Beats for lonely hearts in suicidal,sentimental domain.
――自己破壊的、感傷的領域における孤立点への諸干渉――
霧越カズト
プロローグ
1
それは、寒い夜だった。
凍りつくような空気の中、意識だけが加速していく。
キャンパスの端のほうにあるこの辺りは、昼間でも人通りが少ない。まして深夜。
風も無く、音も無く、月が啼く。
タバコの先端が、蛍のように瞬く。
それを無造作に投げ捨て、彼が訊く。
「どうして、だ」と。
「どうして? 必要だったからだよ」向かい合った女が答える。
「必要? 誰がそれを必要としたんだ? 少なくとも彼女は必要としていなかった。違うか?」
「違わないな」
「ならどうして?」
「必要としていたんだよ――システムが」
一瞬の間のあと、校舎の壁に反響する轟音。ずきずきと痛む耳鳴りのような、その音の中で二人は接触していた。
「システムだと? そんなモノの為に彼女が殺されたのか?」女の頭に拳銃を突きつける。
「その必要があると判断されたからだ」女が持ったナイフは、あと数ミリで男の首に突き刺さる。
そして、世界が赤くなり、もう一度、静けさが夜を支配した。
晩秋の空は高く、街路樹の合間から鋭い青が覗いていた。
色付き過ぎた葉は、枝からその身を投げる。道行く人間はそれを踏みにじる。
そこには命あったものへの尊厳のかけらも無く、ただ、無感情のみがある。
彼は、耳元のディストーション・ギターにのみ耳を傾け、苦しみの声を聞こうとしない。
彼女は、虚空を見つめ、死に逝く姿を見ようとしない。
そんな中、その女だけは高い空を見上げ続けていた。両目から涙。
青白い、真昼の月。
そこへ向かって、一筋の飛行機雲。
白く、続いていた。
・
・
・
第1章
1
兄が、死んだ。
殺された、らしい。
らしい、というのは、兄を殺した人が見つかっておらず目撃者もいないということで、実際にはどういう状況だったのかはっきりしていないというだけのことである。警察によると、死因となった首の傷をつけた刃物が見つかっていないということ、また現場に争ったような跡があるということから、ほぼ間違いなく兄は殺されたと判断できるのだそうだ。
兄が、殺された?
その事実は、僕に大きな衝撃を与えた。極めて狭い交友関係、空気のような性格――誰からも嫌われない代わりに誰からも好かれないような、そんな兄が他人に殺される理由が思い浮かばなかった。
そう、理由がわからないというのが、僕を非常に不安にした。
その理由のなさが、兄の死を他の凡百な死から際立たせていた。
偶然車のスピードを出しすぎていて、偶然病にかかって、偶然転落して、偶然他人の嫉妬を買って、偶然強盗に襲われて、偶然偶然偶然偶然偶然偶然偶然偶然偶然偶然偶然偶然偶然……
全てが偶然の中、兄だけが、なぜか必然に思えた。そうなる理由がないのは、はじめからそう決まっていたから? なら、誰が決めた? 運命? 神?
そんなことを考えて沈痛な面持ちでいた僕に、数少なかった兄の友人だった人が話し掛けてきた。
「――あまり気を落とさないで……」心配そうな表情をしていた。
「――は、まぁ……」こういう時、応える言葉を知らなかった。そして、葬式の席にふさわしい話題――故人の事を話す。
そうやって悲しみを癒している時、見知らぬ女の人が彼の肩越しに見えた。
「――あの人は? 兄の知り合いですか?」視線でその女性を指す。祭壇に向かい焼香する、その一連の動作がとても滑らかだった。
「いや、あの人は――見たことないなぁ……。君のほうこそ知らないのかい?」しかし、彼女がまとっている空気は、明らかにこの場にはそぐわなかった。いや、そぐわないというのではない。彼女はこの場にいてはいけないのだ、そう感じる。そう、軽く頭を下げる仕草までが完璧すぎるのだ。儀式の全てが完璧なのだ。殆ど無表情にそれを行う姿は、敬虔な信者というよりは、一寸の綻びなく事務作業をこなす有能な官僚に見える。
「交友範囲が狭かった兄ですから、大体の人の顔は覚えてるんですけどね……」曖昧に笑う。
「そうか……そうだったよな……」言い残して、彼は斎場を出て行った。
顔を上げ全体を見回す。信じられないくらいに人が来ていた。人付き合いが苦手な人だったとはいえ、二十年ほど生きているだけでこれだけ大勢の人と係わり合いをもったのか? 今日来ていない人も含めると、兄はもっと大勢の人間と係わり合っていた事になる。
――生きているためには、繋がらざるを得ない。
それとも、繋がっているから、生きている?
そして、僕のぼんやりした視線と、彼女の確かな視線が絡み合った。それは一瞬。いや、刹那。
絡み合った糸を綺麗に切断して彼女は立ち去る。僕はその後を追う。絡んだ残滓に引き摺られるように。
しかし、いつしか彼女は視界から消えていた。斎場の外にもいなかった。僕はすごすごと中へと戻った。兄の葬式はまだ続いている。畳の上の座布団に正座し、一息つく。
何故、追った?
突然、思い浮かぶ疑問。そうだ、何故、見た事も無い女性を追った?
見た事が無かったから? 彼女から、自分の知らなかった兄を聞きたかった?
違う。違う。違う。違う。違う。
そんなもの、知りたくない。自分にとって、兄は彼以外いなかった。自分に少なからず影響を与えた人物、相対的な関係、絶対的な差、繰り返された質疑応答、感傷的なモノローグの応酬、泣きたくなるような朝、笑い出したくなる夜、一番近い人間、一番遠い人、加速的な赤、留まりつづける青、そして、煌き、流出、白、煌き、流出、白、煌き、流出、白、煌き、流出、白、…………エンドレス。
ならば?
「……何かあったのか?」傍らの父親に話し掛けられてやっと気が付いた。僕は、額にびっしりと嫌な汗をかいていた。顔面は蒼白だろう。
そして、判った。
答えは――本能だった。
2
「探偵?」名刺に書かれた、怪しげな職業名に思わず声をあげる。
「そう、探偵」男はそう言って薄いコーヒーをすする。
「その……探偵が何のようですか? その、事件とか関係した覚えはないんですけど」
「まぁ、まずはこれを見て」隙なく着こなしたスーツの内ポケットから一葉の写真を取り出し、僕に見せる。
「兄、ですね」それは、死んだ僕の兄の写真だった。「兄が、何かやってたんですか?」
「じゃあ、君は亡くなった霧生誠一の弟さんで間違いないんだね?」わざとらしい言葉が気に障る。
「ええ、そうです。霧生誠一の弟の霧生護です。それがが何か?」自然、言葉に棘が含まれる。
「気を害したのなら謝るよ。でも、一応確認のためさ――。
ところで、君、お兄さんから何か聞いてないかい?」
「何かって、何ですか?」
「今追ってる事件にお兄さんが関係してそうだったんだよ。それで何か言い残したことはなかったかどうか思い出して欲しい」冷たい目が鋭い視線を投げかける。
「そんな、兄が事件に……。いえ、特に何も言ってませんでしたけど……。いったい兄がどんなことに巻き込まれていたというんですか?」信じられなかった。あの兄が――霧生誠一が何かの事件に?
「――お兄さんの死因は知っている?」
「ええ」その死に顔は穏やかだった。
「なぜ、殺されたか分かる?」
「いいえ」殺した相手すらわかっていない。
「本当に?」
「しつこいですね。少なくとも兄は厄介ごとに巻き込まれるような性格じゃなかった」
「だから、殺される理由が思いつかないと?」
「はい。狂ったやつが衝動的に殺したんじゃないですか?」心の中とは反対の言葉。
「確かに最近はそういったやからが増えているけどね。けど、君のお兄さんは違う。確かな意志の元に殺された」
「え?」この人は、何を言う?
「君のお兄さんには恋人がいたね?」探偵は話を変える。
「は、はい。けれど、琴美さんは……」反射的に答える。
「そう、一ヶ月前に亡くなっている。部屋で倒れているところを発見したのは――」
「兄でした。病気で倒れてて、もう手遅れで……」綺麗な人だった。あの兄にこんな彼女ができるなんて思ってもみなかった。嬉しかった、自分のように。
「それが、病気じゃなかった。彼女も、殺されたんだ」
「琴美さんまで? 医療ミスか何かあったとでもいうんですか?」それをネタにして病院から大金をせしめようとでも言うのだろうか?
「違う違う。言葉どおり殺されたんだ。ただ、彼女の場合はナイフじゃなくて、毒物だったけどね」平然と言う探偵に、腹が立った。
「いったい誰が琴美さんと兄を?」そいつを殺してやりたい、そう思った。復讐? いや、違う。そうしなければいけないと、何かが告げていた。僕に課せられた、義務だった。
「君のお兄さんと彼女だけじゃない。他にも殺されたと思われる人はいる」
「だから、いったい誰が?」
「まぁ、落ち着くんだ。残念ながら、誰がやったかはわかっていない。俺はそれを調べているんだ」
僕は、浮かしかけた腰をしっかりと椅子に落ち着ける。そうだ、落ち着け。誰がやったかわかってどうする? 復讐してどうする? 犯罪者の仲間入り?
「で、お兄さんの話を聞かせて欲しい。何でもいい、関係ないと思えるようなことでも話してくれ」探偵はそう言って、じっと僕の目を見た。何もかも見透かされているような気がした。不思議な目だった。
「兄は――分かりません」
「分からない?」
「はい。兄とは色々話しました。高校出て、こっちに来て大学入ってからも一緒に住んでいたんで。でも、分からなかった。兄は分からない人だ――それが結論でした」
「分からないねぇ……、ふぅん。君はお兄さんに対して少なからずコンプレックスがあるようだね」
「コンプレックス? 何を言い出すんですか?」動揺する。
「なんとなくそう思っただけだよ。それに、それは何にもおかしいことじゃない。人間程度の差はあれ、誰でもいくらかのコンプレックスはあるものさ」
「――琴美さんもそういうこと、言ってました」彼女は、心理学を専攻していた。
「そうか――。ところで、お兄さんは専攻は?」
「宗教学、だった筈です」
「――ということは……」小声で何かつぶやく。
「? どうかしたんですか?」
「いや、なんでもない。――それじゃあ、これで。今日はありがとう。また何か思い出したことがあったら、電話して欲しい」そうして、立ち上がろうとする。
「あ、待ってください」
「何か言い残したことでも?」
「いや、そういうわけじゃないんですけど、どうしてあなたは、この事件を追ってるんですか? と言うより、どうして兄と琴美さんの事が事件だった分かるんですか?」
「残念ながら、ソースは明かせない。疑わしいのは十分承知だ。けれど、それが真実だ」そういい残して、彼は去っていった。
僕は、冷えたコーヒーを飲む。酷い味がした。
3
安っぽいアルミのドアを開けて部室へと入る。冷え込んだ部屋の中では、後輩が一人コントローラを握りモニターへ向かっている。画面の半分以上を埋めた弾を避けながら、挨拶を交わす。僕はパイプ椅子に座り、壊れかけの灰皿を引き寄せながらマルボロに火をつけた。ぼぅ、と虚空を見つめ、無意識に灰を落とす。タバコの煙は空中に複雑な模様を描く。タバコを吸い煙を吐き出すという単純な行為が様々な干渉の元で複雑な事象を引き起こす。
「今日はどうかしたんですか?」視線は画面のまま後輩が訊いて来る。
「別に」用事がないのに部室にいるのは彼も同じだ。ゲームなんて自分のうちでやれば良い。
僕はバッグからCDを取り出す。
「かけて良いか?」
「別に良いですよ」反射的な返答。それを聞きながらトレイにCDをセット。プレイボタンを押す。軽い読み込みのあと、酷く重たいピアノの音が流れる。
「なんか縁起悪いですね」後輩が呟く。
「兄が死んだから」葬列の足音が重く圧し掛かる。
「あ、それは……すいませんでした」彼はなぜか謝る。僕は、もう一度、タバコに火をつける。
囁く様なメロディに耳を傾けながら考える。兄の死を。琴美さんの死を。殺人者を。ナイフ。毒。どくどくと流れる血。赤。天使が囁く。殺せと、囁く。優しく、ナイフを渡す。肺腑を抉る痛み。混乱。誰が殺した? 誰? どうして? なぜ? 殺すことの意味は? わざわざリスクを負ってまで殺す意味は? 殺して得るものは? 殺さないと得られないものは? 殺して失うものは? 殺人者が失ったものは? 僕が失ったものは? 葬列の向かう先は? 天使はなぜ囁く? どうして僕に囁く? どうして? どうして? どうして? どうして? どうして? どうして? どうして? どうして?――
「くそっ、死んだ」コントローラをバシッとたたく音。画面にはゲームオーバーの文字。ゲーム機を片付けながら後輩が言う。
「そういえば霧生さんのお兄さんなんですけど……」
「何、兄がどうかした?」
「――いえ、亡くなってからこういうのなんですけど、あの、拳銃とかって持ってませんでした?」
「何を突拍子もないことを――」兄が拳銃? どうしてそんなものが兄に必要だと言うんだ?
「高校のときの知り合いに、ちょっとやばい筋と付き合いがあるやつがいるんですけど、うわさで聞いたらしいんですよ」
「どんな噂?」自然と詰問調になる。
「うちの学校で起きた殺人事件の被害者――だから霧生さんのお兄さんですよね? その人が拳銃を買ってた、って」兄の死体が発見されたとき、そばに拳銃などはなかった、と警察から聞いている。もちろん、兄の遺品の中にもそのようなものはなかった。
「その噂は本当なのか?」
「いや、あくまで噂ですよ。そんな拳銃とか簡単に手に入るわけないじゃないですか……」しかし、それが可能なことだからこそ、そのような噂が出てくるのだ。
「その知り合いを紹介してくれないか?」僕は、何を知りたがってる?
「良いですけど……、そいつに聞いてもわかんないと思いますよ……」誰もその彼から直接何か分かるとは思っていない。けれど、ひとつひとつ道筋をたどっていけば、何か分かることがあると思う。――だから、いったい何を知りたがってるんだ?
知り合いの連絡先を言い残して、後輩は帰っていった。あとに残された僕は、デッキの中からCDを取り出す。少し迷ったあと、次のタバコに火をつける。
――いまさら兄の噂を追いかけてどうなる? 既に死んでいる兄を追いかけるのか? 絶対に追いつけるわけがない。アキレスですら亀に追いつけないのに、僕が兄に追いつけるはずがない。
――君はお兄さんに対して少なからずコンプレックスがあるようだね。
探偵の言葉がよみがえる。コンプレックス? そんなものじゃない。あるのは圧倒的な差。兄とは、次元が違った。どちらが上、と言うのではない。次元が違うのだから、比べることはできない。比較対象にはならない。カテゴリーが違ったのだ。
そうだ。兄が死んでからずっと感じ続けていた違和感の正体が、やっと分かった。殺されるというのは、兄の属するカテゴリーには無いことだった。兄の属していたカテゴリーにある死は、唯一つ――自殺のみ。その時が来たら、自らの命を責任を持って、断ち切る。それが、兄に許されていた死のはずだった。ならば、あれは自殺だったのか? いや、違う。凶器は見つかっていない。死んだ兄がナイフをどこかへ持ち去ったと言うのか? それに、兄は誰かと格闘しているのだ。その誰かが兄を殺したのだ。しかし、頭の中には一つの妄想が浮かぶ。拳銃を持った兄と、ナイフを持った殺人鬼。相対する二人。暗闇の中殺しあう。しかし、殺害の瞬前、二人はそれをやめる。そして、兄はナイフを受け取り、代わりに拳銃を渡す。そのままナイフは兄の首に突き立てられる。他ならぬ兄の手によって。周囲は一瞬で赤く染まる。もちろん、殺人鬼も、だ。やがて死に至る兄。殺人鬼は兄の首からナイフを引き抜く。全身を血に染めながら、彼は何処ともなく立ち去っていく――。そんな、情景が浮かんで、消えていった。
まだ長いタバコを灰皿に押し付け、軽く頭を振りながら立ち上がる。なんにせよ、兄の噂の真相を突き止めたいと思った。そしてできることなら、兄の代わりに死んでみたいと思った。
4
それは、薄汚れた路地の、薄汚れた雑居ビルの四階だった。文化財に指定しておきたいような、これ以上はないというな個人事務所だった。ドアのところの表示からはその事務所が何を扱ってるかなどまったくうかがい知ることはできなかった。この事務所を突き止めることは、とても簡単だった。あまりに簡単すぎていきごんていた自分が馬鹿になるくらいだった。話を聞いた人たちは、皆死んだ兄のことを思っている僕に対しての同情とその兄の後を追うことに対するいくばくかの好奇心とで、次々と有益な情報を与えてくれた。その結果たどり着いたのが、この事務所だった。
ノックをして中に入る。狭い部屋の中で、一人の男がタバコをふかしていた。
「あんたが、霧生護か?」男の目はにらみつけるように僕を見ている。
「はい。あなたが、兄に銃を売った人ですか?」立ったまま訊く。
「ああ、そうだ。初めてだというから、軽くて使いやすいやつを売ってやったよ」映画か何かで聞いた事のある拳銃だった。
「そうですか……。その拳銃を何に使うか言ってましたか?」
「――聞いてどうする?」男が静かに尋ねる。
「え?」
「それを聞いてどうするというんだ? もしかしたら、弟であるお前を殺すためだったのかもしれないんだぞ?」そう言って、いやらしい笑みを浮かべる。
「もしそうだったら、それでも良い――いや、そのほうが良いかもしれない」兄が誰か他人を殺すならば、僕を殺してほしかった。
「ふうん」意外そうな目で、僕を見る。
「教えてくれないんですか?」
「いや、教えたくても知らないもんでね。いちいちそんなこと聞かないからな」話はそれですべてだというように、安っぽい灰皿にタバコを押し付ける。もうそこが見えないくらいに吸殻でいっぱいになっていた。
礼を言い出て行く僕に後ろから声がかかる。
「欲しくなったらいつでも来いや。安くしとくよ」返事もせずに、僕は部屋を出た。
結局、そこで糸は途切れた。兄が何のために銃を手に入れたのか。兄は誰を撃とうとしていたのか。そして、兄を殺した人物は兄が殺そうとしていた人物なのか。つまり、兄は返り討ちにあったのか。疑問はいくらでもあった。それはまるで、任意の角を三等分するような、決して答えの出ない問いのようだった。忘れようとしても、頭の隅にこびりついていて忘れられなかった。それでも、毎日何かの冗談のように過ぎていき、すべてが虚構のように生きている。僕は笑い、泣き、喜び、悲しみ、生きている。
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