日刊新周南2002.09.17火曜日
八千代座歌舞伎が熱演
徳山・櫛浜地区敬老会で先人の偉業
「村井喜右衛門伝」に拍手
写真=熱演する座員
敬老の日の15日、徳山市の櫛浜小体育館で開かれた櫛浜地区敬老会では住民有志の八千代座歌舞伎が藩制時代、長崎で沈没したオランダ船を引き揚げた物語「村井喜右衛門伝」を上演、櫛ケ浜出身の喜右衛門の活躍に300人のお年寄りたちが熱心に見入った。
八千代座歌舞伎は毎年違った演目を上演しており、今回は喜右衛門の子孫、村井周作さんの原案で花岡歌舞伎主宰の内山慧(さとし)さんの改修・演出。
村井喜右衛門役は中村誠さん。千両もの私財を投じ、100艘の漁船を指揮して沈没船を引き揚げる様子を堂々と演じ、喜右衛門の弟、亀次郎役の三明真州美さんや番頭の小林淳子さん、網元役の有馬浩さんらも達者な演技で舞台を支え、最後の場面ではオランダ船が見事に海上に浮かび上がって幕が閉じられた。
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