第五回 90分の音楽CDを作ろう!
−対応ドライブをチェック!!−
筆者の購入した90分CD-Rメディア、一つはノーブランド(製造元情報を見るとPOSTECH Corporationと入っている)でもう一つはSpark CDR80-PLUSとロゴの入ったCD-Rです。基本的にどちらも90分メディアなのですがノーブランド品は筆者の持っているCD-R55S、58S両方とも使えるのに対し、Spark CDR80-PLUSでは55Sでのみ使用可能でした(Spark CDR80-PLUSを58Sに入れると、メディアを読みに行って戻ってこなくなる)。ま、そういうこともあるということだけ覚えておいて下さい。何しろ、むちゃくちゃ規格外のCD-Rなんですから。
ちなみに、Spark CDR80-PLUSのラベルには対応ドライブリストが印刷されており
とあります。まぁ、これ以外にも対応ドライブはあると思いますがその辺は自分で情報調べて下さい。
−実際に焼くには?−
オーバーバーンに対応したライティングソフトが必要です。筆者的にはNeroをオススメしておきます。こういった多少イリーガルなCDが焼けちゃうあたりが好きです>Nero
筆者が試したところ、バージョンは4でも5でも可能みたいですので持ってない人はソフト屋さんで買ってきましょう。
基本は第三回と同じですが、今回は最大記録時間を設定する必要があります。最大記録時間の設定はファイル→設定→高度機能で設定できます。例としては
![]() | オーバーサイズ書き込みを許可するをONにして、最大記録時間を設定する。左の図では90分00秒00フレームに設定してあります。この設定を忘れると、書き込み時に容量が足りない!って怒られますので、必ず設定するようにしましょう。 もし万が一、オーバーバーンを行ってハードが壊れてもそれは私の責任ではないのであしからず。やるときゃ自己責任で。 (Nero 5.0.2.0) |
![]() | 筆者の家ではまだまだ現役な非国民的ゲーム機、セガサターンのCDプレーヤー画面。トラック移動もスムースに行えるので全く問題なし。というかこんなに頑丈にピックアップ作ったら儲からないよ・・・セガさん(笑) |
−90分メディア、他の用途は?−
90分メディア、記録容量に換算すれば約750MBとなります。普通のCD-Rよりも100MB程度多い容量をどのように有効活用できるのかいろいろ考えてみたんですけど、「これだ!」ってのはあんまり無いんですね。強いて言えば
あたりが対象になるのではないかと思います。
第四回 セッションクローズをしない音楽CDは再生できないって本当?
![]() | クローズセッションと書かれたチェックを外すことにより、セッションクローズを行わない音楽CDの作成ができます。 (WinCDR4.01a) |
と、書き込みも無事終了し、CDプレーヤーにて再生を行ってみたところやっぱりほとんど全滅(T_T
CD-ROMなどはメディアをブランクディスクと認識してしまっているので、音楽CDの再生どころかメディアの認識すらできない状態である。唯一、Pioneer PD-P830で再生が可能だったが、早送りボタンなどが一切効かないという恐ろしい状態で再生を始めてしまった。これはこれで以外と面白いかな?と思ってそのまま再生させていたら、最終トラックの再生を終わったところで初期状態に戻って、CDの内容表示は 00:00 となっている。こ、怖い。
というわけで、結論。
「セッションクローズ無しのCDを再生するのは絶対にできないという事もないが、多分ダメっぽい」
#余談ですが、某サターンで再生させようとしたら総演奏時間 752:12とか表示されました(笑)
第三回 74分のメディアに74分以上記録できるって本当?
![]() |
総トラック数 : 19 Files ファイル合計サイズ : 774MB 合計時間 : 76:37.10
- Status Bar Info. -
CD-R Drive : TEAC CD-R55S #アニソン多し(笑) |
メディアを無駄にするのももう慣れっこな作者ですが、ここは一応シミュレーション書き込みをしてから書き込みを行いました。目安としては、「データの書き込み作業がちゃんと終わって、セッションクローズ時にエラーが発生する」状態が目標です。だいたい以下のような表示になっていれば、当初の目標「74分メディアに74分以上記録したCD」の作成は完了です。
![]() | 書き込み失敗と書いてありますが・・・ |
できあがったCDをいろんなCDプレーヤー※1で再生してみたところ、特に問題なく再生されました。最終トラックの再生もちゃんと全部演奏でき、演奏終了後はちゃんと初期状態に戻ります。わーい、成功だぁ(^^;
オーバーバーン対応(80分メディア等)のメディアを使わなくても、76分程度であれば一般の74分メディアでも音楽CDを作成することができる事を確認できました。が、再生する機器によってはメディアの認識ができなかったり正常に再生ができないことがあるかも知れません。
また、neroの警告ウィンドウにもありますがオーバーバーンを行うと最悪の場合機器の破損などが起こる可能性もあるのでやるときは自己責任でお願いします。このページはオーバーバーンができることを保証しているわけではありませんので・・・。
結論:74分メディアでも、74分以上焼くことは可能である。ただ、メディアによって最大記録時間が違なると思われるので、こればっかりは実際に焼いてみる(シミュレーションのみでも可)必要がある。
![]() |
メディアのスキャン画像 ギリギリまで焼いてありますが…これだと良くわかんないかも。 |
※1 : 実験に使用したCDプレーヤ
Pioneer PD-P830 (ミニコンポSELFIE X-A70付属のCDプレーヤ)
Panasonic SL-S490 (ポータブルCDプレーヤ)
SEGA Saturn(黒)のCDプレーヤーモード (哀愁漂う漢のゲーム機(笑))
Victor DC-1000 (古〜いミニコンポ、でもまだ動く)
第二回 メディアの違いは転送速度の違い?
「メディアが違うとデータのコピーに要する時間に差違は生じるのか?」
という、余り一般的ではない実験を行いたいと思います。いや、ホントにメディアの無駄だったらどうしようかと内心ドキドキですがまぁ、行ってみましょう。で、今回の生贄ちゃんたち(笑)はこちら。
もしかしたら記入にちょっとミスがあるかも知れませんが、大目に見てあげてください。
| メーカー名 | 製品名 | 反射層 | 色素 | 価格の目安(円/disc) |
|---|---|---|---|---|
| maxell | CD-R74XL | 銀 | シアニン | 130〜200 |
| FUJIFILM | CD-R 74B | 銀 | シアニン | 150〜200 |
| Mr.DATA | 74min MULTI-SPEED | 金 | シアニン | 100〜150 |
| RiTEK | CD-R74 | 銀 | シアニン | 90〜150 |
| Seantram | CD-R74 | 金 | シアニン | 120〜140 |
| TAIYOYUDEN | CDR-74TY | 銀 | シアニン | 160〜250 |
| MEMOREX TELEX | MCR74 | 銀 | フタロシアニン | 145〜150 |
| Kodak | Writable CD | 金 | フタロシアニン | 150〜200 |
| MITSUI | CJMGB74N(GD74) | 銀 | フタロシアニン | 200〜250 |
| TDK | CD-R74PWS | 銀 | シアニン | 170〜250 |
実験に使用した機器、実験内容はこちら
| CD-R Drive | TEAC CD-R55S |
| Writing Software | B.H.A B'sRecorder GOLD v1.15 |
| OS | Microsoft Windows98 |
|
実験内容 3〜5MB程度のファイルを130個程度(合計525MB)をメディアに書き込み、エクスプローラ上でCD-ROMからHDDへファイルをコピーする時間を計測。計測するのは「コピーしています・・・」のウィンドウが表示されている時間とする。 ちなみにファイル名規約はJoliet、書き込み方式はオンザフライ、書き込み速度は4倍速で統一する。
実験環境は
B : Plextor PX-32TSi & Seagate ST32161A C : TOSHIBA Dynabook Satellite CS200※1 (※1 ディスク容量の関係上コピーするファイルは140MBのみに限定。また、OSはWindows95を使用) の3通りである。 | |
というわけで、実験結果はこちら。
| Media | A | B | C |
|---|---|---|---|
| maxell CD-R74XL | 3'01 | 4'11 | 3'04 |
| FUJIFILM CD-R 74B | 3'00 | 4'07 | 3'08 |
| Mr.DATA 74min MULTI-SPEED | 3'37 | 4'03 | 3'07 |
| RiTEK CD-R74 | 3'11 | 4'04 | 3'06 |
| Seantram CD-R74 | 2'59 | 4'01 | 3'07 |
| TAIYOYUDEN CDR-74TY | 3'00 | 4'08 | 3'05 |
| MEMOREX TELEX MCR74 | 2'59 | 4'00 | 3'05 |
| Kodak Writable CD | 3'00 | 4'22 | 3'08 |
| MITSUI CJMGB74N(GD74) | 3'00 | 3'56 | 3'03 |
| TDK CD-R74PWS | 2'59 | 4'02 | 3'06 |
考察
多少の誤差はあるものの、焼いた直後ということもありメディアにキズもなく、ファイルをコピーするのに要した時間にほとんど差はない。特にメディアの相性などによる読みとり不良などは見受けられなかった。これから太陽光照射テストを行った後ファイルのコピーに要する時間がどの程度変わってくるのか続けて実験していくことにより、新たな事実が浮かんでくる可能性は高い。
また、コピー中にドライブに対してできるだけ他からのアクセスが起こらないように心がけたつもりだが、いかんせんOSがWindowsなのでたま〜にコピー先ドライブにアクセスすることがある。こういう場合'B'のように結果が非常にばらけてしまうので複数回検査しなければ正確な値は取りづらい。
次回は太陽光照射後の測定を行う予定。
太陽光14時間照射後
| Media | A | B | C |
|---|---|---|---|
| maxell CD-R74XL | 2'55 | 4'43 | 3'08 |
| FUJIFILM CD-R 74B | 3'27 | 4'21 | 3'03 |
| Mr.DATA 74min MULTI-SPEED | 5'56 | 5'02 | N/A |
| RiTEK CD-R74 | 3'18 | 4'08 | 3'05 |
| Seantram CD-R74 | 4'16 | N/A | N/A |
| TAIYOYUDEN CDR-74TY | 2'57 | 4'02 | 3'01 |
| MEMOREX TELEX MCR74 | 2'56 | 4'01 | 3'04 |
| Kodak Writable CD | 2'57 | 4'02 | 3'06 |
| MITSUI CJMGB74N(GD74) | 2'55 | 4'00 | 3'10 |
| TDK CD-R74PWS | 2'55 | 4'02 | 3'02 |
太陽光を14時間ほどメディアに照射した後、同条件でテストを行った。Seantram、Mr.DATAの2枚はメディア認識ができない(もしくはコピー途中でエラー発生)ことがあったが、他のメディアに関しては一応データの読み出しは可能だった。ドライブによって多少の違いがあるのか、maxell CD-R74XLなどはAでは問題ないがBでは読みとりにリトライが発生し、データ転送がしばしば中断することがあった。
次回は50時間照射後のデータを計測する予定である。
太陽光50時間照射後
| Media | A | B | C |
|---|---|---|---|
| maxell CD-R74XL | 2'54 | 4'02 | 3'04 |
| FUJIFILM CD-R 74B | N/A | N/A | N/A |
| Mr.DATA 74min MULTI-SPEED | N/A | N/A | N/A |
| RiTEK CD-R74 | N/A | N/A | N/A |
| Seantram CD-R74 | N/A | N/A | N/A |
| TAIYOYUDEN CDR-74TY | N/A | N/A | N/A |
| MEMOREX TELEX MCR74 | 2'55 | 4'50 | 3'05 |
| Kodak Writable CD | 2'55 | 4'04 | 3'08 |
| MITSUI CJMGB74N(GD74) | 2'54 | 4'06 | 3'06 |
| TDK CD-R74PWS | 2'57 | 4'04 | 3'06 |
50時間照射後の結果がこちら。シアニン系で生き残っているのはmaxell CD-R74XLとTDK CD-R74PWSのみである。14時間照射後はあんなにヤバ目の状態のように思われたmaxellだったが、なぜか50時間照射後の方が結果が良くなっている。まぁ、読み出せているのは事実なのだが・・・原因不明である。
TAIYOYUDEN CDR-74TYはメディアの認識は出来るものの、転送途中にエラーが発生してコピーが中断する。Plextor PX-32TSiなどはこういったメディアの場合自動的に回転速度を落として読み込もうとするのだが、それすらもかなわない状態である。筆者自身、TAIYOYUDENのメディアがこんなに早く逝ってしまうとは思っていなかったので多少驚いている。
FUJIFILM CD-R 74Bもうっすらとメディア内周部が変色し始めている。ドライブに入れてみても全くウンともスンとも言わない状態。RiTEKもCD-R 74Bと同じくメディア内周部から変色が始まっているのである意味メディアの見た目ってのは大事かも知れない。CMCやSeantramは完全に金色に変色しており(金色に変色したのではなくて、色素が変化して無色になったと言った方が適切なのかも知れない)、データに損傷があるのは明らかである。ちなみに、それぞれのメディアをスキャンした画像がこちら。
スキャナがショボショボ(笑)なのであまり満足のいくスキャン結果ではないが、なんとか雰囲気だけは分かっていただけるのではないかと思う。RiTEKの変色などはスキャナではほとんど読み出すことの出来ない、ホントにうっすらしたものなので余り参考にならないかも・・・。CMCは完全に金色である。南無ぅ〜(笑)
フタロシアニン系メディアは測定誤差は多少有るものの、3種全てが正常に読み出せている。次の測定は100時間照射後を予定している。
第一回 地獄のメディア耐久レース(笑)
なぜ「地獄の」と銘打ってあるかは自然と分かると思います。まさかこんな実験されることになろうとは・・・成仏してね>実験メディア達。南無南無(笑)
では、張り切っていきましょう(笑)。
まずは、参加選手の紹介から。今回の実験に用いるCD-Rメディアは
実験結果
○ = DATA,CD-DA共に全く問題なし。
△ = 一部読み込みに不具合発生。
× = ディスク認識不可。
98/05/19(Tue)
気温 27℃、天候 晴れ
実験開始 13:00
| 測定時間 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 13:00 (実験開始) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 13:30 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 14:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 15:00 | ○ | ○ | ○ | △※1 | ○ | ○ |
※1 ディスク自体は何とか読めるが、リトライが多発。オーディオ部には特に問題なし。
実験一日目、総時間数にして約2時間の直射日光照射実験を行う。ほとんどのメディアで特に異常は見受けられないが、唯一ONKYO XCD-R74Sのみが2時間後の測定時にリトライを多発するようになる。エクスプローラ等からの操作に他のメディアよりワンテンポ遅れてレスポンスが帰ってくる状態に。なんとか数回のリトライでデータの読み出しは可能だが、あまりドライブにとって好まれざるディスクであろうコトは否めない。オーディオトラックに関しては音質の低下、ノイズの発生などはどのメディアでも確認されなかった。多少、記録面の色素の色が変化しているものもあるようだが、元のディスクと比較してもほとんどその違いは確認できなかった。
98/05/21(Thu)
気温 25℃、天候 晴れ
実験開始 11:00
| 測定時間 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 11:00 (実験開始) | ○ | ○ | ○ | △※1 | ○ | ○ |
| 12:00 | ○ | ○ | ○ | △※2 | ○ | ○ |
| 14:00 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | △※3 |
| 16:00 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | △※4 |
※1 ディスク自体は何とか読めるが、リトライが多発。オーディオ部には特に問題なし。
※2 リトライ時間がさらに延びる。ファイルによっては読み出せなくなったものも。一般的なCDプレーヤー(Panasonic SL-S490)ではオーディオの再生が不可能に。CD-532Sでのオーディオ再生は可。
※3 ディスク読み込み時に少々の異音が発生するが、CD-532Sでの読み込みには特に問題なし。SL-S490では音楽再生が不可能に。
※4 リトライ多発。状態は1日目の15:00のONKYO XCD-R74Sと同程度。リトライを繰り返せば、何とかデータの読み込みは可能。CD-532Sでの音楽再生はまだ可能。
実験2日目、総照射時間約5時間でONKYO XCD-R74Sが完全にディスクを認識できなくなる。CD-R55Sにマウントして、B's Recorder Proでメディアのプロパティをチェックすると「ブランクメディア」と誤認識され、データが消去されていることが分かる。XCD-R74Sがお亡くなりになると同時に、今度はPrinco PRR-C74がリトライを多発するようになる。データの読み出しは何とかできる状態だが、XCD-R74Sとほとんど同じ症状のリトライ多発。国産メディア勢には未だエラーらしきものは見受けられない。
98/05/22(Fri)
気温 26℃、天候 晴れ
実験開始 9:00
| 測定時間 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 9:00 (実験開始) | ○ | ○ | ○ | × | ○ | △※4 |
| 11:00 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | △※4 |
| 13:00 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × |
| 15:00 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × |
※4 リトライ多発。状態は1日目の15:00のONKYO XCD-R74Sと同程度。リトライを繰り返せば、何とかデータの読み込みは可能。CD-532Sでの音楽再生はまだ可能。
実験3日目、ONKYO XCD-R74Sはもうディスクの認識ができないのだが、照射時間の同一性を保つためにさらに直射日光にさらす。南無〜。13:00(総照射時間:11時間)のチェックでついにPrinco PRR-C74のメディア認識ができなくなる。CD-R55Sで無理矢理メディアの検査をすると、「メディアが異常です」とエラー。色素の色も実験最初の色(薄緑)から完全な黄色(金色)に変色しており、色素に変化があったことを如実に示している。国産系のメディアにも書き込み痕が多少目立つようになってきているものもあるが、データ読みとりにはなんの支障も起こっていない。それにしてもいつまで続くんだろうか、この実験は(笑)
98/05/26(Tue)
気温 22℃、天候 晴れ時々くもり
実験開始 7:00
| 測定時間 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 7:00 (実験開始) | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × |
| 12:00 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × |
| 17:00 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × |
実験4日目、天気は曇ったり晴れたりという感じ。早朝7:00から照射実験を続け、夕方17:00まで続けたが残ったメディア達には全く変化がなかった。すでにONKYO、Princoの二つは耐光剤の効果もなく、完全に金色に変色している。これだともう一回CD-Rで焼けてしまうのではないかと思うくらい、キレイさっぱり最初の色は消えており、まだ残っている4メディアとは性能に格段の差があるコトは明らかである。
98/05/27(Wed)
気温 23℃、天候 晴れ
実験開始 9:00
| 測定時間 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 9:00 (実験開始) | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × |
| 12:00 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × |
| 16:00 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × |
実験5日目。書くネタに困るほどの4メディアの熾烈な生き残り合戦が始まった。それにしてもどのメディアもデータ損失にはまだ少し時間がかかりそうな感じがする。現時点で総照射時間は30時間に及ぶが、一体どこまで続くのか全く予想できない。次のレーベル強度実験に進めるのはいつの日になるコトやら・・・。
98/05/28(Thu)
気温 24℃、天候 晴れ
実験開始 10:00
| 測定時間 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 10:00 (実験開始) | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × |
| 13:00 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × |
| 16:00 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × |
実験6日目。メディアには特に変化無し。今日も良いお天気でした(笑)。
98/05/31(Sun)
気温 24℃、天候 晴れ
実験開始 11:00
| 測定時間 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 11:00 (実験開始) | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × |
| 15:00 | △※5 | ○ | ○ | × | ○ | × |
※5 TEAC CD-532Sでの読み込みはDATA,CD-DA共に全く問題なしだが、Panasonic SL-S490での音楽再生時にリトライ(?)のような状態になる。少し待つと再生は可能。
実験7日目。SL-S490でTDK CD-R74Sの音楽再生を行おうとすると、「カチ、カチ」という音がしていつもとちょっと違う。数秒後には音楽再生を始めたが、他のメディアではこのような現象は起こらないので、不具合と判断。TEAC CD-532SではDATA,CD-DAのどちらも問題なくアクセスできるので、まだエラー的には軽微な感じがする。他の国産3メディアに関してはまだ特に問題なし。
98/06/02(Tue)
気温 22℃、天候 晴れときどきくもり
実験開始 11:00
| 測定時間 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 11:00 (実験開始) | △※5 | ○ | ○ | × | ○ | × |
| 14:00 | △※5 | ○ | ○ | × | ○ | × |
※5 TEAC CD-532Sでの読み込みはDATA,CD-DA共に全く問題なしだが、Panasonic SL-S490での音楽再生時にリトライ(?)のような状態になる。少し待つと再生は可能。
実験8日目。今日は特に変わりはない。天候があまり良くないので雨が降ってくる前に実験を中断する。最近チェックの時間が曖昧で間隔が長くなってきているような気がしないでもないが、そのぐらいのことを気にしてはいけない(笑)。
98/06/07(Sun)
気温 23℃、天候 晴れのちくもり
実験開始 12:00
| 測定時間 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 12:00 (実験開始) | △※5 | ○ | ○ | × | ○ | × |
| 15:00 | △※6 | ○ | ○ | × | ○ | × |
※6 TEAC CD-532Sでの読み込みはDATA,CD-DA共に全く問題なしだが、Panasonic SL-S490での音楽再生時にリトライ(?)のような状態になる。少し待つと再生は可能。ただ、いつもこのエラーが発生するのではなく、エラーの発生率は3回に1回くらいの割合。
実験9日目。久しぶりに天気がいい。照射後のメディアの読み込みについてはあまり変わりはないが、メディアの焼き痕を見てみると、MITSUBISHI R74SS1PやTDK CD-R74Sは同心円状の模様が発生しているのに対し、MITSUI CJMGA74Nや太陽誘電 CDR-74PYは同心円状の模様は全く発生していない。これがその後の実験にどういう影響を及ぼすのかは全く不明だが、個人的には模様が無い方が持ちそうな気が・・・。
98/06/09(Tue)
気温 22℃、天候 晴れのちくもり
実験開始 9:00
| 測定時間 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 9:00 (実験開始) | △※6 | ○ | ○ | × | ○ | × |
| 17:00 | △※6 | ○ | ○ | × | △※7 | × |
※6 TEAC CD-532Sでの読み込みはDATA,CD-DA共に全く問題なしだが、Panasonic SL-S490での音楽再生時にリトライ(?)のような状態になる。少し待つと再生は可能。ただ、いつもこのエラーが発生するのではなく、エラーの発生率は3回に1回くらいの割合。
※7 リトライと言うほどでもないが、エクスプローラからの反応が鈍る。CD-DAについては問題なし。
実験10日目。午前中は太陽の照りつける良い天気だったが、午後からは曇り空となる。そのため、メディアにはほとんど変わりないかな、と思っていたら意外や意外、太陽誘電のCDR-74PYの反応が悪くなり始める。これまでで最も軽いレベルのリトライとでも言えばよいのだろうか、読み込み時にほんのちょっと反応が悪くなっている(1,2秒程度)。ただ、データ自体はまだ読めるので急げばデータサルベージは十分可能なレベル。
98/06/12(Fri)
気温 23℃、天候 晴れ
実験開始 9:00
| 測定時間 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 9:00 (実験開始) | △※6 | ○ | ○ | × | △※7 | × |
| 16:00 | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
実験11日目。このごろちょっと機嫌の悪かったTDK CD-R74Sだが、なぜか今日になるとなんのエラーも起こさずにSL-S490で再生できている。最近の機嫌の悪さはCD表面についた付着物のせいだったのだろうか。と、思っていると実験10日目でリトライを始めたTAIYOYUDEN CDR-74PYが今日になって突然メディア認識不可能な状態に陥った。ドライブに入れて2、3分待ってみたがうんともすんとも言わないレベル。試しにPlextor PX-32TSiでも試してみたが、エクスプローラにアイコンが表示されるものの中身の表示までは出来なかった。総照射時間は約61時間、残るはあと3メディアである。
98/06/17(Wed)
気温 25℃、天候 晴れ
実験開始 9:00
| 測定時間 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 9:00 (実験開始) | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
| 17:00 | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
実験12日目。梅雨の間にもかかわらず、今日は非常に天気が良く絶好の実験日和である。車の運転をしていても腕がじりじりと焼けていく感覚がする、そんな天候。現存メディア勢には特に大きな変化はなく、最近では「太陽光程度じゃデータ消えないんじゃないか?」とか思ってしまう。それにしても何も変化がないと書くネタ無くて非常に大変(^^;
98/06/23(Tue)
気温 23℃、天候 晴れ
実験開始 10:00
| 測定時間 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 10:00 (実験開始) | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
| 17:00 | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
実験13日目。7時間の日光照射実験を行うも、メディアには特に変化無し。PRINCO、ONKYOの各メディアはもうそれぞれがブランクメディアと認識されてしまっているのに対してTAIYOYUDENのメディアはメディアを読みに行こうとしているものの読めない、と言った感じ。ブランクメディアと認識されると言うことは・・・まさか再書き込みとか出来ないですよね(笑)。実験してくれって言われればしますけど(^^;
98/06/24(Wed)
気温 25℃、天候 晴れ
実験開始 10:00
| 測定時間 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 10:00 (実験開始) | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
| 17:00 | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
実験14日目。湿度が高くて気温も高い、梅雨の時期にありがちな不快指数の高そうな一日。多分メディアにとっては直射日光と湿気で非常にイヤ〜ンな環境であろうと思われるのだが、特に変化無し。それにしてもこの実験、終わりはあるのだろうか(笑)。1ヶ月経ってもまだ残ってたらどうしよう・・・。次の実験に進めないよぉ(^^;
98/06/30(Tue)
気温 28℃、天候 晴れ
実験開始 12:00
| 測定時間 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 12:00 (実験開始) | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
| 17:00 | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
実験15日目。もうすぐ7月だと言うのに、なかなか梅雨明けせずちょっとじめじめした感じ。お昼から実験を開始して夕方5時まで実験を行ったが、TDK、MITSUBISHI、MITSUIの各メディアには特に変化は見られなかった。この実験を行ったメディアの記録面側には細かいキズがたくさん発生するが、この程度のキズであれば特に問題ないレベルと思われる。この実験ではメディアをそのまま直射日光が当たるところに置くので、空気中の小さなホコリやゴミなどが付着してしまう。それを取らずにドライブにセットするのは自殺行為(笑)なので、それを取るためにどうしても小さい傷が付く、と言った感じである。また、直射日光下にメディアを放置するのでメディア自体は非常に温度が高くなる。ホントはメディアに太陽光(紫外線なども含む)を当てる実験なのでメディア自体がそれほど高温になるとそちらの方でも考慮しなくてはいけないのだが・・・。太陽光自体に赤外線も含まれているので土台無理っぽい気がする(笑)。
98/07/5(Sun)
気温 30℃、天候 晴れ
実験開始 13:00
| 測定時間 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 13:00 (実験開始) | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
| 17:00 | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
実験16日目。気温はそれほど高くはないが、真夏のような青く透き通る空が印象的な日曜日である。実験した時間が短いためか、メディアには特に変化は見られなかった。が、メディアを入れておくプラケースにCDをちゃんとホールドできない症状が発生しているコトに気づく。大体実験5日目あたりでその症状はほとんどのケースに発生し、特にプラケースの色が黒のものにはその症状が顕著に現れている。原因としては長時間高温にさらされたため、プラスチックが熱による塑性変形を起こしてしまったのではないかと推測される。CD-Rの特性上、あまりこのように長時間日光にさらしたりする人は少ないと思う(笑)ができれば改良を望みたい。
98/07/10(Fri)
気温 29℃、天候 晴れのちくもり
実験開始 11:00
| 測定時間 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 11:00 (実験開始) | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
| 15:00 | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
実験17日目。午前中は良い天気だったのだが、午後からは曇り空に。測定結果は特に変わりなし。TAIYOYUDEN CDR-74PYがついにフォーマット自体の認識すら出来ずに、すでに遠い昔にお亡くなりになられた台湾メディア2種と同じく「ブランクメディア」と認識されるようになる(B's Recorder GOLDでのメディア情報より)。ここまで残れば実際に使用する分にはどれも同じだが、強い要望(?)があるようなのでどれが耐久力チャンピオンなのかを決めるまでこの実験を続けることにする。
98/07/14(Tue)
気温 25℃、天候 晴れ
実験開始 11:00
| 測定時間 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 11:00 (実験開始) | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
| 15:00 | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
実験18日目。よく晴れていて強い日差しの割には以外と涼しく、過ごしやすい一日。照射実験は4時間行ったが残る3メディアには特に変化無し。データ読み込みにはあまり関係ないのかもしれないが、MITSUBISHIのメディアはドライブで読み込むときに「きゅいん、きゅいん」という音を発するのだがMITSUIのメディアではその音がほとんど聞こえない。これもやっぱりメディアの特性に関係しているのだろうか?謎は深まるばかりである。
98/07/15(Wed)
気温 28℃、天候 晴れ
実験開始 11:00
| 測定時間 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 11:00 (実験開始) | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
| 17:00 | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
実験19日目。ビデオボードのアップグレードに(なぜか)失敗し、レジストリ破壊状態に陥る。しかもレジストリ復旧も不可能な状態に陥り泣く泣くWindows環境の再構築を行う(T_T)(しかも2回も・・・)。よって、今日は疲れているので簡単なコメントのみです。メディアに変化はありませんでした、健康そのものです(^^;
98/07/17(Fri)
気温 30℃、天候 晴れ
実験開始 11:00
| 測定時間 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 11:00 (実験開始) | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
| 16:00 | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
実験20日目。Windows環境もようやく以前と同じ程度まで再構築することができ、ようやく一段落。CD-Rドライブの偉大さをひしひしと痛感する。天気がよいのでメディア実験を行ったが、メディアには特に変化は認められなかった。
98/07/19(Sun)
気温 30℃、天候 晴れ
実験開始 11:00
| 測定時間 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 11:00 (実験開始) | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
| 17:00 | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
実験21日目。残っている3メディアには特に変化はなく、CD-DAもDATAも特に問題なし。リトライ等の動作不良も発生していない。記録面の色は実験開始時からそれほど大きな変化はない。ただ、TAIYOYUDEN CDR-74PYの記録面の色がどうも読み込み不可になったあたりから金色に近づいていっているような感じがする。PRINCO、ONKYOは完全に金色(笑)。このことから、どうも日光照射後の記録面の色とデータ状態には何らかの相関関係があるのかもしれないと推測できる。できればCD-ROMドライブを複数用意して、「どれが一番データサルベージに適したドライブなのか?」とか実験できると面白いかもしれない(^^;。
98/07/21(Tue)
気温 31℃、天候 晴れ
実験開始 12:00
| 測定時間 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 12:00 (実験開始) | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
| 16:00 | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
実験22日目。最近は天気の良い日が続いているので比較的実験を行い易い。4時間ほど実験を行ったがメディアには特に変化は見受けられなかった。あ、そうそう、これはメディア固有の問題ではないのだが気がついたことがあるので一つだけ。記録面に大きな付着物などがついている場合、それがデータセクタであれば読み出し不良やCD-DAノイズですむのだが、付着物がトラック情報に関わる部分についていた場合メディアの他の部分は正常だとしても正確にメディアの認識を行えない場合があるようだ。今回はMITSUIのメディアでそういう症状が出たが、記録面をきれいにして再マウントしたら正常にメディアを認識できた。ちなみに、TAIYOYUDENのメディアもそのパターンかも・・・・と思って調べてみたが結局正確にメディア認識を行うことはできなかった。南無〜(^^;
98/07/22(Wed)
気温 29℃、天候 晴れ
実験開始 9:00
| 測定時間 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 9:00 (実験開始) | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
| 16:00 | △※8 | △※9 | ○ | × | × | × |
※8 CD-DA再生時にノイズ発生。一部のCDプレーヤではメディア認識が不可能に。
※9 CD-DA再生時にノイズ発生。
実験23日目。天気が良かったので珍しく朝早くから実験を始める。日頃行っていない時間帯から実験を行ったのが原因なのかは不明だが、今日はメディアにほんの少しだが変化が現れた。まず、一般的なCDプレーヤ(Panasonic SL-S490)でCD-DAのテストをしてみたところ、MITSUBISHI R74SS1PとTDK CD-R74Sの両方にノイズが乗るようになった。「ジッジッジッジ・・・」っという規則的なノイズで、両者ともあるトラックでは出るがあるトラックでは出ない、そんな感じ。試しに同じくPanasonic SELFIE X-A70のCDプレーヤ部で聞いてみたところ、R74SS1Pはメディア認識できるがノイズが乗る状態、CD-R74Sはメディア認識不可だった。しかし、PC用のCD-ROMドライブ(CD-532S、PX-32TSi)では結果は逆で、R74SS1Pはメディア認識できるがノイズが乗っている状態であるのに対し、CD-R74Sはノイズもなく正常に再生できた。この違いはいったい何なんだろうか?記録面への付着物によるノイズだろうか?と思ってメディア表面をよく観察してみるが、特に大きな付着物がついているような様子はなく、実験前と特に変わりがないようである。
MITSUI CJMGA74Nに関してはどのCDプレーヤでもノイズ等は発生せず、正常再生可能だった。
DATA部の読み出しについては3メディアとも特に問題なしで、リトライ等も発生していない。データサルベージはどちらのメディアでもまだ十分可能だろう。
98/07/23(Thu)
気温 30℃、天候 晴れ
実験開始 12:00
| 測定時間 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 12:00 (実験開始) | △※8 | △※9 | ○ | × | × | × |
| 16:00 | △※8 | △※9 | ○ | × | × | × |
※8 CD-DA再生時にノイズ発生。一部のCDプレーヤではメディア認識が不可能に。
※9 CD-DA再生時にノイズ発生。
実験24日目。ついにメディア耐久レースに決着か?と思ったがメディアには特に昨日と変わりなかった。TDKのCD-R74Sは我が家のCDプレーヤとはなぜか相性が良くないらしくノイズを発生させるのだが、CD-ROMドライブではなぜかノイズが発生していない。また、MITSUBISHIのR74SS1Pはノイズ発生トラックが決まっていて、それ以外のトラックではCDプレーヤ及びCD-ROMドライブの両方でもノイズは発生していない。ただ一つ気になる点と言えば、R74SS1Pのメディアの中程に色素変色領域が発生している点だろうか。これがノイズ発生の直接の原因かどうかは判断しかねるが、どうもトラックの位置からしてちょうどこの変色領域と重なっているのが気にかかる。
MITSUIのCJMGA74Nに関しては特に問題なし。CD-DA及びDATAの読み込みでも特に問題は発生していない。
98/07/25(Sat)
気温 35℃、天候 晴れ
実験開始 11:00
| 測定時間 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 11:00 (実験開始) | △※8 | △※9 | ○ | × | × | × |
| 16:00 | △※10 | △※11 | ○ | × | × | × |
※10 CD-DA再生時にノイズ発生。一部のCDプレーヤではメディア認識が不可能に。ノイズ増える。
※11 CD-DA再生時にノイズ発生。ノイズ増える。
実験25日目。非常に暑い。メディアにはそう大きな変化はなかったが、R74SS1Pのノイズ発生トラックが増える(そのトラック以外ではノイズは発生していない)。増えるというか、たとえばそれまでは第5トラックがノイズ発生していたとすると、第4や第6あたりにもノイズが発生し始める、とまぁそんな感じ。それまでは演奏のじゃまにならない程度のノイズだったが今回では演奏を途中で中断したりと、エラーが大きくなっていることを示す結果となった。TDKについてもノイズが大きくなってきているような感じを受ける。演奏のじゃまをする程度ではないが、それでもこれではとても音楽を聴くことはできない。これも例によって、CDプレーヤーではノイズが発生してしまうのだが、なぜかCD-ROM(CD-532S,PX-32TSi)ではノイズが発生していない。どうもTDKのメディアはCD-ROMドライブと相性がいいのだろうか?謎である。
DATA部の読み込みでは特にどのメディアでも読みとりエラーもなく、いたっていつも通りの結果となった。リトライ等の発生も見受けられない。
98/07/27(Mon)
気温 34℃、天候 晴れ
実験開始 10:00
| 測定時間 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 10:00 (実験開始) | △※10 | △※11 | ○ | × | × | × |
| 16:00 | △※12 | △※13 | ○ | × | × | × |
※12 CD-DA再生時にノイズ発生。一部のCDプレーヤではメディア認識が不可能に。ノイズ増える。DATA部の読み込みに軽微だがリトライを確認。
※13 CD-DA再生時にノイズ発生。ノイズ増える。一部のCDプレーヤでは認識不可トラックが発生。
実験26日目。今日も暑い・・・最近2、3日の天気がずっとこの調子なのでさすがに飽きてくる(笑)。SL-S490でのCD-DA再生時にMITSUBISHI R74SS1Pでは再生できないトラックが発生する。これまでノイズがひどくても一応トラックの認識はできていたので、エラーの程度が段階的に悪化していることがよくわかる。CD-ROMドライブでCD-DAの再生を行うと一応トラックは認識するがやはりノイズがひどい。ただ、R74SS1Pの場合、メディア中央部の色素変色域以外(第一トラック付近や最終トラック付近)ではSL-S490でもノイズの発生がない。TDKのCD-R74SについてはDATA部の読み込みで軽微なリトライが発生している。全部で20MB程度のファイルをHDDにコピーしようとしたところ、R74SS1Pではすんなりコピーできたのに対して、CD-R74Sではつっかえつっかえ(笑)(←これ、方言かな?)コピーしている。要するにデータが連続的に送られずに途中でピタッと止まったりすることがある、とまぁそんな感じです。
それにしてもMITSUIの耐久力がこれほどまでとは・・・さすが100年持つと豪語してることはありますね(^^;
98/08/01(Sat)
気温 31℃、天候 晴れ
実験開始 11:00
| 測定時間 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 11:00 (実験開始) | △※12 | △※13 | ○ | × | × | × |
| 16:00 | △※14 | △※13 | ○ | × | × | × |
※13 CD-DA再生時にノイズ発生。ノイズ増える。一部のCDプレーヤでは認識不可トラックが発生。
※14 CD-DA再生時にノイズ発生。一部のCDプレーヤではメディア認識が不可能に。ノイズ増える。DATA部の読み込みに軽微だがリトライを確認。メディア認識に時間がかかる。
実験27日目。5時間ほど実験を行ったが、とくに「これ」といった変化はなかった。TDKのCD-R74Sがメディアの認識でちょっとぎりぎりの状態(認識はするが、多少時間がかかる)になってきた。MITSUBISHI R74SS1Pでは特定トラックの読み出しでのみノイズが発生するが、フォーマットがミックスモード(第一トラックがDATA、それ以降はCD-DA)のメディアのためDATA部の読み出しやメディア認識については全く問題ない。
98/08/05(Thu)
気温 30℃、天候 晴れ
実験開始 11:00
| 測定時間 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 11:00 (実験開始) | △※14 | △※13 | ○ | × | × | × |
| 16:00 | △※14 | △※13 | ○ | × | × | × |
実験28日目。TDK CD-R74SおよびMITSUBISHI R74SS1Pの両方ともじわりじわりとダメージが増えていっているようだ。それぞれDATA部へのアクセスは可能だが、一般的なCDプレーヤーでは演奏を聞くに耐えられないレベルになってきている。メディアの認識にも多少のディレイがかかってくるようになっているので、もうしばらくしたらDATA部へのアクセスすら不可能になる可能性が強い。
それにしてもフタロシアニン系のMITSUI CJMGA74Nがこれほどの耐久力があるのには驚きである。できればMITSUIのCD-Rメディア開発をしている方にどのくらいの耐久力があるのか聞いてみたいところだが、さすがにこんな実験をしているとは思えないので実験を続けることに決定。
さて、一体いつまで続くのだろうか(^^;
98/08/14(Fri)
気温 28℃、天候 晴れ
実験開始 12:00
| 測定時間 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 12:00 (実験開始) | △※14 | △※13 | ○ | × | × | × |
| 16:00 | △※14 | △※13 | ○ | × | × | × |
実験29日目。東北地方の梅雨明けは発表されないことが決定したそうである。そのせいもあってか最近あまりスカッとした天気にならず、実験不足気味である。特に以前と変わったメディアは無かったが、依然CJMGA74Nは健在である。TAIYOYUDEN CDR-74PYは色素が透明化し、反射層の材質の色がそのまま出てくるようになったようである。見た感じではどうも薄〜い金色、人によっては銀色に見えるかもしれない。
98/09/05(Sat)
気温 26℃、天候 晴れ
実験開始 12:00
| 測定時間 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 12:00 (実験開始) | △※14 | △※13 | ○ | × | × | × |
| 17:00 | △※14 | △※15 | ○ | × | × | × |
※15 メディア認識ぎりぎりの状態。データ部のファイルは読み出しできない。かなり危険(笑)
実験30日目。夏休みが終わると同時に非常に天気の良い日が続くので、小学生の愚痴が聞こえてきそうな感じ(笑)。MITSUBISHI R74SS1Pがメディア認識ぎりぎりの状態に陥る。ちなみにプレクスター PX-32TSiではメディアの認識ができなかった。他メディアについては特に変わりなし。
98/09/10(Thu)
気温 29℃、天候 晴れ
実験開始 9:00
| 測定時間 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 9:00 (実験開始) | △※14 | △※15 | ○ | × | × | × |
| 16:00 | △※16 | × | ○ | × | × | × |
※16 メディア認識はぎりぎり。データは読めるがリトライ多発。
実験31日目。ついに実験日数が1ヶ月の大台にのった。実験当初は「ホントに終わるんだろうか……」と思っていたが、さすがにこの実験は彼らには過酷だったようだ(笑)。以外と耐光性の高かったMITSUBISHI R74SS1Pもメディア認識のできない状態になり、TDK CD-R74Sはメディア認識はできるもののデータ読み出しにリトライを多発するようになった。実験を通して感じたことは、「ディスクの見た目(色素の色)がおかしければ、ディスクにも何らかの障害が生じている可能性が高い」ということである。実際、TAIYOYUDEN CD-R74PYは色素が薄くなり始めたあたりでメディア認識ができなくなったし、TDK CD-R74Sは次第に色素が薄くなり始めている。PRINCO、ONKYOについては数時間直射日光に当てただけで瞬殺されてしまったのでコメントのしようがない(笑)。
第一回 地獄のメディア耐久レース、耐久チャンピオンはMITSUI CJMGA74Nと言うことになりそうだ。フタロシアニン系の色素は耐光性に優れていると以前から言われていたが、やはりその通りであった。個人的にはこのCJMGA74Nがどれほどの耐久性を秘めているのか気になるところだが、メーカー発表によればなんと100年(!)(ただし、これは安定した環境で保存した場合)は持つそうだが………やっぱり実験しないとダメぇ?(^^ゞ
[追実験] ブランクメディアと認識される実験済みCD-Rに再度書き込みはできるのか?
メディアの耐久レースも一段落したところで、無謀な実験を行うことにしました。強い直射日光に長時間あててしまったメディアの中には、ライティングソフトで「ブランクメディア(まだ一度も書き込みされていないメディア)」と誤認識されることがあります。で、この偽ブランクメディアにCD-Rでは原理上絶対にできない、「再書き込み」ができないかと考えました。
実験にはONKYO XCD-R74Sを使用しました。書き込むデータはISO9660およびCD-DAとしました。
色素の色が完全に消え、黄金色に光り輝く記録面にわずかな期待を膨らませながら、CD-Rドライブへセットします。ライティングソフトを起動し、メディアのプロパティをチェック。素直なライティングソフトちゃんは実験者の意図を知ってか知らずか偽のブランクメディアを本当のブランクメディアと信じ切っています。よーし、これならいけると思ってファイルを登録した後書き込みスタートしたのもつかの間、画面には非情にも「不正なSCSIコマンドが発行されました」とエラーが………。しょうがない、じゃあテスト書き込みだけでも……と思ってテスト書き込みをスタートしましたが、今度はライティングソフト自体がハングアップ(T_T
やはり理論的に不可能なことは現実的にも不可能だったようです。うーむ、残念(^^;
#良い子は真似しないで下さい。ドライブ自体に致命的な障害が起こっても当方ではいっさい責任取れませんので(--;
今回の実験は直射日光耐久レースの6メディアに加えて
| 攻撃内容について | |
|---|---|
| 爪ひっかき | 普通の爪で執拗にレーベル面をひっかきます。梨地面には弱いかも? |
| セロハンテープ | お徳用セロハンテープでレーベル面を剥がします。これまた梨地面には弱い? |
| ボールペン | これまたお徳用ボールペンでレーベル面をひっかきます。効くメディアと効かないメディアの差が大きい? |
| ガムテープ(布) | 引っ越しの友であるガムテープ(布)でレーベル面を強引に剥がします。ある意味最強 |
| 1円玉ひっかき | 24時間テレビの友である1円玉でレーベル面をスクラッチカードの感覚で削ります。最終兵器? |
実験結果
| 攻撃方法 | TDK CD-R74S | MITSUBISHI R74SS1P | MITSUI CJMGA74N | ONKYO XCD-R74S | TAIYOYUDEN CDR-74PY | PRINCO PRR-C74 | T-ZONE CDR-74 | Sofmap CD-R | maxell CD-R74S | FreeWay CD-R74FW |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 爪ひっかき | ○ | △ | ○ | △ | △ | △ | △ | ○ | ○ | △ |
| セロハンテープ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ボールペン | ○ | ○ | △ | △ | ○ | △ | ○ | ○ | △ | ○ |
| ガムテープ(布) | ○ | ○ | ○ | △ | ○ | ○ | ○ | △ | △ | ○ |
| 1円玉ひっかき | × | △ | × | × | △ | △ | × | × | × | × |
考察
まず最初に爪でひっかいた場合だが、これはどのメディアも保護層・反射層の剥離などの現象は見られなかった。ただ、力強く引っ掻いた場合FreeWay CD-R74FWなどではレーベル面の印刷や塗装が粉状になって剥離する現象やレーベル面が梨地以外のメディアの場合は引っ掻き傷が残る状態になるものが多かった。△とあるのは引っ掻いた後レーベル面上の傷の有無を表している。
次にセロハンテープだが、これもほとんどのメディアで変化は見られなかった。が、唯一ONKYO XCD-R74Sだけが保護層の剥離を起こし(反射層も一部剥離)、使用不能状態に陥った。XCD-R74Sのレーベル面は一部光沢のある保護層になっているため、粘着性物質との親和性が高いのがその要因と思われる。
ボールペンでは、多少筆圧を強めにした場合に記録層がどのように変化するかを見て優劣の判断を下した。表中で○とついているのは多少の筆圧でも反射層が保たれていたことを意味するが、この実験を行ったメディアの記録面にはミミズの這ったような傷ができるため使用は不可能となる。いくらボールペンで文字を書いてもメディアは大丈夫、と言う意味ではないので注意して欲しい。△の表示がしてあるメディアは、一度層の剥離を起こすと連鎖的に剥離が進み易いメディアということで判断した。
ガムテープは粘着力最強の布ガムテープを用いた。これはほとんどのメディアがダメかな?と言う予想とは裏腹に、思ったよりも多くのメディアがこの試験をこともなげにパスしていった。が、やはりセロハンテープでコケたXCD-R74Sはやはりここでも平滑レーベル面に涙をのんだ。他にSofmapオリジナル、maxell CD-R74Sのレーベル面が剥離した。どちらもmaxell製というあたりが何かを物語っているようであるがこの試験は「運」も多少関係し、試験者の腕力と瞬発力も関係してくるため一概にこのメディアはガムテープを貼ると剥がれる、と言うことはできない。
最後の1円玉ひっかきだが、これは当初の予想通りすべてのメディアが死亡した。あまり日常CD-Rを使っていてこのような状況になることはまずないと思うのだが、一応試験ということなのでご理解いただきたい。実験を行ってみると、ほんの少し触れた程度ですぐに剥離してしまうメディアと、多少こすっても剥がれないメディアがあることが判明した。表中で×とあるのが前者で、△とあるのが後者である。
実験をして気がついたことだが、レーベル面が金色であっても必ずしも反射層に金を使っていないメディアがあることが判明した。いったい何のために金色にしているのかは不明だが………。
[実験]ネットワーク接続ドライブからのオンザフライ書き込みは可能か?
基本的に、ネットワークドライブであろうとある一定のデータ転送レート以上でファイルを読み込みできればオンザフライは可能なはず、と考えあまり実用性は少ないかも知れませんがネットワーク接続ドライブからのオンザフライ書き込みを行ってみることにしました。
使用機器、ソフトウェアはWorks Sectionの通りです。ライティングソフトにはB.H.AのB'sRecorder GOLD(Ver1.13)を使用しました。10Base-TというLANカードの性能上、転送速度は10Mbit/Secであり、単位を変えれば1.25Mbyte/secとなります。しかしこれは理論値であり、転送上のオーバーヘッド等を考えると約1Mbyte/sec程度になるものと思われます。ネットワーク接続のドライブとローカル接続されているHDDを比較するというのはあまり良いことではないのですが、ローカル接続であれば数世代前のHDDでさえも2〜3Mbyte/sec程度は出ているため、この値は通常CD-Rを焼くには非常に厳しい値であるといえます。
ということで、いざ実験。
B'sRecorder GOLDのファイル登録ウィンドウに、エクスプローラからネットワーク接続先のファイル(1つ3MB程度のMP3ファイルを30個程度)をドラッグ&ドロップし、チャレンジ精神旺盛に4倍速でいざ書き込み開始してみたところ以外とあっけなく書き込みは正常終了してしまいました。あまりにも予想と違う結果で(作者は多分失敗するだろうな、と思っていた(笑))、作者自身驚いています。
実験の結果、ネットワーク接続ドライブであってもファイル数がそれほど多くなければ4倍速オンザフライ書き込みは可能なことが分かりました。ただ、ファイル数が非常に多い&一つ一つのファイルが非常に小さい(テキストファイル等)場合などは、ローカル接続のHDDと同じくイメージファイルを作ってから焼いた方が良いと思います。