『皮膚筋炎・多発性筋炎』

筋炎とは、筋肉に起こる炎症のことで、筋炎による筋萎縮と脱力、皮膚の紅斑が主症状です。頭にはじまり、左右対称性にくび、前胸、背中、手足の皮膚に広がる粃糠様の落屑性紅斑で、かゆみをともないます。また、顔と腕や手にむくみが現われます。
我が国の患者は6,000人前後と推定されています。男性に対して女性は2〜3倍で、好発年齢は30〜50歳頃です。
ちなみにここの管理人妖魔も皮膚筋炎です。


筋肉症状

上腕や肩、大腿部に筋肉痛が左右対称に起こり、筋力が低下するため脱力感があります。自覚症状としては、階段や坂道を歩くのがだるい、物を持ち上げるとき脱力感がある、寝た状態から起き上がりにくい、物が飲み込みにくい(燕下障害)など。進行すると筋肉がやせてきて、脱力もひどくなり、歩けなくなってしまいます。

皮膚症状

皮膚筋炎は、上記の筋肉症状に皮膚の発疹が加わります。典型的な皮疹は、ヘリオトロープ疹とゴットン徴候です。前者では、顔面(特にまぶた)に腫れを伴う紅斑ができ、後者では、手指や肘、膝関節の伸側にザラザラした落屑性の紅褐色の発疹ができます。また、皮疹は、四肢や体幹部にも出ることがあります。その他、石灰が四肢の皮下に沈着することがあります。

間質性肺炎

肺に炎症を起こし呼吸困難をきたすのが間質性肺炎。また、その急激に進行するタイプが急性間質性肺炎です。どちらも肺の細胞が硬くなり、呼吸が苦しくなります。

それ以外の症状

レイノー症状や四肢の潰瘍がまれにみられます。また、不整脈や心筋炎、肺線維症などが起こることがあります。

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