非RI核酸標識システムを利用しての解析




従来、プラークハイブリダイゼーション、ノーザンハイブリダイゼーション、サザンハイブリダイゼーション等に用いられるプローブの標識には放射性同位体(RI)が用いられて来た。RIは非常に感度好く検出することが可能であるが、最も有用な32Pは半減期が短く、従ってこれを利用することは経済的でない。また、人体に及ぼす危険性も甚大で、操作を行うに当たり充分留意する必要がある。 近年、幾つかの非RI標識法が開発され、感度好く検出できるキットが市販される様になった。非RIによる標識の利点は、一旦調製したプローブの保存が数カ月可能なこと、このことにより経済的効果が望めること、更には人体に対して無害であり特別な施設・機器を必要としないことなどがある。現在、プローブの標識にはdigoxigenin-labeled uridinetriphosphate (DIG-UTP) 及びfluorescein-11-dUTP (Fl-dUTP)を用いて、抗原抗体反応による発色・発光により検出する方法が使用できる。なお、DIG法によるプローブのdigoxigenin-dUTPラベルには、Boeringer Mannheim社のDIG DNA Labeling Kitを、DIG法による検出にはBoeringer Mannheim社のDIG Nucleic Acid Detection Kitを用いる。そして、プローブのFl-dUTPラベル、及び検出にはAmersham社のGene ImageTM labelling and detection system RPN. 3500を用いる。




ここには次の項目があります。


DIG (Boeringer Mannheim社)


Gene Image(Amersham社)


DNA, RNAのブロッティング