(上)
新理系の化学(下)
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『新理系の化学問題100選』は難問揃いで有名な問題集。
東大の化学で満点とりたい人はこれをやりましょう。特に理科で満点近くとらなくては
ならない理三志望者は是非ともやるべき問題集です。
『新理系の化学 上・下』は大学に入ってからも役立つレベルの参考書です。
理三志望者に限らず、化学で高得点をとりたい全ての人向け。
上と下を両方とも読めば大学入試の化学対策は万全です。教科書は易しすぎるし
『化学1・2の新研究』は辞書みたいだし「受験化学の教科書」的なものがないと嘆いている
人にはぴったりだと思います。この著者である石川正明先生の
他の本もオススメです。『原点からの化学シリーズ』の有機と無機なども
非常に重宝しました。
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■東大化学---東大入試に特化した対策
実戦模試演習東京大学への理科
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過去の駿台の東大模試を収録した模試問題集。物理・化学・生物が一冊に入っています。
理科(特に化学)に定評があるだけにこの模試問題集は良かった!解説も詳しく、
東大型の問題を多く解きたいときに非常に役立ちます。私は浪人した年に
3大予備校の模試問題集を全部解きましたが、化学は駿台の問題が一番手ごたえありました。
かなりおすすめです。 |
2005入試攻略問題集 東京大学理科
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河合塾の東大オープンを収録した模試問題集。河合塾の模試問題集の強みは
とにかく解説の詳しさ・細かさ・採点基準などの明記などで、単なる問題の
寄せ集めではありません。これも物理・化学・生物のセットですが
3大予備校の東大模試問題集の中で
トータルで一番評価が高いのは河合塾です。問題の質や難易度も本番に一番近いと思います。
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東大入試プレ問題集 理科
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代ゼミの東大プレを収録した模試問題集。物理・化学・生物のセットです。
生物は他の予備校の模試問題集の中でダントツにレベルが高いですが、
化学はやや分量が少ないように感じます。本番の入試よりも計算問題が少なく
記述問題の方が多いという印象があります。
東大化学の易しめ〜標準的な問題をpick upした感じなので
模試問題集の中でまずは易しめから
始めてステップアップしてゆきたいという人には良いと思います。
とはいえ3大予備校の模試問題集を全部解く人も少なくないので
結局全部買って解いても良いと思います。浪人生は特にやるべきです。
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