空色の言葉




281永遠のハーモニー

星が降り注ぐ夜
聖夜と呼ばれる日に
わたしは永遠を見た
あなたの側で光る淡い光
誰も気づきはしなかった
あなたさえ
だけど星の瞬きと共に
やさしくやさしく光るその光は
わたしを包んでくれて
その時時間は止まり
永遠がわたしに流れ込む
動くことができずに
あなたは瞳を覗き込んだ

わたしには触れることができなかった
あまりにも尊い光は
触れたら崩れてしまいそうで
わたしは永遠に触れることはできなかった

だけど知ったの
信じられる
この世に永遠を見つけたから
わたしはまたあの光に出会うために
あなたの側にいたい


282不安

苦しいよ
あなたの気持ちが分からないから…
知らないままで後ろで手を組んで
それでもいいの?
あなたは気づかないふりをしているの?

わがままだって知ってる
いつも思われていたい
あなたに大切なものがあるように
わたしにも大切なものってあるのに
たくさん大切なものがあるから
人って輝いているのに…

あなたの大切なものであればいい
思われていない時があっても
そう考えてるの
それでも不安は嘘をつけない
大きく心臓が鼓動して
わたしは動けなくなる

思われるんじゃなくて
思いたい
あなたの気持ちに
応えたい
わたしだけじゃないと知っても
あなたを好きな気持ちが
少しもゆらがないように
不安の鼓動を止めてしまいたい


283夢の後で

夢で見た気がするの
暖かいぬくもり
あなたの側に
白く光が舞い降りて
あなたは微笑んだように見えて
わたしは幸せだった

いつも元気をくれた
触れ合って柔らかく
わたしを変えてくれた
あなたといる時は
どんな悲しみも薄れて
あなたがいないと
切なさに心が濡れてしまう

今どこにいるの?
会いたいけれど
あなたは静かに休息しているから
見守っていたいから

わたしは目閉じて
少しだけあなたに近づこうとしてる


284主義

あなたのこと
分からない
気持ちなんて見えない
優しさ感じるけど
わたしはあなたを見つめたくない

見つめたら
視線逸らせなくなるから
わたしの気持ちはどうなるの?
いつもあなたのことだけ
そんな自分は認めたくないのに

わたしの夢は?希望は?
あなただけになったら
失えなくなる
だからわたしは
あなただけにならない
自分の道を進む

あなたと触れ合う道があったとしても
触れ合い続けることはないように
お互いの道は
交わることがないように

それがあなたとわたし
だよね?


285暗転していく

何もかも愛してた
大好きだった
世界は輝いてた
みんな正直で
悪人なんてなかった
気もちはどうして変わるの?
すさんでしまうの?
自分を失うって
どういうことなの?
昨日のわたしとは確かに違う
全てが暗闇で
何もかも裏がある
雲も色も陰気で
昨日の晴れやかな青はどこへ行ってしまったのか
心を傷つけることはないのに
無意識に傷ついて
世界も暗くなって
わたしは何も光を見いだせない
不公平だよ
明るい光を射して
せめて目の前にだけ希望を見せて
運命は平等だって思わせてよ


286真実

時を止めて
やりなおせるなら
何度でもやり直す
そして進む
わたしの未来を

道は別れてて
進み方もしらないのに
どうやって見つけるのよ?
何度チャンスがあったって同じ
運が全てを左右してる

そんな世界で生きているのって
退屈だよ
運ってなんだろう?
ない人は
どうやって生きて行けばいいの?
放棄して堕落して
それでも祝福があると言い張れるの?

知らないよこんな世界
何も分からなくて
賢者なんていなくて
愛って言葉を濫用してる
そんな世界いらない
真実のものなんてどこにもないんだから

けど真実ってなんだろう
本当に正しいものなんて
この世の誰も知りはしないのに



287分からない

好きだった場所って
あったのかな
良くわからない
考えたふりして
本当は何も感じていない
無感覚な気持ちをさとられたくなくて
考えてるふりをしてた

虚しい時間
何も得るものはなかった
僕は死んでいた
生きることができるなら
それってどういうことだろう
生きていても死ぬことはできる
何も変化のない毎日は
意味がなかった
意味がないと生きられないって
誰かが言ってなかったっけ?

良く分からない
何も考えたくない
なのになんで?
考えたくないのに
意味について考えてしまって
疲れ果てた頬には
涙が流れ落ちて

僕は考えるべきじゃなかった
進むべきだった
でも誰も教えてくれはしなかった
僕でさえも
分かったのは
本当に考えを止めた今


288青い白色

もし羽ばたけたらどこまでとんで行こうか?
雲を見るたびに
その白さに
憧れる

青と白の色はわたしの心を落ち着ける
辛くなったら上を見る
退屈になったら上を見る
充実した時間だから
何もない空なんてない
毎日何かが変わって

毎日眺めているわたしは
その変化を見つける

あの空へ羽ばたいていけたらなぁ


289無いものねだり

悩みがないねって笑うけど
そんなことないよ
わたしは沈んでは
海の底で足を絡める
浮き上がれない
たいしたことじゃないって
悩みたいだけだって言うけど
そんなことないよ

わたしは未来を見てたい
いつだってそうだ
だけど未来ばかり見えるはずないじゃない

好きじゃないのよ
わたしも誰も
だからイライラする
イライラは募って
わたしを無力にする

悩みがなかったら
からっぽな人間の気がする
だけどわたしは悩みから抜け出したくて

どうしたいのかわからない
そしてまた悩み出す


290気づき

叫んでいたいのよ
この負の感情
何もないと実感させる孤独
どうして襲いかかるの?
いつも前に進んでいるのに
容赦ない
憎まれているように
孤独は襲いかかる
嫌いだよおまえなんか
側に来るな

叫んでも孤独は増すばかりで
一人も側にいなくて
わたしの瞳は信じられなくて
不信の色で探っている
そんな自分にうんざりだ

もう一人で寝ていよう
何もかも諦めて
ただ空を見よう

そうか
孤独はわたしの側にいてくれたんだね
私自身もずっと
側にいたんだね

気づきもしなかった
いつも側にいる人は
一番気づきにくいよ




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