山梨 <ふじざくら>(昭和29年制定)
hujizakura.gif 昭和29年3月、NHKが提唱して郷土の花を選定する行事が行われたとき、決定された「ふじざくら」を県の花として制定した。山梨県一帯(特に富士山麓一帯)で、4〜5月にかけて小型の花が下むき加減に咲く。木はあまり大きくならない。木も花も小ぶりなので“マメザクラ”や、はじらいがちな乙女のようにうつむきかげんに花が咲くところから“オトメザクラ” といった別名もある。

長野 <りんどう>(昭和41年8月8日決定)
rindou.gif 昭和41年5月6日長野県県章等制定要項がつくられ、県花は専門の学識経験者や県内各界の代表者からなる「長野県県章等選定委員会」が候補をあげ、県民の一般投票に基づいて決定することになり、りんどうに決定した。やや乾いた山地や草地に自生し、茎は30〜60pで大きいものは1mぐらいのものもある。9月〜11月頃紫色の美しい花を咲かせ、天気の悪いときや夜は花が閉じる。軽井沢高原や湯の平高原、開田高原などで見られる。

新潟 <チューリップ>(昭和38年8月23日制定)
niigata.gif チューリップを県の花にした理由は花が美しいことと、新潟県が日本で初めてチューリップの栽培を始めたことによる。チューリップの原産国は、中東のトルコ付近から中央アジアにかけてと言われている。チューリップが日本にきたのは1860年代のことで、その後大正時代半ばに新潟県が全国で初めて球根栽培を開始した。現在、球根の出荷量は全国2位、切り花の出荷量は全国1位である。チューリップは冬に寒さに合わないときれいな花が咲かないのでハウス栽培で育てているそうだ。

富山 <チューリップ>(昭和29年3月22日制定)
toyama.gif 昭和29年3月22日、NHKが開局30周年を記念して各都道府県の花を選定した際、富山県の花としてチューリップが選ばれ、以来一般に県花認められている。四月下旬になると砺波地方をはじめ各地でこの花のじゅうたんが見られる。チューリップ栽培は富山県の主要産業の1つで、その球根輸出実績は全国一である。富山県で育成した新品種「黄小町」はオランダの品種登録を受けた。また、毎年5月に礪波市で行われるチューリップフェアは有名で、多くの観光客を集めている。

石川 <クロユリ>(昭和29年3月19日選定)
kuroyuri.gif NHKが「郷土の花」として選んだもの。県木、県鳥とともに「郷土の花」として紹介しているが県として定めているものではない。白山の弥陀ヶ原、室堂平(標高2300〜2500)付近に多く自生している。北海道や中部地方の亜高山帯〜高山帯などの草地に生える高さ10〜20pの多年草。花は黒ではなく、暗紫褐色で黄色の細かい斑点があり、茎の先に1〜2個が斜め下向きに咲く。花被片は6個有り、長さ2〜3pの長楕円形。

福井 <水仙>(昭和29年5月1日指定)
suisen.gif 「水仙の花言葉が『尊敬・愛情』ということ、日本海の厳しい風雪に耐え抜いて寒中に咲くこの花の忍耐強さが福井県の県民性をよく象徴していることが、その指定理由」だそうだ。室町期以前に中国から渡来したと伝えられ、房総、淡路と並んで3大産地の1つとして有名。花期は、11月下旬〜2月下旬。福井県の越前海岸に咲く水仙は他の日本水仙に比べて茎が強く、香りが特に強いらしい。また越前水仙は、美しい娘の化身だという伝説が伝えられているそうだ。

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