空色の言葉




421白い夢

何もなかった
ただ純白
雪の日の景色のように
何も見えなかった

考えもしなかった
立っているだけ
佇んでいるわたしは
何もしなかった

全ての色がなくて
けれど無色なわけじゃなくて
心で感じているだけ
一色では現せない
色づけるはずなのに
少しも色づかない

そこでなぜかわたしは満足して
また何も考えず
佇んでいる

何もわからず
何も知らずに


422じぶんらしさ

明るい光がすきだけど
無理にはつくれない
それは偽物だから

暗い所へいたいと願うけど
いつまでもはいられない
明るい光を望んでしまうから

バランスが取れなくて
今日のわたしは何を望んでる?

昨日とまるで違うわたし
今日のわたしを生きるしかない

けれど
自分を枠にはめる必要もないよね?
自分らしく
進んでいけばいい

これが自分だからと
諦めたりしないで
その枠は
あなただけのもの
きっと壊してしまうことだって
できるんだよね

わたしが望むものを
掴む力はずっとひそんでいる

大切な気持ちは
伝えたい
たとえわたしらしくないと
人に言われても

わたしは信じてあげよう
わたしがすることを
自分らしいと


423選ばれる答え

あなたが言った答えが
聞こえないまま
時が過ぎていく

花びらがふわりと
空気を含んでおりたつ
わたしの肩に
そのピンク色の花弁は
なんだか悲しくて
頼りなくどこかへ飛んでしまいそう
わたしの心のように

呼びとめられなかった
本当に確かめたかったのに
あなたの答え
まだ聞いてない
保留のまま
気持ちどうすることもできないまま
一言言葉を聞かせて

夢の中のあなたの方が
誠実だったよ

あのときのあなたにはもう会えない
この気持ちのもどかしさが
募っていくばかりで

全て忘れられる魔法があればいいのに
曖昧に縛り付けられてる

どうしたら進めるの?
叫びたくなる
一見平和に見えるのに
葛藤してる
まだあなたの面影を
求めているから?

あのときの答え
もう分からないのに
自分の弱さを責めてる

違うのに
明日あなたがいないなら
回答はいらないのに
気付けなかったの
縛られていたかったのかもしれない
全てを失ったと気付くのが

解放されても
笑顔でいられるのに
あなただけが
世界ではないのに
どうしてだろうね?

あんなに選択にこだわってた
答えはどちらでも
本当に何も変わらないんだ


424探し物がみつかった時

支配なんてしないで
分かってる
あなたはそんなつもりないよね
わたしが勝手に感じている

この気持ちは何?
全てをすててもあなたを選ぶ
そんな自分に愕然としてる
なぜこんな風に変わってしまったの?

出会った時はすれ違うだけ
それだけの存在だった
優しい言葉で癒してくれたのは
それから半年もたってからだったのに

まるで何も感じなかった出会いは
全てを嘘だとカンジさせる
この気持ちも嘘?
どうして訳もなく急に溢れ出すの?

止められない
涙だと思ったら
冷や汗だった

焦ってる
自分のことわからないはずないって
断言してたのに

あやふや
あなたのことだけ
いっそ泣いてしまいたい
弱くて震えているわたしを
あなたにさらけだしてしまいたい

もう変わることはできない
あなたの優しさに悲鳴をあげる
逃れられない
もとには戻れない

なんだろう?この暖かい気持ち
あなたの隣にいると
元に戻ることは
全てを失ってしまうように
感じてしまう

ごめんね
何かを見つけようとしていた自分へ
あなたの探していたものは
きっともうみつかったんだね
それは才能でもキャリアでもなかった
あなた
ただ一人だった


425ひとめぼれ

出会ったよ
運命のあなたと
そんなに簡単に見つからないって
友達は言うけど

ねぇ感じたんだ
あなたは否定するかもしれないけど
ホームで一目見たときから
分かったんだ
なんだろう
理屈じゃなくて

嬉しかったよ
わたしの人生を変えてくれた
あなたのこと
大事に感じるの
大切な気持ち
こんな風に感じられる時は

もしかして後にないかもしれないから
見ていたくて
後姿を見送るのが辛かった

また会える?
同じ時間
あなたに会いたい
話したこともないのに
この気持ちは確信めいてる

明日はどんな服を着よう?
まるでデートみたいに
ドキドキしているよ
あなたに振向いてもらえるかな?

いつか話しかけてみても
いいですか?


426大好きな人

好きな人は?
なぜそんなこと聞くの?
混乱させないで
自分で自分が分からないのに

自分を責めてもしかたないって
分かっているのに
とまらない心の叫び
どうしてだろう
泣きたくなる
無性に
どこかへ逃げ込みたくなる

すきってドキドキ?
どうやったらわかる?
相手のこと
知りたいと願える?

わたしは何も知らないのかな
踏み出してないのかな
好きな人は?

今は分からない
何も知りたくない
逃げているばかり
何からだろう?

いつか分かる日がくるかしら?
ためらいなく好きな人を
口に出きる
そんな自分に
出会えるかな


427比重の崩壊

嬉しいことがあった
沸き上がってくる気持ち
どこに隠れていたの?
考えが少し横にそれただけなのに

わたしの時間
あなたの時間

よく分からなくて
本当はあなたのことでたくさんになってる

でもきっと
自分の世界を大切にできるから
自分をひがまないで
生きていたいから

大切にしても
あなたは好きでいてくれると
信じてるから

わたしもあなたの世界を否定しないように
お互いの時間を尊重できるように

劣等感じゃなくて
否定感じゃなくて

きっと丁度いい距離
見つめてみよう
自分を
あなたをもっと好きになりたいから
自分を否定しないで


428漣(さざなみ)

なぜこんなに自分が小さく見えるんだろう?
人と自分を比べてる?

わたしの気持ち
どこで修正したらいいのかな?

型にはめないで!
自分ではめようとしているから
抵抗しないと

わたしはどんな人でもない
どんな人にもなれる
なりたい自分になる方法
きっと分かる

だって生きている道そのままが
自分だと断言してしまえばいいから

揺るがないで

否定しないで
何も

悩まないで
苦しいから

愛して
自分も人も

嬉しい気持ちも
幸せな気持ちも
たくさん抱きしめてきたから

その感覚を知っているから
沈んでいかないで
その海面の美しさを
しっているから

たとえ沈むときがあっても
浮かんでいても
変わらないんだよ
その海面の美しさを知っているから

そこへ向かえるから
自分の心の記憶は
目指すものは変わらないから
だからどんな自分も
海面の美しさと同じように
愛して

その綺麗なさざなみ
その気持ちを一瞬でも自分の心に
見つけられたら
あなたは愛するに値する人


429羽根

伝えたい言葉
あなたに一番に
意地をはりすぎてる?
そう自覚してるよ

あなただけになってるの
すごく苦痛
こんなこと言うなんて
わたしって変わってるかな?

求めているものが
まだみえないのかな
可能性がありすぎて
選ぶこともできていないから

何かにとらわれたくない
自由にして
でもとらわれていたい
ムジュンした気持ち

きっと閉じ込められたいから
羽ばたいてみるんだ
逃げていたいから
立ち向かっているんだ
何も見つからないから
みつけようとしているんだ

分からないなら
わかろうとしたい

あなたに伝えたい気持ち
今はまだはっきりしないかも
形にならないの

でもいつか形にしてみせるよ
わたしの口で伝えたいから

待っていてね
わたしの羽ばたきを
見守っていてくれるあなたへ


430不安な雫色

駈けぬけていて
何が不安?
涙を流しそうな瞳で
こっちを見ないで

何をいいたいの?
不安?
誰と比べたいの?
無理ばっかりして

あなたを抱きしめてもいい?
その不安そうな瞳を
穏やかな色に変えたいから
一人残されることを
いつも恐れているように

大丈夫だよ
あなたの前から去っていくことは
絶対にしないよ

たとえ翼をもっていたとしても
あなたのこと
待っているよ
先へは進まないから

誰と比べなくてもいい
あなたの想いを
わたしが受止めているから

泣かないで
その雫を
微笑みで暖かい色に変えて
こんなに抱きしめても不安?

もしかして幸せすぎて不安?



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