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原因は遺伝的要因や脂質代謝異常が考えられているものの、未だに不明となっている。 また、乾癬は、そのタイプから次の5つに分類される。 ●『尋常性乾癬』 乾癬の中で最も多いタイプで、肘頭、膝蓋など四肢の伸側にあらわれやすい。これは機械的刺激による影響が大きいとされている。 頭部にもできやすいが、これも刺激による影響と考えられている。 角質の異常増殖により、多量の鱗屑があらわれ、不完全角化(核を有する)も認められる。 初発は頭部に多い。 ●『乾癬性紅皮症』 尋常性乾癬が全身に及ぶもの。●『滴状乾癬』 小型の乾癬皮疹が全身に突発的にあらわれるもので、溶連菌感染との因果関係も指摘されている。小児に多いが症状は一過性のことが多い。 治療に際しては感染症の存在を確認する。 ●『膿疱性乾癬』 無菌性の膿疱があらわれるタイプで、尋常性乾癬の先行後にあらわれるものもある。急激な発熱を伴い、皮膚潮紅の後に無菌性の膿疱があらわれるが、重症では衰弱や感染により死亡することもある。 尋常性乾癬先行後にあらわれる場合は、薬剤(ステロイド)との因果関係も考えられる。 厚生省の特定疾患に指定されている。 ●『関節症性乾癬』 乾癬症状とともに、関節痛や腫れなどの症状があらわれるもので、特に手指遠位関節に多くあらわれるとされる。●治療法 治療はステロイド外用剤の塗布が行われるほか、PUVA療法、エトレチナートあるいはシクロスポリンの内服、またビタミンD3外用剤の塗布などが行われる。尋常性乾癬に対するステロイドの内服療法は、減量する過程において膿疱性乾癬を誘発することがあるので、原則として行わない。 |