しゅうちゃんの選んだ

〜千代の富士・この場所この一番〜

《昭和61年1月場所・14日目》

対大関・大乃国戦

 この場所大乃国は、5日目に小錦に敗れたものの1敗で
勝ち進み、13日目を終わって12勝1敗。千代の富士も昨
年からの3連覇を目指し、安定した相撲を続けていたが、
10日目に関脇旭富士に初の黒星をつけられ、むかえた
13日目、新大関北尾に手痛い1敗を喫し、11勝2敗とな
る。大乃国初優勝かと思われた14日目の大一番。前日ま
での相撲がうそのようにガチガチの大乃国に対し、百戦練
磨の横綱。渾身の力で巨体の大乃国を寄り切り、同じ星と
する快心の一番。寄り切った瞬間、「これが横綱だ!」と言
わんばかりの千代の富士の形相に鬼気迫るものがありま
した。千秋楽、大乃国はあっけなく北尾に敗れて3敗、結び
の一番で千代の富士が大関北天佑を破り13勝2敗で15
回目の優勝。当時で輪島の優勝回数を抜き、名実共に大
横綱を認識させた場所でした。

↑当時のスポニチより

昭和61年1月場所
    東横綱
初日 ○ 小 錦
 2 ○ 飛騨乃花
 3 ○ 逆 鉾
 4 ○ 巨 砲
 5 ○ 出羽の花
 6 ○ 琴ケ梅
 7 ○ 陣 岳
 8 ○ 朝 潮
 9 ○ 佐田の海
 10 ● 旭富士
 11 ○ 太寿山
 12 ○ 若嶋津
 13 ● 北 尾
 14 ○ 大乃国
千秋 ○ 北天佑
   13勝2敗

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