2005年に巡り歩いた滝を紹介します。今年は41本の滝を巡りました。

1年で100滝巡りを達成した2004年も終わり、振り返ってみると滝に対する見方、撮影方法、構図のとり方など
色々変化のある年であった。良い経験を積めた年であったと言える。
さて、2005年はどんな年であったろうか?
もちろん、滝に対する情熱は変わりない。しかし、中国への4回で52日の出張が6月〜10月にあり、滝めぐりには
美味しい撮影シーズンを逃す年であり、行きたい場所へ見たい滝を見れなかった年かもしれない。
しかし、41滝めぐることができたので、その成果を簡単に振り返ってみたいと思う。

1月の滝巡り
  新年初滝めぐりとなったのは、近所
で路面凍結の心配も少ないだろうと
いう考えで、埼玉県内にある宿谷の
滝へ家族で行くことにした。

再訪の滝であったが、新しい発見が
あった。
いつもなら滝その物にばかり目が行
き構図いっぱいに滝全体を収めるこ
とが多かった。しかし今回は、透明
度の良い滝壷に目を魅かれ、滝壷
を強調するような構図というものに
挑戦する最初の滝となった。

宿谷の滝(埼玉県)
(落差12m)

大禅の滝(長野県)
(落差30m)

箱瀬滝(長野県)
(落差10m)
大禅の滝周辺にはたくさんの滝が
あるので、冬以外の季節に再訪し
たいと思っている。

帰り道、佐久インターへ向かって
走ると噴煙を上げた浅間山が良く
見えた。
あまり氷瀑は興味が無かったの
だが、冬の滝というのも見てみた
くて、運転が怖かったが長野県
まで行ってみることにした。凍り
ついた氷瀑の姿は流れる滝とは
違うが、その時期にしか見れない
物を見たということで、その芸術
性も含め感動した。
水量がある為か、こちらは周辺
が凍っているだけであった。
滝近くの壁には大きな氷柱が
あり、見応えがあった。
3月の滝巡り


秩父華厳の滝(埼玉県)
(落差12m)

アズマイチゲ

柱戸の不動滝(埼玉県)
(落差26m)
3月になると、花が咲き出しドライブ
に行きたくなる。我が家では花めぐ
りと言って、家族を連れ出し、滝も
行ってしまうというパターンが多い。
梅の花を見てからこれも
近所の滝であるが、見慣
れた滝に再訪した。
岩宿の里へカタクリを見に行ったら
ピーク前であまり咲いていませんで
した。その代わりにアズマイチゲの
群れが咲いていました。
岩宿の里から日光方面に向
かって進み、再々訪となる滝
を見に行った。この時期はま
だ緑が少なくて味気ない。
4月の滝巡り

白髪滝(山梨県)
(落差8m)

親子滝(山梨県)
(落差6m)

大滝(山梨県)
(落差30m)
以前、近くまで来ていたのに工事中
のため行くことが出来なかった板敷
渓谷へ訪れることが出来た。
日帰りには遠い場所だった。
板敷渓谷入口の橋からこ
の滝は見ることができる。
大滝へ行く途中に2段で落ちる小さ
な滝がある。
今日見たかったメインの滝。
思ったより簡単に見に行ける
大きな滝だが、訪れる人は
少ないようだ。もったいない。

もも

仙娥滝(山梨県)
(落差30m)
板敷渓谷へ行く前に、桃源郷へ桃
を見に行った。到着がお昼頃になり
遠くまで広がる桃の花と、遠くの山
の景色は昼下がりの日差しで霞ん
でしまい撮影は失敗に終わった。
板敷渓谷の帰り、有名な観光地で
ある昇仙峡へ行き仙娥滝を訪れた。
仙娥滝は日本の滝100選の滝だ。

帰りに市街地へ降りて行く道の途
中で桜の花を見ながらドライブを楽
しんで帰った。


芝桜
     
将門の滝(埼玉県)                         不動滝(埼玉県)
(落差30m)                             (落差50m)
秩父には芝桜で有名な羊山公園
というのがあるが、なかなか行く
チャンスが無かったが、今年やっと
行くことが出来た。
今年初めての単独行動で、朝早起
きして出発した。
よく通っていた国道の橋の
下に30mもの滝があった
ことを今回知った。
こんな身近にあったなんて。
埼玉県に有名な滝は少ない。
観光ガイドに載っている滝というの
も少ない中で、この滝は有名である。
いつも気になっていた滝に行くこと
が出来た。
左が上段、真ん中が中段、右が下段
の3段で50mの滝だ。
この滝は中段以下は足場が悪いが
とても美しい滝だ。新緑の季節、苔
が生えていて綺麗でした。
5月の滝巡り

双竜の滝(東京都)
(落差20m)
再訪となる双竜の滝。
以前訪れた時は、滝に近す
ぎのため、カメラの視野に収
まらなかったが、今回は広角
レンズを購入し再訪した。
バッチリ収まった!

井戸沢の滝(東京都)
(落差46m)
海沢谷に落ちる井戸沢の段瀑。
6+20+20m。
道路からも2段が見えるが、木が
邪魔で撮影困難であった。
今回はF1の滝壷まで降りて撮影
をした。
滝壷へは渓流歩きが慣れている
人でなければ近づかない方が良い
だろう。

三ツ釜ノ滝(東京都)
(落差25m)

ネジレノ滝(東京都)
(落差19m)

大滝(東京都)
(落差30m)
三ツ釜ノ滝には以前訪れたことが
ある。しかし、その奥にネジレノ滝
と大滝があることを知っていたが
時間切れで帰ってしまったので、
そのリベンジを果たした。
この3つの滝は海沢四滝の内の
3滝である。この先にもう1つ有る
が、一般ハイカー向きではない。

大滝の苔生した姿が大変すばらし
く感動しました。この新緑の時期は
おすすめです。
海沢の滝達を見た後、奥多摩の
少し奥へ進み、山梨県に入る。
細くてちょっとダートな道もあるが
結構白糸の滝は一般の人にも
知られているようだ。
真っ直ぐ落ちる滝のすぐ近くまで
行ける。
その奥へ車を進めると、雄滝が
あり、その展望台から日向沢の滝
も同時に見ることができる。

白糸の滝(山梨県)
(落差36m)

日向沢の滝(山梨県)
(落差20m)

雄滝(山梨県)
(落差15m)

夢の滝(東京都)
(落差8.5m)

龍神の滝(東京都)
(落差18m)

九頭龍の滝(東京都)
(落差8.5m)
奥多摩周遊道路には三頭大滝
という観光地化された有名な滝
が有るが、渋滞していて駐車場
に入れず、そこから近い左の3つ
の滝を見てきた。
海沢にある滝や白糸の滝などを
見た後だったので、少し見劣りす
る滝であるが、奥多摩にはたくさ
んの滝があることを実感させた。
まだまだたくさん見たい滝がある
が次回のお楽しみにということで
帰路についた。
6月の滝巡り
前から行きたかった山梨県の
西沢渓谷へ行くチャンスがやっ
てきました。
会社のハイキング部主催による
ツアーがあったので、早速申し
込みました。

天気も良く、歩くのにはとても
気持ちの良い季節です。

全長8km、標高差130m、所要
時間約4時間のトレッキングの始
まりです。

大久保の滝(山梨県)
(落差30m)

三重の滝(山梨県)
(落差10m)

竜神の滝(山梨県)
(落差6m)
この渓谷は落差が低く、
滝壷の釜が広く、青く澄
んでいるのが特徴です。
その中で、大久保の滝
だけが落差30mあります。

写真を撮ってみると、本当
に水が綺麗なブルーにな
ります。
三重の滝、竜神の滝、貞泉の滝
共に広くて綺麗なブルーの釜を
持っています。
また、もう一つの特徴は、滝の流
れる岩肌にあります。これは花崗
岩で、この岩盤に清流が流れ落ち
るのが西沢渓谷をより美しく見せ
ているようです。

とにかく綺麗なので、4時間歩くの
も飽きさせません。

貞泉の滝(山梨県)
(落差6m)

七ツ釜五段の滝(上段、中段部)
(山梨県)(落差35m)

七ツ釜五段の滝(下段部)
七ツ釜五段の滝は日本の滝100
にも入っている勇名な滝です。
下段部分が先に横から見ることが
出来ますが、落差の低い滝が多い
中で、この下段は落差も水量もあ
るので迫力があります。
とにかく綺麗な滝です。陽の射し方
によって、釜の色が変化し、自然の
美しさ、神秘さを感じます。

最後に現れるのが不動の滝です。
その後は帰り道をひたすら歩きます。

不動の滝(山梨県)
7月の滝巡り

ニッコウキスゲ

アザミ
中国の出張から帰ってきて、次に
出張へ行くまでの間、花と滝が見
たくて長野県へ遠征しました。
まずは車山から霧が峰高原へ向か
うビーナスラインをドライブしました。
調度この時期はニッコウキスゲが
満開の時期でした。

その後、蓼科山の北麓にある長門
町の滝である不動滝へ行きました。

不動滝(長野県)
(落差15m)
10月の滝巡り
6月から10月までに4回で52日間
中国へ出張へ行ったが、その出張
もようやく終わり、帰ってきて早々に
また長野県へ滝めぐりに行った。
今回は単独で朝早くからの滝めぐり
である。

国道406号に車を駐車してすぐに
見える二重滝、唐沢の滝はお手頃
な滝である。これは簡単に行けるの
で、菅平方面へ行った際には是非
立ち寄ってみてほしい。
唐沢の滝は菜の花の咲く時期もお
すすめのようである。

二重滝(長野県)
(落差15m)

唐沢の滝(長野県)
(落差15m)

緋の滝(長野県)
(落差50m)

不動滝(長野県)
(落差85m)

権現滝(長野県)
(落差75m)

奇妙滝(長野県)
(落差60m)
とても紅葉が綺麗な時期に以前
から行きたかった米子大瀑布へ
行くことが出来た。今回は再訪と
なる。
不動滝、権現滝の2本を合せ
て米子大瀑布と呼ぶ。
日本の滝100選の滝だ。
さすがに大きくて立派な滝で
した。
ただ、午後だったため、逆光
だったのが残念でした。
不動滝、権現滝は1枚の断崖から
一気に落ちる。やはり直瀑は最も
滝らしく見ていて気持ちが良い。
紅葉も綺麗で、多くの人が訪れて
いた。
今回この場所を選んだのは、前回
来た時に米子大瀑布と同じ駐車場
から、落差60mもある滝がもう1本
あることを知らず見逃したので、どう
しても再訪したかったからです。
この滝はとてもおすすめの滝です。
是非滝壷まで行ってみてください。
11月の滝巡り
2005年締め括りの滝めぐりは
秩父の奥にある中津川へ行った。
もう紅葉も終わりのシーズンとな
っていて、落ち葉も多く冬の寂し
げな渓流の景色になりつつあっ
た。
中津川方面にはたくさんの滝が
あるが、今回は勘兵衛滝と不動
滝の2本を見ました。

今年、名前のある滝は41本見る
ことが出来ました。

勘兵衛滝(長野県)
(落差17m)

不動滝(長野県)
(落差3m)

秋の終わりは柿の葉が落ち、
実だけがたくさん残る光景が
あちこちで見られる。
2005年 最も見たかったで賞 2005年 2番目に見たかったで賞

大滝(山梨県)

日帰りではなかなか遠くて行くのが大変な滝だが、
以前、泊まりの家族旅行でこの滝を見る予定であっ
たが、近くの昇仙峡まで行ったが、板敷渓谷入口は
工事中と言われ、それも夕方だったので行くのを断念
した滝であった。今年、思い切って日帰りでリベンジ
した想い入れの強い滝である。同じ落差の滝で、
日本の滝100選に選ばれた昇仙峡の仙娥滝が近く
にあるが、こちらも見劣りしないおすすめの滝である。
有名でない分、静かに鑑賞できる。

大滝(東京都)

この滝もリベンジの滝である。海沢には一般の
ハイカーでも見ることが出来る滝が三ツ釜ノ滝、
ネジレノ滝、大滝とあるが、以前、家族で来た時は
別の場所にも寄ったりして遅くなり、入口の滝と
なる三ツ釜ノ滝のみ見て帰ることになって、絶対に
また来るんだと誓った場所であった。新緑の時期に
リベンジをしたら、予想をはるかに越えて美しい滝
であった。思った以上に大きく、苔の色も綺麗で、
お気に入りの滝の1つになった。
2005年 写真うつりが良かったで賞(3滝)



不動滝(埼玉県)

新緑が映え、そこを流れる水の動きがとても綺麗に撮影できた。
直瀑の部分、段瀑である要素両方が同時に写るのも興味深い。



大滝(東京都)

この滝は全体の撮影よりも、アップの表情の方が美しさが際立った。
とにかく新緑が美しさを引き立てる。苔も良いし、滝落ち口上部の
新緑の木々も奥行き感が表現され、自然の美しさ、春から夏へ移る
季節感も感じる1枚になった気がする。この滝は本当に綺麗です。



奇妙滝(長野県)

昨年は花水の滝を1つに選んだが、共通点として、岩肌に弾ける細かい飛沫が
美しく、そして滝壷ギリギリまで近づいて見上げられ、見る立ち位置で見え方が
変化し、それぞれ美しさがあるといった撮影には楽しい滝だった。