空色の言葉




161相対

わたしは光だから
あなたのこと理解できない
そう言われた

そうかもね
一人で呟いて
泣いていた

あなたのこと
理解したかった
どんなに大切か
世界がなくなっても
あなただけは守りたい
理解なんてできなくていい
わたしは一緒にいたい
一緒にいれば
きっと理解できるから

それなのにあなたとは……
大好きなあなたの
側にだけいられないなんて
運命を呪いそうになる

考える
不思議なの
どんなことを感じても
いつも前向きで
光に近づいて考えるのに
あなたのことだけは
そうはいかない
闇に近づいた感じ方をしてる
側に行きたくて
自分を抑えられない

あなたはなぜ生まれてきたの?
こんなにわたしをひきつけて
あなたが心の闇で
そして一番大好き
理解したい
あなたの考えていること
あなたとわたしの生まれたわけ

心臓を握られたような圧迫感
あなたに会うまでまた続く
この笑顔の底にいつもあなたがいること
どうか気づいて
その悲しげな闇から
いつかわたしが引き上げてみせるから


62片思いの経過

想いは届かない
冷静にそう言って
でも納得してない自分に
気づいているくせに

どんなに苦しくても
諦めたくない
あなたのこと考えて
側にいたい
本当に単純
何もいらない
あなただけ
そう感じているのに
届かない
不安のかけら
それは今
山積みでのしかかる

考えたこと伝えたい
あなたと話したい
何が良くて何がいけないか
わたしには分からない
でもそんな日があってもいいでしょ?
あなたと話せるなら
そんなのどうだっていいから
あなたとの会話は
わたしを救うから
それだけで充分なの

叶わない想いだと
無理に押し込めても
押し込めきれない
あなたがいる限り
答えを聞かない限り
わたしは諦めない

あなたはわたしが好きな
唯一の人なのよ
これから出会えるか分からない
好きだけじゃ
表現できない人

伝えるから
この気持ちは増えつづけるから
目を閉じずに
あなたを見つめてみせる


63隠せない気持ち

狭い空間で行き来してるわたしは
すぐ行き止まりで立ち止まる
行き止まりにいらだって
自分に腹がたって

どうすることもできない感情
わたしの中にある
消えてくれない
ずっとわたしに
つきまとう

本当は笑顔でいたい
余裕があれば
こんな感情持ちたくない
嫌気がさす黒い気持ち
あなたにだけ感じてしまう
この感情

他の人はどうだっていいの
あなたにしか感じない
大好きなのに
この気持ちで
嬉しさが半減する
あなたに会いたい
いつも変わらず願ってる

今度会えたら
自分の気持ちを打ち明けようか?
この醜い気持ちを
戒めとして
あなたに聞いてもらおう
好きになるほど抑えられない
好きにならなければ
やきもちだって焼かないで済んだのに


64どんなに言葉にしても……

好きだと今言っても
信じない
あなたはそういう人だから
いつも疑って
わたしの言うことを真に受けない

大好きだから
そんなこと気にならないほどに
それも長所だと
わたしは笑えてしまう

だけどこの気持ちは
隠しておけない
会うほどに
心が平静でいられない
いつも素直じゃないけど
鈍感だけど
あなたの前では
違うわたしになりたいの

取り合わない態度で
あなたは今日もきびすを返す
どうしても受け入れてもらいたいのに
あなたのそのしぐさも
わたしは大好きなのに

何度愛してると伝えても
届かない言葉の束
あなたの気持ちも
確かめられなくて
わたしの思考は乱雑になる
安定を手に入れられない

この幸せの感覚を
あなたに感じさせられれば……
このいてもたってもいられない想いを
感じれば納得する

たとえあなたが取り合わなくても
わたしは好きだから
気持ちが変わらないから

わたしは今日も
言葉で想いを伝えている


165闇の二人

闇が好きなわたしは
変わっているのかな
あなたを見かけた時に思った
わたしとあなたは
同じだって
それだけで嬉しくなって
何もいらないと思った

わたしは闇が好き
この空気が
流れ込む淡い光が
優しい遠慮がちな風が
全てが
わたしに語りかけているようで
応えたくて

この闇に一人だけ
あなたが側にいてくれたら
もう何も望むものはないよ
完璧じゃない?


166どうしようもない

大切にしていた心
あなたへの気もち
突然に壊される
それは本当に唐突で
心が壊れていることにすら
気づかなかった
わたしには悪魔でも
あの人には天使
私には好きな気持ちなど何もないのに
あの人は悪魔に微笑みかける

分かってる
どうにもならないことだって
あの人の心を変えるには
フェアに振り向かせるしかないって

だけどどうにもならないよ
あの子を見る目つきでわかる
どんなものよりも大切なものを感じてる
似ているのから
あなたを声もなく見つめていたあの頃の私に


167理想論

夢なんてみてても仕方ない
突き放された言葉は突き刺さる
あなたに何が分かるの?
わたしの気持ちになろうともしてないのに
現実は厳しいけど
楽しいことは一つもないの?
希望はないの?
生きているの?
なぜあなたは生きてるの?

問いかけてみたくなる
でもあなたは応えられない
間違いない
わたしには少なくとも希望がある
あなたに否定されても失わないものが
それだけでもう充分よ


168反転しないで

好きじゃなかった
本当の事
嫌いだった
あなたの顔も性格も
会いたくもない
言葉にしていた
あなたの勝気な瞳
怖かった

なんでも自信かあって
笑顔は余裕で
わたしにないものを
あなたは持っていた

嫌いな理由
本当はなんだろう
考えると分からなくなる
会うのが苦痛だった

好きじゃない
あなたのこと好きになれない
どうしても思ってしまう
この弱気な性格あなたの自信
わたしになくてあなたにはあるもの
それだけで一日が終わる

だけどたまに響くんだ
優しく繊細な笛のように
澄んだ音で心に同調する
あなたの不意の優しさが
ずっと気づかなかった
あなたを見ようとしなかったから
嫌いじゃない
隣にいても
今は拒絶できない

あなたは変わらない
わたしがきっと変わった
居心地がいいあなたの横に
わたしの居場所がある

これは恋ではないけど
深い霧の中のように
落ち着いた優しい綿のように
わたしを包む
激しさはなくてただ
安らぐ

あなたの隣に
他の人が座るのは
耐えられないよ
不意に捕らわれて気づく気持ち

あなたの悪戯っぽい笑みに
わたしは苦笑いで返した


169底から沸き上がる泡

気持ちがはぐれても
立ち止まったまま
わたしに何ができた?
弱さを象徴するわたし
勇気があこがれだった
だからあなたを
好きだったのに……

自信がなかった
隣にいても
何もできなかった
不安だらけじゃいけないと思っても
不安は隠せない
あなたが他の人といると
少しでもいないと
一人でいると
孤独だった

不安で泣きそうになる
そんな風になりたくなくても
わたしは弱い
泣いてしまえば
すこしは気分が晴れるけど

いつも否定して
あなたを困らせていた
否定しか出ない自分に
うんざりしてた
だから嫌いだった
否定だらけの自分が
苦しくてあなたといる時間が
大好きだったのに
言葉を放てなくて
いつの間にか
恐怖と自己嫌悪だけが
残った

これで良かった
言い聞かせる
あなたといたとしても
明るい未来はないから
追い詰めて何も
好きでいられなくなる

立ち止まったまま動かない
今のわたしは……
責めないでゆっくりと
自分を好きになろう?

好きになったその時は
あなたを放したりしないから
強さで幸せにする自信が沸いた時に
勇気をきっと出せる


170愛してる

愛してたいつも
変わらずに
気持ちが変わることがなかった
当たり前のようにあなたはいた
わたしの側にずっと
毎日側にいても
足りない
あなたに会いたい
恋い焦がれて憑かれたように
あなたしかいなかった

一目見たときから
わたしは何かを変えたと思った
わたしの生き方思想
恋の仕方
あなたに会って変わってしまった
選ばれないと思ってた
あなたには魅力があったから
どんな人もひきつける
強さがあったから

強さを分けてもらった
今も
わたしに見えるのはあなただけ
好きになるのが怖かった
失ったときに
生きてはいけないと思ったから
あなたにひかれたわたしは
どこか別の次元にいるみたいだった

遠くで何かをしているように
でも鮮明で目をそらすことができなかった
恋は激しすぎて他人事のように
どこかで感じてた
わたしじゃない誰かが
わたしの心のなかにいた

今は分からない
あなたを失って
心は沈んだけど生きていける
あなたの笑顔が
優しさがわたしを力づける

本当はわたしなど選ばれるはずなかった
偶然だった
わたしはあなたに選ばれただけで
もう満足だから
不思議な気持ち
取り乱して意識を失うと
確信していたから
あなただけだった自分が
失っても
あなたに力づけられている

あなたを痛い位愛してる
気持ちは変わらない
あなたが幸せなら
わたしはもっと幸せになる
あなたがくれた強さと共に
生きて行ける


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