世界で一番パパが好き


 善三(明石家さんま)の同僚の弁護士・佳代役。佳代は、冗談で善三と結婚すればいいと言われれば結婚すると本気で答えるぐらい善三に恋心を寄せている。いじめられっこ顔の佳代は、意味不明な言動でよく人を唖然とさせる。例えば、善三との関係を尋ねられて、聞いてもいないのに「友人です。でもちょっと好きだけど」と告白したりもする。しかし、芯が強い女性でもある。第7話は佳代中心の話しなので必見!。ビデオ化されていないので再放送は見逃さないように!
 「関西ザテレビジョン」の第18回ドラマアカデミー賞で西田尚美さんは、助演女優賞で総合第4位、TV記者票、審査員票ともに第3位、読者票がもっとのびれば助演女優賞も夢ではなかったと思います。審査員北川昌弘のコメントで、「助演女優では、やっと彼女の持ち味がうまくドラマで引き出された西田尚美が収穫」と、ありました。


フジテレビ  水曜日 21:00〜21:54

脚本:君塚良一    演出:鈴木雅之 石坂理江子 小池哲夫
プロデューサー:高井一郎        主題歌:「きっとどこかで」 TUBE

岡田善三:明石家さんま         仲町たみ:広末涼子
福岡廉:萩原聖人             沢口佳代:西田尚美
坂上浩一:白井晃             清水賢太:岡田義徳
根岸小百合:原沙知絵          根岸義彦:津川雅彦
戸田恵子     鷲尾真知子    山崎一      及川麻衣    斉藤雅    
宮崎小枝子    奥田佳菜子    後藤理沙    峰岸徹    
ガッツ石松(4)    中島 陽子(4)    清水章吾(7)    左とん平(7)    


第1話

再会した娘に嫌われた父の奮闘記 

 口の達者な弁護士が13年ぶりに再会した娘と暮らしはじめることに。父は娘に振り回されながらも親子の絆を取り戻そうと奮闘する。
 民事専門の弁護士・善三(明石家さんま)は、小さな事件を処理しながら忙しい毎日を送っていた。そんなある日。13年前に別れた妻・美里(及川麻衣)危篤の報が届き、5歳の時に別れたきりの娘・たみ(広末涼子)と再会する。しかし、善三が女をつくって家族を捨てたと信じるたみは善三を憎んでいた。善三に会いたくないたみは母の葬式を欠席、予備校友達の賢太(岡田義徳)と勉強に励んでいた。医者になるのが夢なのだ。が、母の入院治療費で預金はゼロ。ひとりで働きながら生活すると決めたもののこのままでは住む家もない。窮地に立たされたたみは善三を訪ね、手切れ金を請求する。そんな娘に善三は一緒に暮らそうと申し出た。

第2話

 同居したって、2人の関係がよくなるハズもございません。たみの理屈からすれば、善三は、自分が大学に行くための”スポンサー”養育費をくれれば、いっしょに住んであげてもいいという強気な姿勢は崩さない。
 そんなたみが気を許せるのは、予備校仲間の賢太。ある日、たみは賢太の家で勉強した後、夜10時に帰宅。これに善三がかみついた。「遅いやないかー!!」。これにたみも応戦。そこに居合わせた事務所の司法修習生・福岡(萩原聖人)は2人の仲裁をする。
 その翌日、たみが補導された。鍵を壊して昔の家に不法侵入したというのだ。法律事務所の所長・根岸(津川雅彦)は、若輩弁護士の佳代(西田尚美)や福岡を身元引受人として警察に向かわせるが、刑事の岩田(塩見三省)は父親が来なければ、たみを渡すわけにはいかないと一蹴する。でも、善三は「オレを親と認めないっていったんや」とまるでダダっ子。根岸を困らせるが、結局は賢太から、たみが昔の家に不法侵入したのは、母親と写った昔の写真を取りにいったためと聞き、思い直して署を訪れる。

第3話

たみが死んだ母親・美里あてにロサンゼルスの男性から届いた手紙を受け取った。手紙には美里への想いがつづられており、驚きながらもたみは男性へ美里の名前で電子メールを送る。そんな中、善三はたみの部屋に賢太が来ていることが気になり、部屋のようすを探る。

第4話

坂上が浮気相手・らむ(中島陽子)の父・川田(ガッツ石松)に慰謝料を払えと脅かされた。坂上を助けるため善三と福岡は奔走する。一方、家を出たたみは福岡のアパートにいた。福岡は家へ戻るようにたみを説得するが、たみはなかなか家へ戻る決心がつかない。

第5話

福岡が善三と組んで父・清一の離婚調停の弁護をすることに。だが、福岡はかつて、自分と母親を捨て家を出た清一をよく思っていない。一方、たみは小百合たちに「善三が暴力を振るう」と嘘をつき、善三から生活費をせしめようとたくらむ。

第6話

客との金銭トラブルに悩むクラブのママ・淳子(宮崎小枝子)の調停を善三が担当することになった。調子のいい善三は淳子に頼まれ娘の里香(奥田佳菜子)を預かる。だがその後、淳子が行方不明に。善三は警察に連絡しようとするが、たみに反対され、しばらく里香のめんどうを見る。

第7話

 佳代に善三とたみが振り回される。
 佳代が、たみと賢太を食事に誘った。久しぶりに父・名倉(清水章吾)と食事をするのでついてきてほしいという。たみはダンディーで優しい名倉と会い、彼に父親の理想像を見る。
 同じ日の夜、佳代は今度は善三と福岡を誘い居酒屋へ。そこには、死んだ母親と再婚した”2人目”の父、沢口(左とん平)がいた。沢口は、名倉と正反対で娘に口答えなんかさせない豪快なオヤジ。善三は沢口に父親の理想像を見た。この2人の父親は佳代に、自分と同居するように申し出るが、佳代は困惑する。一方、善三とたみはどちらが理想の父親かをめぐり、再び論争が始まるのだった。

第8話

 賢太が家出し、善三の家にやってきた。賢太は両親の無関心な態度に腹を立て受験をやめたという。賢太の子供じみた態度にたみは怒り、2人は激しい口論に。善三は仲直りさせようと四苦八苦する。そんな中、賢太は善三の家を出て「ギルティ」でアルバイトを始める。

第9話

 小百合が突然、結婚すると言い出した。善三は結婚を反対する根岸に小百合を説得するため協力してほしいと依頼される。一方、たみは小百合の味方に。賛成派と反対派に分かれた善三とたみは福岡や佳代を自分の味方につけようと必死になる。

第10話

 福岡が警察から身がらを引き受けたなるみ(後藤理沙)が失踪。福岡が弁護士になれなくなると困惑する善三たちをよそに、なるみの父・大沢(佐戸井けん太)は「早く娘を連れてこい」と訴える。やがて、善三はなるみの行きそうな場所がわかるというたみとなるみを捜す。

第11話 

 ナンだカンだと憎まれ口をたたきながらも、日に日に親子の絆を深めていく善三とたみ。そんなある日、突然、弁護士事務所が解散するはめに。根岸と共同のビル所有者・神田川が、ビルを担保にギャンブルで失敗したのだ。独立志望だった坂上(白井晃)以外のメンバーは、途方に暮れるばかり。特に善三のことを好きな佳代のショックは大きい。
 一方、仕事と同時に住居もなくした善三は、根岸から大阪の大手の事務所を紹介されるが、たみに言い出せないまま断ってしまう。それを知ったたみは、自分の受験のために善三が犠牲になったのではと思い悩む。いつしか2人は互いを思いやる父娘になってたのだ。
 しかし、事務所の仲間たちからの助言を聞くうちに「大きな法廷で自分の力を試したい」というかねてからの夢を思い出した善三は、たみと改めて話しをすることになり・・・。

第12話

 善三は大阪へ行き、たみは一人暮らしを始めた。善三は、たみのことが心配でしきりに電話を。また、福岡らは司法研修所で実務実習の報告をするなど着実に自分の道を歩み出す。だが、突然、善三が大阪から帰京。善三は初めての大法廷で失敗し、クビになったという。


参考 角川書店発行 「関西ザテレビジョン」