RACE = rapid amplification of cDNA ends PCRを応用してcDNAの3'-末端を取得する方法である。
使用しているキットは宝酒造の3'-full RACE core setである。
☆Protocol!☆
1) 試料とするtotal RNAを精製。最低1μg必要
2) 反応系(total 20μL、200μL容のPCR tube)
8.5μL RNase free H2O
2μL 10×RNA PCR Buffer
4μL 25 mM MgCl2
2μL 2.5 mM each dNTP mixture
1μL AMV reversetranscriptase XL (5 U)
0.5μL RNase inhibitor (20 U)
1μL Oligo dT-3sites adopter primer
1μL total RNA (1μg/μL)3) Thermal Cyclerで逆転写反応を行う。
30℃、10分→50℃、30分→5℃、5分(1サイクルのみ)4) 逆転写反応溶液をそのままPCRに用いる。下にLASAP2の3'-RACE成功時の反応系を示す。なお、逆転写反応液は下の量を上限と考えた方がよい。
20μL dH2O
10μL 5× Buffer B (elongaseに添付)
10μL RT反応液
6μL 2.5 mM each dNTP mixture
1μL 3'-sites adaptor primer*
1μL SAP2-RT5S (20 pmol)
1μL Elongase (Gibco BRL.)94℃、1分→55℃、3分→72℃、5分 (30 or 60 cycle)
↓
4℃、Hold5) PCR溶液の一部を取り、電気泳動により確認する。
* 3'-sites adaptor primerにはBamHI siteなど制限酵素部位ができるようにデザインされている。目的とする断片の既知の配列を利用して、制限酵素部位ができるようにデザインしておけば、後のサブクローニングが容易になる。