『結節性動脈周囲炎・結節性多発動脈炎(PN)』

厚生省の特定疾患治療研究事業対象疾患に指定されている難病の1つであり、現在我が国では、2,000人強の患者が存在すると推定されています。全身の血管がひろくおかされ、体重減少、全身倦怠、皮疹、筋肉痛、知覚障害など、症状は多彩です。女性に多く、発熱が高頻度にみられます。その他、網目状青色斑、神経炎、激しい腹痛や腹膜炎、皮膚潰瘍や喘息などもみられます。

結節性多発動脈炎とは、中等度の太さ(中型)の動脈と細い太さ(小型)の動脈に炎症が生じる疾患で、全身の諸臓器に分布する血管に動脈炎を生じることから、多彩な症状を呈する疾患である。中型の動脈炎を生じる疾患を古典的多発動脈炎と言い、小型の動脈炎を生じる疾患を顕微鏡的多発血管炎と言います。 

主な症状

古典的多発動脈炎・顕微鏡的多発血管炎とも高熱(38℃以上)、体重減少、関節痛、紫斑、皮膚潰瘍、尿蛋白陽性・潜血反応陽性、腎機能悪化、貧血、胸痛、腹痛、血痰、高血圧、脳出血・脳梗塞、下血などが認められます。重篤な症状として、腎機能悪化、腸出血、脳出血、肺出血があります。 

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