◆東大国語◆

東大国語対策全般

理系の場合、国語は3つの大問に分かれています。1問目が現代文、2問目が古文、3問目が漢文という セットは毎年変わりません。どの問題も難易度は標準的で、正統派な問題が多いので解きやすいと思います。 特に漢文は易しいので満点を狙えます。現代文ではちょっと前までは作文問題がありましたが 最近はめっきり登場の機会がないので作文の対策は特に必要ではないでしょう。 古文は『源氏物語』が良く出ます。大まかな話の流れを予め知っているだけで 得点に結びつくことが多いのでストーリーを知っておくことをおすすめします。


東大国語---参考書&問題集

■東大現代文対策
出口のシステム現代文(解法公式集)
現代文ではあまりにも有名な出口汪の解法公式集。難易度別のシリーズが色々ありますが、 この一冊だけで充分使えます。現代文を読み解答するための公式と それを使って解く問題が提示されていて、この一冊を読み込むだけで「問題を解くための正しい読み方」 を身につけることができます。国語が苦手な人はただ漫然と読んでいるだけで正しい読み方を 知らないというのが一つの原因です。それが分からないまま読解問題の数をこなしても効果はありません。 正しい読み方を身につければあとは練習あるのみです。 長文読解問題集は退屈で挫折しがちだと思いますが、これは公式と問題のセットになって説明が長ったらしくないので 飽きずにサクサク進められると思います。 私はもともと国語がとても得意だったのですが、国語が得意な人から見ても普段意識していない読解のルールを 改めて確認することができるので充分価値があると思います。
出口の現代文レベル別問題集 5上級編
国語が瀕死な人はこのシリーズのもうちょっとやさしめのレベルで基礎固めをしたほうが良い。 この「上級編」はもっと現代文の得点を上げたい人・さらに現代文の得点を上げたい人向け。 記述問題が多いので東大対策としてはこのレベルからという印象を受けます。 評論が殆どで小説が少ないというのも良いです。センター試験を除いて小説対策は基本的に不要ですから 効率的に問題演習ができます。
出口の現代文レベル別問題集 6難関編
現代文の実力に磨きをかけたい人向け。国語が得意な人が国語の長文問題集を解こうとすると 大抵解説がだらだらと冗長に見えてつまらなくなってくるものだと思います。この本は解説に 余分な説明がないので国語が苦手な人には「説明が不親切」と感じられるかもしれませんが国語が 得意な人であれば効率的に実力を上げてくれる本になってくれるはず。
現代文試験に出る読解ワード300
中学校までの国語と大学受験の国語の違いは背景知識が必要かどうかであると思います。 私は社会科が苦手だったので歴史とか経済とか政治とかの話が出てくると読む気が失せてしまうという 困った性質を持っているようなのですが(まるで他人事)、多分そういう人は結構多いのではないかと思います。 自分が知らない分野の言葉が文章のキーワードになっていることはよくあります。 文章の中で当たり前のように使われているけど実は良く分からない……そんな経験ないですか? この本は単なる難解な語句を集めた辞書のようなものではなくて、文章を読む上で背景知識として なくてはならない語句の解説本です。もちろん、受験をしっかりターゲットにした本ですから 下手に「大学受験範囲を超えて教養を身につける」とかいう類のものではありません。 語彙を増やすことがいかに重要かを実感できる本です。
■東大古文対策
マドンナ古文単語230
兎にも角にも古文は単語。古文単語集は巷に沢山あるけれど文章の中で覚える系は挫折しがちだし、 かといってただ単語を羅列したものは覚えにくい。マドンナ古文は手に取るまでは 「何か全部語呂合わせとかで覚えていそう」「ふざけていそう」と思いがちですが 必要な単語がコンパクトにまとめられていて、語源の解説も多いので覚えやすい! また、古文常識などの背景知識も盛り込まれていて単語以外の知識も豊富に身につきます。 東大の古文はあまり難易度が高いわけではないので古文単語ならこれでOKです。勿論余力がある人は もっとやっても良いですが。とにかくこれは非常にお薦め。巻末に単語カードのオマケつき。 単語帳を使って覚える人には嬉しいですね。いちいち書く手間が省けます。
マドンナ古文常識217
東大にも良く出る平安前後の文章は特に古文常識がないと読めないものが多いです。 文法も単語もやったのに何で古文ができるようにならないんだろう?という原因は古文常識を知らないから かもしれません。といっても古文常識を分かりやすくコンパクトにまとめてある参考書は少ないです。 古文常識なんて何日もかけてやる余裕はありませんからいつでもどこでも息抜きに読めるようなもの が良いと思います。
あさきゆめみし
源氏物語のストーリーを詳細に描いた超有名な漫画『あさきゆめみし』。学校ですすめられた人も多いのではないでしょうか。 東大古文では源氏物語は頻出ですから源氏物語のストーリーや問題設定を知っておく必要があります。 とはいえ現代語訳版であっても、ましてや原文を全部読むなんてなかなかできません。 でも漫画なら読みやすいし、記憶に残りやすいですよね。この本は漫画にありがちな「原文と違う!」とかいうことも ないですし、本当に勉強になると思います。しかも話の流れを知っていれば問題文を読むまでもなく 答えられたりすることもあります。そういう意味で、かなり得点に直結すると思います。
富井の古典文法をはじめからていねいに
古典文法の参考書で一番売れている本(らしい)。基礎から応用まで、入試に必要かつ十分な量の文法が コンパクトにまとめられています。全ての古典文法をまとめたものが別冊になっており、確認用として 重宝すると思います。また、暗記しなければいけないものはCDに吹き込まれているので聞くだけで簡単に 覚えられる工夫がなされています。古文がさっぱりな人も実力をさらに上げたい人も、 この本を何度も読めば古典文法で不自由することはなくなるはずです。
■東大漢文対策
田中雄二の漢文早覚え速答法
東大の漢文はこの一冊だけで満点が狙えます。この本は必要かつ十分な知識を 極めてコンパクトにまとめて、できるだけ時間をかけず手間をかけず労力をかけずに覚えられる本です。 「試験で点が取れる」と銘打ってありますが小手先のテクニックではなくて内容は正統派です。 でも試験に出ないようなマニアックな句法など、必要でないものは完全に切り捨ててくれているので まさに得点に直結する知識を押さえています。 この本の良さはamazonのブックレビューが物語っていますね。東大受験生必読の書です。
■東大模試問題集など
2005入試攻略問題集 東京大学国語
河合塾の東大オープンを収録した模試問題集。河合塾の模試問題集の強みは とにかく解説の詳しさ・細かさ・採点基準などの明記などで、単なる問題の 寄せ集めではありません。東大国語といったら河合塾。 かつて問題文及び問題の見事な的中を成し遂げてくれました(しかも1回ではなく)。 的中した年は「数日前に見た問題だ」とびっくりした受験生が多数居たのは勿論、 入試問題漏洩かと騒ぐ人も多数居ました。まぐれでも漏洩でもなく、出題者の 専門分野を調べ、その分野の専門家ならどんな本を読むのかを洗い出し、 出題しやすそうな箇所をpick upするという凄いことをやってるみたいです。 河合塾の人達は「我々は的中させるのが仕事ではない」といたってクールですが この模試問題集から同じ問題が出る可能性もあります。 河合塾の国語は本当にやる価値あります。
東京大学研究 国語
模試問題集ではなく東大の過去問ですが分野別に編集されており、難易度順に構成されているので 過去問を漫然と解くよりもはるかに高い学習効果を得られます!これは非常にお薦めです。 これをやることで東大国語で出題される分野の中で自分はどういう分野が得意なのか・苦手なのか がハッキリすると思います。得意分野は難易度の高いものにいきなり挑戦しても良いし 苦手分野はやさしめのものからじっくり取り組むと良いと思います。傾向もつかめて 実力も効率的にupさせることができる数少ない国語の良書!
実戦模試演習東京大学への国語
過去の駿台の東大模試を収録した模試問題集。駿台というと理系のイメージが ありますが国語も(他の科目同様)本番よりもやや難し目です。河合塾の問題よりも 手こずるのではないかと思います。これをしっかりやりこなせば本番は簡単に感じるのでは?
東大入試プレ問題集 国語
代ゼミの東大プレを収録した模試問題集。代ゼミの国語も多少ひねくれて作ってる感がありますが 難易度は普通。古文はしっかり作られているのでやっておいて損はない。

BACK