空色の言葉




461涼しの場所

静かな清流を感じる
ひんやりと涼しくて
風が吹き抜けていく
幾筋も透明なブルーで
安らぎをもたらす

水の音を聞いている
まるで途切れることのない
心地よい音楽

耳を澄まして
蒼の音を聞く

覆いつくしてしまう
淡い青色の空気は
音にまで伝わって

大好きが増えていく

初夏の風も全て
覆われていく
水のヴェール
淡いシルクのカーテンのように

ふわりふわり
ひんやりといい気持ち


62必然の未来

救ってはくれなかった
誰に向かって言っているの?
助けてほしかった
甘えてばかりで

誰が助けてくれるの
みんな足早に通り過ぎると
心のどこかで
諦めていたから

どうしてあなたは
止まっているの?
価値のないものを
見つめたがるの?

助けなんていらない
強がっているわたしの心を
読めるの?

あなたの言葉に
時間が止まる
停止
未来への時差が
歪んで起こる

救いたいんだ

そんなこと思っているの?
本当に

だけど求めてしまう
そんなことをいうあなたを
求めずにいられない



463静時間

一人立っている
何も求めることなく
風にふかれるままに
何がみえるだろう
何が飛んでくるだろう
未来へ何をもたらすだろう

静かに感じている
コエを
確かなものを求める
風の中に
雲の柔らかさに

そして必然にしたい
側にあるのが当然のように

時間が取り戻せない
ただ過ぎていくだけだから
引き止めたくて
すそを掴んでいたいよ

いつもここに
望みは一つ
大切なものに囲まれ
ここにいる

変わることなく
他の人からの価値など
まるで気にもとめずに



464囲いの中の自分

あなたと出会って
負けるかもしれないと思った
今まで負けたいなんて
思ったことなかったのに

だめなの
泣いている自分が
可笑しくて
こんな自分しらない
いいえ
わたしにしか見せない自分
だったのに

あなたなんて大嫌い
そう言えたらどんなにいいか

駄目みたい
もう
でも負けたくない
矛盾
あなたに悟られたくないよ




465気錯乱

本当に駄目だから
そんな言葉はあなたには通じない
どうしたらいいの
あなたみたいな人は初めてで
わたしと関わりたいと感じてくれる気持ち

すごく伝わってくるよ
嬉しいけど
言葉には出来ない
素直じゃないから
怖いから
触れることすら嫌がって

本当の心はどこにあるんだろう
やっぱり今も見えないけど
あなたには勝てないから
どうしても側にいてしまうから

こんなに自分でいられる自分を
否定はしないから
だから頑張るよ
うん
頑張れる

見守っていてね
確証も約束も好きじゃないけど
今この時を
信じられるように
あなたを信じたいという気持ち

抱きしめるから
愛かは分からなくても
側にいるから




466留めたい成長

好きなコトバが飛んでいってしまう
引き止められない
確かなことも
マトモなんていう言葉も分からない

だけどここにある
心に宿る言葉は
抱きしめて離したくなくて
どうしたらいいの?
何を言えばいいの
引き止めたい

ふわりと飛んでしまったら
二度と戻らないと知っているの

それが成長と呼ばれるとしても
この手は離したくない
抱きしめたままでいたい

その願いを
叶える方法を
教えて下さい




467サーチ

ただ存在しているだけでいいの
見ていたいから
この世界の光を
感じられる時があるの

それだけで包まれる
感覚
どんなものにも勝る
一瞬だとしても
欠片だとしても

名もない感覚
名づけようともしないで
ただゆだねているだけ
孤独から
逃げているだけなの?

その一瞬は
孤独なんて付け入るスキがないんだよ
だから探す
探し続けて
そして生き続けている




468空白

分からない
一人とりのこされたみたいに
ブランコがゆれてる
誰もいないから

後ろを見ても
一陣も風はふかない
上を見ても
空は無音

取り残される
どこへいってしまうの?
おいていかないで

静かにもたれて
息をつく
本当に安らぐ空間が
まだ見つからない

追いついたとしたら
見つけられるだろうか
もしもみつからないなら

追いつく必要があるだろうか
分からない
無人の空間に
佇みながら




469果樹園

大好き
いくら言葉にしても
尽きない気持ち
この夏の風に
瞳が甘くなる
太陽を映してオレンジ色になっているかな

あなたの言葉
忘れられない

壊さないで
なんだか壊れそうだよって

そんな明るい瞳で
無邪気に言わないで
そしらぬ顔でオレンジをもいで

弾ける香り
何もみないふりで
優しく言葉を投げて
どこか違う方向をみてる

強がりな性格知ってるんだ
一面の果樹園の香り

何もかも忘れて
一日中オレンジに囲まれて
あなたが側にいて
多分それだけで
壊れた心も修復できるよ




470疑問点

どうしたいの
閉じ込められる
被害妄想?
何もしりはしないくせに
責めてる
それじゃあ螺旋で
オワリが見えない

絶望に似た感情にとらわれる
進んでも進んでも
後退している様に
いつも完璧なんて
あり得ない

だから人なのに
間違っているなんて
誰にいえるの?
でももしも間違いがあるとしたら
どうすればいい?

人のいいなりではなくて
自分の間違いは
誰が気付くのかな

わたしはわたしのつもりなのに
本当に正しいことが分からない

何をすべきで何をすべきでないのか
私は誰なんだろう
決めるのはわたしでいいんだろうか




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