静岡 <つつじ> (昭和40年9月21日選定)
tutuji.gif “県民のだれにも親しまれ、栽培も容易で本県の気候風土に適したもの”という条件で静岡県花の会連合会が「県の花」を公募した結果、「つつじ」が最高点だったので、つつじを県の花に決定した。ツツジ科に属する、常緑または落葉の低木で、高さは1〜2mになる。5月〜6月頃に、紅、紫、白などの色の、花を咲かせる。山野に自生するものも多いが、観賞用として、庭に植えられることがとても多い。また、静岡県には、数多くの野生のつつじがある。なかには静岡県だけにしかない品種もある。

愛知 <カキツバタ> (昭和29年選定)
kakitubata.gif 昭和29年NHK等の共催により郷土の花に選定された。在原業平朝臣が現在の知立市八橋を訪れたとき、花の美しさに旅情をなぐさめ、カキツバタの5字を詠み込んでうたった(伊勢物語)と伝えられている。5月中旬〜下旬に青紫、むらさき、白などの色の花が咲く。水中の湿ったところに育つ。アヤメや花菖蒲との区別が難しいが、カキツバタは、ほかの2つに比べて葉が幅広く、黄色みをおび、花の芯は、細く小さく、花の付け根部分は黄色で、花は中くらいで中輪咲きだそうだ。

岐阜 <れんげ草(ゲンゲ)> (昭和29年3月選定)
genge.gif 昭和29年3月29日にNHKが「各県花のめぐり」を放送したのがきっかけでNHKや全日本観光連盟・JTB・植物友の会が共催し県民より公募、「郷土の花」として選定された。岐阜県は、れんげの採取栽培発祥の地であり、主産地となっている。茎は基部で多数に枝分かれし地面を這う。高さ10〜20p。中国原産で、4月〜5月に紅紫色の蝶形花を輪状につける。古くから緑肥、飼料作物として栽培されたらしい。

三重 <ハナショウブ>(昭和44年9月22日指定)
hanasyoubu.gif 万国博にちなんで、県の花選定委員会が候補の中から普及性に優れている伊勢花菖蒲を選び「伊勢」の名称を取り除いて「ハナショウブ」を県の花に決めた。多気郡明和町にある原種の野花菖蒲の群生地が国の、伊勢花菖蒲が県の天然記念物に指定されていること等が理由である。花軸は直立して分岐しないのが特徴で、頂きに苞中2〜3花を付ける。花色は白、紫、藍水色、うす紅等に吹かけのもの等がある。5月下旬〜6月にかけて桑名市の九華公園や伊勢神宮の勾玉池などで見られるそうだ。

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