空色の言葉



531覗き込む心

深い深い愛情の水滴に包まれて
いつも抱きしめてくれる
差し伸べたては
いつも暖かく包まれる

あなたが好き
すごくかっこよく見える瞬間がある

私だけを見ている
その迷いのない瞳

好き


532ガラス越しの天使

こんなに想っているのに
何も出来なくて
どこへもいけなくて

ガラスの箱の中に
眠っているだけ
ここから鮮明に見えるあの人の瞳は
優しくて
時々空のように澄んだ光を見せる

そのまま飛んでいってしまいそう
羽をつけて自由にはばたいていきそうな
優しげな軽い空気を放ってる

私はひざをかかえて
あなたを見ている
動けないのに言葉に出来ないのに
あなたを想う気持ちは止められなくて

ガラスの壁を軽く叩いて
あなたに気づいてもらえるように
なのに気づかれるのが怖くて
軽い浅い音

あなたのその空気
私に何かを与えてくれる
安らぐのにどこか緊張して
懐かしくて愛しくて
ずっと見ていたい

まだ何も出来ない私
あなたが愛しい
その気持ちだけは揺るがないから

ガラス越しに見ている
胸が締め付けられるみたいに
ぎゅうぎゅう苦しい


533ささやかな星たちへ

進めば戻る
戻った先に落ちている木の葉
拾えば手からすり抜ける

追っても追っても
追いつくことは出来ない
過去の残像を見せるだけ

泣けば空へ
空へと飛んで
ふわふわと漂っている
羽根が生えて
もっともっと
遠くへとはばたける

夢は無限
どこまで進んでも
終わりはない
正解も何もないから
どこまでも突き進むだけ
進みすぎて疲れたら
一休みのティーパーティ

笑顔はビタミン
どこまでも有効で
どこまでも優しくふんわり
紅茶の中に入れてしまえ
甘くて美味しいレモンティー

あなたはあなた
どこまでいってもあなた
どんな形でもどんな気持ちでも
変わることはない
かけがえのない形

手をつなぎましょう
何かが形になる
固くて壊れない
熱いのに火傷することはない
静かな憩いの時間を
一緒にすごしましょう


534パンドラの箱

時が過ぎていく
水のようにこぼれて
あとかたもなくなる

そんなこと考えたくなかった
無限の積み重ねでしかものごとが形成されないなら
もうておくれなのかな

いくら空を眺めても
月を慈しんでも
夢をみてはただ微笑んで
本当に成し遂げたいことを
置き去りにしているきがする

自分を大事にすること
人を大事にすること
どちらが意味のあることなのか
どちらが本当に大事なのか

両方なんて器用なことが
出来ないでいるから

だれも憎んだりしたくないよね
蔑んだりしたくない

時は過ぎていく
こぼれてまたどこかへ還っていく
私の想いはどこへ?

成すべき強い想いを
今もまだ
封印し続けている


535晴れた日の疑問

もしあなたとあったら
私は笑うだろうか
憎むだろうか
泣くだろうか
笑うだろうか

あなたが私と出会ったら
なんていうだろう

晴れた空を見上げて
そんなことを考えながら
足で軽く地面をたたく

きっと親友になるだろう
そう思うと暖かい気持ちに包まれる

なのに打ち消しの言葉も聞こえる
自分を愛せないなら
人も愛せないよって

自分を愛するっていうことはそういうこと
自分と似たような人の欠点を
否定せずに受け入れること

受け入れたいと願えば
きっと
自分も受け入れられるから

晴れた日に
雨の名残りの虹がかかり
私は一人で立っている

そうそこにいるのはあなた
もうひとりの私

わたしは微笑むだろうか
警戒するだろうか
それとも信頼して
親友と
なれるだろうか


536幻想に見える灯篭

寂しくて泣きそうなとき
雨が降る
心が寒くて鉛のようで
見たくないものを
避けてきたものを
否応なく
見せられる時がくるから

それは弱さ?
人間のだめ加減?

生きるための正解なんて
よういされていないのに

人は評価するから
何かをなしとげなさいというから

本当にそれをしたいのか分からずに
したくはないと思うんだ
それが私がしたいと思うことを
がんばりたいと思うんだ
それが人に評価されなくても
まるで気にしない人間に
なりたいんだ

ただ好きでやっていること
自分のやりたいことを
追い求める

そんな自分を嫌いになれるはず
ないから

いつでも自身を持ちたいんだ
たとえ苦しくても
悲しくても寂しくても

それでも自分が納得出来るような
暖かさを生み出す力を
欲しいんだ


537空へ

空の色
どの絵の具にもない空の色
風の吐息
生き物のように駆けていく

何もない
持っているものは
ただたっているだけ

ここから見る空はなんていう
すみやかな色なんだろう

愛もお金も地位もなにもなくても

同じように労わり
時に奪い
破壊するけれど

この青い澄んだ空は
意思を持つ風は
偽りじゃないから

冷酷でも愛する
なぜならこの空の色を
愛してしまったから


538冷えた関係

好きだよなんて言葉
胸のなかをすり抜けていく

ガラスで出来ているみたい
何を聞いても何も感じない
嘘の世界にいるみたいだよ

あなたの瞳のなかの空洞は
どうしてできたの?

私にはなすすべがなくて
冷たい湖にひとりで浸かっているみたいで

好きだよ
なんて言わないで
胸が痛い
偽りの言葉を

なぜかわたしは見抜けるんだ
あなたの痛みを少しも分かれない
苦しい
私の孤独を分かってもらえない
涙が勝手にこぼれる

好きなんて言わないで
好きなんて言いたくない

偽りだらけの世界で
信じられるのはあなたの言葉だと
思っていたのに

響かない
愛しさなんて感情は
遥か昔の空想みたいに

なのになぜ
あなたの手だけはそんなに
暖かいの?

諦めの表情で
空虚に見返す私の瞳

あなたの手が
暖かくて
そんなに冷たい瞳なのに

なんで
少しでも信じたいと
その瞬間思ってしまうんだろう


539暖かい関係

あなたのことをじんわりと暖まる心で感じる
あなたのことを春の暖かい陽だまりだと感じる

あなたと並んで手をつなぐと
世界が一目盛明るくなるんだ
優しくなる
あなたと同じように暖かくなる

冬の木枯らしなんて寒くないよ
雪はロマンチックに浸れるのは
あなたがただ横にいてくれるから

手のひらに不意にくれた
雪ウサギを
なんだか涙目になりながら
優しく見てしまった

あなたのことを
愛しく感じながら
私の言葉はすべて
あなたの耳に届いて

あなたは微笑んで黙って頷いてる
それだけで幸せなんだ

あなたといるとどこでも暖かい
暖かくて
それなのに暑くならない

優しいあなた
私のたった一人の

かけがえのない
暖かい私の全て


540一本の選択

まっすぐな道を歩いている
一人で
ふと右の手からこぼれ落ちたのは
白いリボン

何をするつもりだったんだろう
まるで希望の色のように見えた
それをあっさり手放していた

まっすぐな道
悩んでも悩んでも
選択した道は
振り返ってもまっすぐな道

辛いのに笑顔でごまかすのは嫌だ
心から笑顔になれる日までは
辛いことを悩んでいたい
悩みたくなんてないけど
悩むしかない

道は一本だから
私の道だから
誰の意見にも動かされない
ただ歩いていくだけだよ

先のことなんて考えずに
ただ歩いていくだけ

なんて間違ってるなんて
否定できるんだろう
世界のあらゆる決まりに
振り回されたくないのに
振り回される

嫌だ
進みたいこの道
私にしか築けないこの道を
私の力で進みたい



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