日本中央バスの高速バス路線網充実、金沢経由大阪線・仙台線運行開始! 2003.10.23&2004.04.04)

 

 今回は、群馬県前橋市を中心にバス事業を展開する日本中央バスを取り上げたいと思います。

 群馬県は、山梨県と同様にマイカーの普及が進んでおり、県都前橋市をはじめ高崎市などバス利用が集中する主要都市でも、乗客数の落ち込みが目立ち、運行事業者の撤退が相次ぎ公共交通であるバスが存亡の危機に立たされた時期がありました。そんな苦しい時期に産声を上げたのが、日本中央バスです。

 同社は、昭和28(1953)年に前橋市内で創業した上電タクシー株式会社をルーツとする日本中央グループのバス部門です。平成7(1995)年に、上毛電鉄がバス部門から撤退したのに伴い、前橋市内の路線網の一部を道路運送法第21条による代替バス路線を引き継いで発足しました。自転車の積み込みができる「自転車バス」等地域の特性を生かした取り組みが目立ちます。

 バス部門のグループ会社には、渋川市委託の渋川タウンバスの運行や貸切バス事業を行う「日本中央自動車」と館林市内のタクシー会社が持っていた貸切バス部門の営業譲受で発足した「日本中央交通」があります。

 日本中央バスで、路線(代替)バス事業と同様に経営の柱に据えているのが、高速バス事業で、前橋市周辺を起点に、数多くの路線網を築いています。また、一部の路線を除いて共同運行パートナーのない単独路線が多いのも特徴です。

 そんな日本中央バスでは、10月20日から『前橋−金沢線 KanazawaLiner』を『前橋−金沢−大阪OCAT線 Kanazawa Liner』としてリニューアルして運行しております。前橋と大阪を結ぶ路線は、『館林・桐生・前橋・高崎−名古屋・京都・大阪線 シルクライナー』が1日2往復運行されていますが、シルクライナーを補完する意味合いで延伸されたものと思われます。尚、金沢−大阪間では乗降扱いはしておりません。1日1往復で所要時間は、約13時間半と、西日本鉄道が運行する新宿−博多間(はかた)に匹敵します。ただ、全線乗り通す方がいるかどうかは疑問です。この他に、前橋−仙台線の開設を宮城交通と進めており、ますます群馬県を発着する高速バス路線網から目が離せません。

 

 前橋−大阪線・前橋−仙台線の時刻は、次の通りです。(主要停留所抜粋・詳細は日本中央バス 027−287−4000まで)

 

★『館林・桐生・前橋・高崎−名古屋・京都・大阪線 シルクライナー』

館林BC発

BTおおた

桐生駅南口

前橋駅南口

高崎BC

名古屋駅太閤通口

京都駅八条口

OCAT着

 

3:00

3:35

4:30

5:05

10:20

12:50

14:00

20:00

21:20

21:50

22:55

23:30

5:15

7:50

9:00

OCAT発

京都駅八条口

名古屋駅太閤通口

高崎BC

前橋駅南口

桐生駅南口

BTおおた

館林BC着

15:00

16:20

19:50

0:50

1:25

2:25

3:00

 

20:00

21:10

23:50

4:50

5:25

6:30

7:15

8:30

 

★『前橋―金沢―大阪OCAT線 Kanazawa Liner』

前橋駅南口発

高崎BC

金沢駅東口

京都駅八条口

OCAT着

OCAT発

京都駅八条口

金沢駅東口

高崎BC

前橋駅南口着

22:45

23:20

6:10

10:30

12:00

16:00

18:00

22:20

5:10

5:45

 

★『高崎・前橋・桐生−仙台線 Sendai Liner』

高崎BC発

前橋駅南口

桐生駅南口

BTおおた

仙台駅前着

仙台駅前発

BTおおた

桐生駅南口

前橋駅南口

高崎BC着

22:10

22:45

23:50

0:30

6:00

23:00

4:30

5:10

6:15

6:50