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場所打ちコンクリート杭

  場所打ちコンクリート杭とは、通常、アースドリル工法、リバースサーキュレーションドリル工法(リバース工法)、オールケーシング工法(べノト工法)の3工法を意味します。これらの工法は、それぞれ固有の特長を持っており、土質条件、施工条件、環境条件などにより、使い分けられています。

 都市部での施工の多い建築関係ではアースドリル工法、また、河川敷や山地近辺で施工の多い土木関係には、オールケーシング工法が多く採用されます。またリバース工法は、建築・土木関係の大深度、大口径杭に採用される傾向があります。

 

施工風景写真
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アースドリル工法 オールケーシング工法 リバース工法

 

 と従来説明されておりますが、私なりに解説しますと実務的には都市部の建築の場合は最初にアースドリル工法で施工可能か検討します、そして施工不能と判明した場合に他の工法を採用する事にします。

 その理由と言いますとアースドリル工法は設備面で掘削機と水槽が有れば成立する経済的な工法です。しかし15年前まではアースドリル掘削機は杭径φ2000、掘削深さ33m程度までしか施工できませんでした。現在はアースドリル掘削機の性能向上および孔壁保護用の安定液管理方法の進歩により対応できる土質地盤が増加したので従来リバース工法で施工していた物件がアースドリル工法で施工できる様に成ったからなのです。

  今から思いますと当社は機械メーカーの技術指導を行い杭径φ3000深さ50m程度まで掘削し、その上に拡底杭も施工できるアースドリル掘削機を開発しました。

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108RH

 その事によりそれまでリバース杭の施工範囲だった物件もアースドリル工法で施工できるようになり、多くの物件で当社の工法が採用される様になったのです。

 

現在では掘削深さ70m程度まで施工できるようになっております。

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120RH

 リバース工法に固執しアースドリル工法の短所だけを宣伝する業者がいると思われます。

 しかし最新鋭アースドリル掘削機と安定液管理の最新知識(薬品と配合)、それとスライム処理装置を手配できれば、リバース工法の採用理由などほとんど無くなると思われます。

 (個人的見解になるのですが敷地面積が1000m2程度を超える現場の場合は、特記仕様にスライムクリーナーの使用を明記して下さい。製造元に義理はないのですが、良い物は良いと発言します、コストも大規模な現場でしたら影響しません。小規模な現場でも10%以内の負担で済むと思います。)

 今後は土木の分野でもコスト的に有利なアースドリル工法を採用して戴ければ社会により一層貢献できる物と確信しております。

 海外においては通常に土木工事でもアースドリル工法を採用していると伝え聞いております。

掘削方法
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先行掘削 表層ケーシング建込み、安定液注入 掘削完了 底ざらいバケットによる孔底処理 機械据付掘削ケーシング圧入 支持層確認検尺スライム処理 鉄筋建込みトレミー建込み コンクリート打設 スタンドパイプ建込み 掘削 掘削完了、スライム処理
φ700〜4000 φ800〜3000 φ900〜3800
65m 65m 80m

アースドリル工法

オールケーシング工法

リバース工法

 

 設計においては杭頭部のじん性確保、施工においては杭先端のスライム処理が最重要ポイントと思われます。

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