やめて・・・。
・・・もう・・・やめてよ・・・。
******** 冷酷 **********
「我愛羅っ!!!!」
一人叫ぶ少女の声が、辺りを静めた。
周りの注目を一瞬にして奪い、唖然とした目で見られても
少女は叫ぶことを止めなかった。
「もう・・・もういいから・・。だから・・・ね。帰ろうよ。」
「・・・・・・まだだ。」
もう一人の少年は冷たく、凍ったような声で言い放つ。
そして、少女をその冷たい瞳で睨む。
眉間にシワを寄せて、殺気をこれでもかと言うほど込めて。
返り血の付いた顔。
恐ろしい風貌。
でも少女は止めないんだ。
手を握って、離さないんだ。
「ほんとに止めてよ・・・。我愛羅は優しい人でしょ・・・・?」
「優しくなど無い。殺されたくなければとっとと失せろ。」
少女の目から、涙が溢れて来た。
こんな化け物の為に、何故涙を流せる?
殺されると分かっていて、何故手を繋いで居られる?
周りの目が物語っている。
でも、やっぱり止めないんだ。
「ね・・・殺すんなら殺して良いから。だから・・・もう・・」
「チッ・・・。分かったよ・・・・。」
「有難う・・・我愛羅。」
前より強く手を握る。
本当は怖かったんだ。
でも、もう大丈夫。
彼は分かってくれたから。
「泣くなよ・・。」
手を引かれて帰る道。
少女の目には、まだ涙が溜まっている。
嬉しくて、でもやっぱり寂しくて、涙が止まらないんだ。
「うっ・・・・ひっ・・。だっ・・てぇ・・。」
命だよ?命なんだよ?
なんであなたがこんな事しなきゃならないの?
酷いよ・・。こんな世の中なんて・・・大嫌い。
「・・・・。もうやらないって・・・・・約束する。」
「えっ・・・・?本当?」
「お前の為ならしょうがない。だからもう泣くな。」
冷たかったけど、なんだか投げやりなような気もしたけれど
でも・・・・心は凄く優しかった。
「何だ?今度は笑っているのか?」
「うんvvもうすっかり元気になっちゃったvv」
君は強くなる。他の誰よりも・・・・・何よりも。
手伝うよ・・・も。君の事信じてるから。
勿論、他の誰よりも、何よりもねvvvv
*********後書き*******
名前変換一回かよJJ
冷酷って題でやってみましたけど・・・
なんか途中で趣旨変わってません?(聞くな
ココまで読んで下さって有難うございました!!
感想など、BBSかPBBSに書き込んで下さると嬉しいですvvv