〜病気の時のお食事特集〜

一応「正看護婦」である母が、きょうたんを看病した一例です・・・。
お食事特集の前に、ちょっと、病気中のことについて触れます・・・。
症状 きょうたん、2歳1ヶ月・・・。
高熱40度近い熱が2〜3日続き、シャーシャーの水様便が一日に10回以上あるという症状・・・。4日後には、平熱に戻っていたが、下痢は約10日間ほど収まらず、、、熱も、解熱後2日後に再び上がるという、治りの悪い状態だった。
医師の診断では風邪とのことで、特定のウイルスによるものではないとのことだったが、下痢の様子はかなり酷かった。
気をつけたこと 高熱と下痢が続くと、子供はすぐに脱水症状に陥るので、とにかく水分補給だけはしっかりと行っていた。
 ちなみに、脱水症状は、水分が足りなくて起こる場合と、塩分が足りなくて起こる場合がある(低ナトリウム血症という)。水分補給のときに、ナトリウム(塩分)が入ったものを与えてあげるように気をつけた。「アクアライト」などのアイソトニック飲料は熱や下痢があるときにはとても助かる物・・・(日常の乱用は厳禁!虫歯の原因になります!)。アイソトニック飲料がすぐに手に入らない場合はお茶や砂糖水などに、塩をほんのちょっぴり入れて飲ませると良い。(腎臓の病気の場合は、水分も塩分も医師の指示に従わなければなりませんので、要注意です!)
ちなみに、私も発症と同時に、アイソトニック飲料が無かったので、自家製の
「梅しそシロップ」に塩を入れて飲ませてました。



梅しそシロップは、梅やしそのエキスも沢山入っていて、
糖分もあるので、病気のときはなお優れている飲み物である。自然のエキスは、病んでいる体には、とても優しくて、元気にしてくれるのです!
薬について 高熱が続けば、絶対といってよいほど「抗生物質」が投与されます。
この抗生物質は、体内にいるウイルスや菌を殺してくれるお薬です。薬はできるだけ飲ませなくない、、、というお母さんもおられるでしょうが、この抗生剤は、血中濃度をつねに保ってないと効き目が発揮できず、途中でやめたりしたら、反動で、体内のウイルスや菌がさらに悪さをするのです。ですので、処方された抗生剤は、絶対に、規則正しく、そして、最後まで飲ませなければなりません
(症状がなくなっても)! 
それに、抗生剤を途中でやめることは、その後、「効かない抗生剤」を増やすことにも繋がるのです・・・。熱が下がっても、強いウイルスは体の中で生き残っていることが多いのです。しっかり全部のウイルスをやっつけてしまわないと、体の中に残っているウイルスは、同じ抗生剤を使っても効かなくなっていく、、、ということも言われています。ですので、抗生剤を最後まできっちりと飲ませる、、、これは特に注意しなければならないことです!

薬嫌い、、、
きょうたんと同じ2歳児のお母さんと話していたのですが、「薬」を飲ますのにとても苦労されているようでした。薬嫌いの子供の対策として、「薬を混ぜて飲ます物」を「チョコシロップ」「練乳」「ハーゲンダッツのアイスクリーム」などが良い、という話を聞いたことがあるので、そのことを伝えると、もうすでに全部試されていたのですが、その子供は全部それらを拒否したらしい・・・。
もっと詳しく話を聞くと、日ごろから、チョコ、アイスなどの甘いものを食べているらしい・・・。
結局、そういった最高に甘くて美味しい味になれていると、苦い味が混ざると敏感に反応して飲めなくなるのだろう・・・(個人差はあるだろうが・・・)。
きょうたんの場合、日ごろ「甘い」ものに飢えているので(笑)、お薬が大好き!!
ジュースに混ぜたりしなくても、そのまま「粉」ままで平気で飲むのです(笑)
苦くて有名な「クラリス」という抗生剤も、そのままで大丈夫!! ジュースやアイスの味も、甘いものの味も知らないきょうたんは、ほんのり甘いお薬が、とっても美味しいらしい(笑)。 
「お薬飲もか〜?」なんて呼びかけたら、猛ダッシュで近寄ってきて、口を「ア〜ン♪」と大きく開けて待機するほどです(笑)。
でも、甘いものをすべて解禁したら、こういう状況は絶対になくなると予測しています・・・。「にいに」も甘いものを解禁した3歳から、そうなったので・・・。でも、3歳にもなると「錠剤」が飲めるようになるから、「にいに」は、薬の苦さが嫌になってからは「錠剤」オンリーでした・・・。甘いものを日ごろ避けるということは、薬を飲ます面でもとっても有効的です!!

そして、座薬、、、
座薬は、基本的には、熱が上がりきってしまってから使用するものです(専門用語では「セットポイント」時に使用する、と言います)。 
発熱する、ということは、体に進入した「菌」を殺そうと自己防衛している機能であり、むやみに座薬を使って熱を下げようとすると、「菌」が死んでしまわないのです・・・。 
だいたい、熱が上がっているとき、というのは悪寒がするときで、そういう時には「保温」に気をつけなければなりません。だから、この時点では、クーリングといったもの(氷枕や熱さまシート)も、座薬も使ってはいけないのです!
その後、やっと熱が上がりきった時点で(これは熱を観察し続けなければならない)、クーリングや座薬を使う、ということが本来の方法なのです。
ですので、基本的には、座薬を使わずに、自力で(自分の熱で)菌を殺す、、、というほうが、理想なのです。
しかし、、、
食欲が無くて全然ご飯を食べないときなど、ちょっと座薬の力を借りるケースもあります。座薬を使用すれば、やや気分も優れるので、そのときに栄養補給して、体力をつける、、、ということも悪いことではありません。
(だから、小児科医は、元気がないときは座薬を使用したらいいですよ、と言うのですよ)
でも、忘れてはいけないのは、上述した「セットポイント」のこと・・・。
乱用したら、菌を殺そうとしているのを阻止してしまうのだ・・・。

二人の子供を育てている私の経験上、、、やはり座薬を使ったときのほうが、治りが悪いように思える・・・。今回のきょうたんの場合も、私のエアロ指導のことで、早く直したいと思って、ちょっと焦って座薬を使ってしまった・・・。

でも、熱性痙攣を起こしやすいタイプの子などは、早い目に熱を抑えたほうが良いこともあるので、座薬を絶対に使うべきではない、とは言えません・・・。
「基本」を踏まえて、子供にあった方法を、母親が編み出していくことが一番良いのだと思います。

では、お食事について、いってみましょう〜♪




お粥 (自家製梅干入り)


下痢している場合は、重湯から始めて、徐々に硬さを強めていきます。
お粥の作り方は「離乳食日記」の「お粥の作り方」でどうぞ。
梅干は塩分を取らせるためにも必需品です。自家製の梅干なので安心して食べさせられます。 下痢が酷いときは、梅干の汁気の部分だけ入れて食べさせましょう。





野菜スープ 

離乳食の頃を思い出しましょう!
いろんな野菜と、昆布だしで、コトコトと煮ます。
セロリやしいたけ、たまねぎなどを入れると風味が出ます。
味付けは塩、と、ちょっぴりのお醤油で・・・。
煮たスープをこして、与えましょう・・・。
野菜スープのおじや
きょうたんは、お粥が基本的に嫌いです。梅干しを入れたものだけは、かろうじて食べますが・・・。
ですので、野菜スープをこした物に、ご飯を入れて煮込みます。
きょうたんは、これが大好きで、よく食べました。

下痢がそれほど悪くなければ、おうどんを入れて煮込んでもOK!
今回の場合、発症直後の下痢は本当に「水様便」で、一日に10回以上だったので、うどんも与えませんでした・・・。





あさり(しじみ)のおつゆ 

昆布だしと貝でとったおつゆをあげます。
ただし、貝は新鮮なものを使用すること!!
このおつゆの中にご飯やうどんを入れてあげてもいいです。
きょうたんは、貝が大好物なので、このおつゆを沢山あげました。
でも、、、貝自体が欲しいっ!と、泣き出すこともしばしば・・・。つらい時でした・・・。下痢から復活しはじめたら、貝も食べさせました。




すりおろしりんご 

りんごは、便秘にも下痢にも良いと、言われています。
下痢のときは、オレンジは禁忌! 絶対にあげてはいけません。
果物類も、基本的には便秘に良いものなので、下痢のときはやめたほうが無難です。
果物が大好きなきょうたんは、果物が食べれないのは非常に辛かったでしょう・・・。私も、あげれないときょうたんがおとなしくしないので辛かったです(笑)
でも、、、きょうたんは、果物の中で一番りんごが好きではなく、、、
すりおろしたりんごも、りんご果汁も、ぜ〜〜〜んぶ拒否(涙)・・・。
りんごゼリー
りんごが嫌いなきょうたんですが、りんごゼリーは気に入って食べていました。りんご果汁に、ちょっぴりお砂糖を入れて、寒天orゼラチンで固まらせます。お腹を壊しているので、冷蔵庫から出してしばらくしてから食べさせていました。





とりがらスープ 

上記の野菜スープに鶏がらを加えたものです。
いろんな野菜と、鶏がらで、コトコトと煮ます。
味付けは塩、と、ちょっぴりのお醤油で・・・。
煮たスープをこして、与えましょう・・・。
とりがらスープのおじや
きょうたんは、お粥が基本的に嫌いです。梅干しを入れたものだけは、かろうじて食べますが・・・。
ですので、野菜スープをこした物に、ご飯を入れて煮込みます。
きょうたんは、これも大好きで、よく食べました。

ちょっと、下痢も治まってきた頃、このスープにおうどんをいれて煮込んでやりました。




赤ちゃんせんべい 

写真が無いです、
すいません。
ある医師に、下痢をしているとき、お粥を食べなければ、
おせんべいを食べさせたら良い、と、言われたことがあります。
おせんべいと言っても、お醤油がたっぷり付いたものでは無く、「赤ちゃんせんべい」のような淡白な味のもの・・・。
おせんべいは、米をつぶしたもので作ってあるので、口の中で溶けると、
消化が良いのでしょう・・・。
きょうたんも、やわらかいメニューに飽きた頃、赤ちゃんせんべいばかり食べていました(笑)
蒸しパン
下痢もおさまりつつある頃、、、
蒸しパンに人参やサツマイモ、ほうれん草の刻んだものを入れて、ちょっと野菜を食べさせました。もちろん、甘み控えめで・・・。
きょうたんは、人参の蒸しパンが特に美味しかったようです・・・。


熱も下痢も収まってくると、正直なもので食欲が出てきます。
そうなると、こっちのもの、徐々に硬さのあるものに戻していき、
しっかり栄養補給します!
普通の食事に戻るまでの間は、「おじや」や「おうどん」が多かったですが、野菜の種類を多くしたり、鶏肉をいれたりして、徐々に戻していきました。


以上、、、、
今回の病気の間のお食事の様子です・・・。
また、参考になれれば嬉しいです!!