亜原種・交配種(除くラバンジン)のラベンダ−  最終更新 H14.5.7 品種詳細はこちら
Lavender hybrid,lanata,latifolia,etc :Lavandula x etc.)
育てる:
いまあるメジャーな交配種は下記の4種ですが、
Lavandula x allardii = Lavandula latifolia x dentata
Lavandula x heterophylla = Lavandula angustifolia x dentata
Lavandula x hybrid = Lavandula lanata x angustifolia
Lavandula x intermedia = Lavandula angustifolia x latifolia
このうちxintermeiaはラバンジンというメジャーなカテゴリで別にまとめてあります。
いろいろありますが、今のところstoechas系と亜属との交配種はないようです。
 
利用:
各ラベンダ−特有品種なため、性質や育て方は個別のスレットの中で解説します。 

品種集めの憂鬱:
原種(交配親)は実生で育てられます。友人のKさんのようにスペインの山まで採取に行ってきた兵(つわもの)もいますよ。
これらを使った交配種は、一般的に不稔になりますので、栄養繁殖に頼ることが多いでしょう。
一点:ヘテロフィラ系は日本で非常に混沌としていて、これが真実という説が確定できていません。
この点だけ承知置きください。私の推察が入ってます。


H14.5.7現在、16品種(怪しい重複品種8種を含む)を栽培しています。そのうち6種の写真を公開しています。
更新情報:
15.57 Richard greyをお預かりしました。


 



英名 和名 Photo 学名 Topics
African pride アフリカンプライド NP L.x allardii Allardiiの大葉選抜種。幅広大型の葉。刈り込まないと1.5mほどの大株まで育つ。サメのエラ状の葉が銀葉できれい。一年を通じて不定期に咲きつずけるが、花自体は黒紫の長穂になる。
花よりは葉を楽しむ品種でボーダー向き。。
耐寒性に乏しく氷点下で枯死する。過湿にも弱く、栄養豊富な土を好む。
Giant
Finao
Allardii
ジャイアント NP L.x allardii 幅広大型でギザギザが若干入る銀葉。薄紫の花は見映えせずぼやけた感じ。もともとはArrardii(アラルディー)の名前で流通していた。
(1980年代からフランスを中心に)
日本ではジャイアント、フィナオジャイアント,アラルディなどの名称で流通している。 もともとは別種であるが、この辺日本の流通品種は混沌としていて、すべて同じ物が別名で流れていると思われる。
(栽培観察で差異はない。)
Goodwin Creek グッドウィングリ−ク L. x hybrid L.x hetelophylla(L.aとL.dentataの交配種)とL.lanataの交配で作られた品種。アメリカGoodwinCreekガーデンの作出。
わい性の樹勢で葉はL.lanata似の銀葉で、ギザギザが入る。銀羽幅広葉がきれい。やや中太なL.lanata似の濃紫花がのびる。耐寒性はある程度あるが、湿気に弱い。
Richard gray リチャードグレイ NP L.x hybrid L.angustifoliaとL.Lanataの交配種で1980年代、英国王立植物園の作出。Sawyer'sに比べ、わい性で40cm程度までしか育たない。魅惑的な銀葉や濃い目の花穂はよく性質が現れている。
Sawyer's hybrid/
Conard Blue
ソ−ヤ−ズハイブリッド/
コナーズブルー
L. x hybrid 正確にはL.angustifoliaとL.Lanataの交配種で、1980年代後半英国Suffolk Herbの作出。なぜかNorfolkで販売していた。ウーリーラベンダ−の交配種で、銀場に黒っぽい花が咲く。湿気にはある程度強く、耐寒性もある。ボーダーで使うと銀葉が映える。
Spike
ラティフォリア
ネイティブ
オオ
スパイク L. latifolia 別名スパニッシュラベンダ−、広葉ラベンダ−
スペインやフランス南部などの山岳地帯(主に低い標高地域)に自生する原種の仲間で、他のLavenderより花季が遅く、通常8月の終わりに開花する。植物体自体はわい性だが樹勢1m近い長穂になる。広葉も特徴的で強い樟脳臭がある。花穂は淡く小さい。長い歴史の中でL.a.と混同され、安い精油生産用に大量生産されていた時代もあった。現在はラバンジンの交配親として、さまざまな特徴的なL.a.と掛け合わされて使われている。

ネィティブ(Native)
友人Kさんがスペインの山から採取してきた実生のL.latifolia。開花期が早め。

オオラベンダ−
タキイ種苗が2000に発売した品種で、L.latifoliaと思われる。
花穂が大きめのほかは野生のものと変わらない。この系統か、オオシロラベンダ−というのも流通しているが、スパイカアルバというのも流通しているらしい。
Sweet
heterophylla
スィート L.x heterophylla L.aとL.dentataの交配種。歴史は古く1800年代から見つかっている。L.x allardiiよりわい性に育つがそれでも大きめの株になる。濃紫花の花が四季咲きになる。葉は深緑色のギザギザが片鱗に残る幅広葉。甘い香りがするが、利用度は低い。湿気に強いが耐寒性はやや弱い。

Heterophylla
2000三春ファームがNz産の同種を販売したが、特徴的なギザギザ葉でなく、外見上はラバンジンに酷似した怪しい品種。薄紫花大型樹勢は強いが???
Woolly
ラナータ
ウイリー
ウ−リ− L.lanata 南スペインの高山地域(1800m以上)に自生する野生のラベンダ−で砂地に育つ。ふかふかの羽毛のような葉は地に這うような感じだが、長い花茎がすっと伸び。開花時には1m近い花穂になる。
黒紫色の小花が晩春に咲く。葉などに香りはない。耐寒性強いが、湿気に非常に弱い。移植がしにくいラベンダ−で、もっぱら実生繁殖で増やす。天下のサカタがウィリーの名前でうって恥をかいたのは有名な話。