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二股ラジウム温泉について
 北海道長万部川の上流二股の小さな支流カシュリナイ川の谷底に湧く原始林に石灰湯華が特異なドームを作っています。長さ400m、幅200m、厚さ25m以上という段丘状のドームは、北海道の天然記念物になっている。これほどの石灰湯華は世界的にも珍しく、アメリカのイエローストーン国立公園とここの2箇所といわれます。

大正9年に東大教授脇水鉄五郎博士によって研究が進められ、温泉の成分は炭酸カルシウムが主成分(95.75%)で他に珪酸、鉄、マンガン、マグネシウム、チタン、燐などのミネラルが含まれています。さらに5.47マッヘというラジウムが含まれていることが解りました。炭酸カルシウムは水溶性のカルシウムで水に少しずつ溶け、皮膚などを通して体内に吸収される特質を持ちます。炭酸は水に溶けるときに皮膚を刺激し、血行を良くし、温熱効果が認められます。泉温46.1度の含ラジウム・ナトリウム・カルシウム一塩化物泉。効果としては、胃腸病、慢性関節リュウマチ、筋肉リュウマチ、神経痛、虚弱体質、通風、貧血、皮膚病、慢性婦人病、病後の療養、椎間板ヘルニアには2〜3週間で 劇的に効くと言われます。飲用は一日にコップ一杯を30分から時間を掛けて、ゆっくり飲むのがよいです。一気に飲むと下痢をします。長く続けると血液をアルカリ性にして各臓器を活発にし、血行がよくなり新陳代謝を盛んにします。

ラジウム温泉(単純放射能泉)について

ラジウム温泉には2つのタイプがあります。1つはラジウムが化合物としてそのまま入っているものと、もう1つはラジウムが壊変しラドンとなって入っているものです。温泉は後者のタイプです。
ラドンは水に溶けやすく私たちの皮膚や呼吸器から、体内に入りやすい放射性物質です。
そのラドンから出てくる放射線は私達の細胞ひとつひとつに少しずつの刺激を与え、それにより細胞が活性化し、内部の不要な物が外に出やすくなったりする事で、リフレッシュすることに役立っていることが、ここ数年、解明されてきました。
また、ぬるい湯に長時間入浴することで、副交感神経が優勢となり、食欲が増進したり、よく眠れるようになったりする方が多く見られます。
長湯で適度に体が疲れることも影響していることでしょう。

長時間入浴する事は、その間じゅう浮力の恩恵を私達の筋肉や関節が受けることになります。それにより筋肉痛や関節痛などの改善が進みます。
家庭のお風呂でも同じ温熱効果によって改善される肩こりや神経痛の緩和は、この長湯によって更に改善しやすくなります。
熱い温泉に比べて、体への刺激がやわらかいので高血圧症の方もご入浴可能です。また、切り傷、やけど、皮膚病、ある種のアトピーなどにも長湯の効果は発揮されます。
かけ流しの温泉は、空気中よりも雑菌が少ないのです。

温泉のさまざまな効果の中の最たるものは、私たちは、入浴している間中、お湯の表面から蒸散しているラドン(ラジウムが気化したもの)を吸入していることが、もたらすものです。
ふだんよりもだいぶ多い量のラドンが、肺に入りますと私達の体はそれを排出しようと、肺の働きを活発にしようとします。肺だけ活発にはできませんので、血行や、リンパ液の流れも良くなります。つまり、体全体が活性化します。

このことが、私たち一人ひとりの体の悪いところを改善してゆく源動力となります。人間が本来持っている自然治癒の力を引き出すのが、温泉の最大の効果です。無味、無臭、無色透明で肌ざわりのよいラジウム温泉にぜひご入浴ください。