とは?

古代エジプトに住む人々は、自分たちの土地を「黒い土」を意味する「ケメト」と呼んでいた。

それは、毎年のナイルの氾濫によって上流からもたらされる肥沃な土地のことを指していた。

したがって、「ケメト」はナイルの氾濫の及ぶ範囲に限られる。

その周囲を取り巻く「赤い土」である砂漠「デシェレト」は、異国の地と考えられていた。


に住む人々とは?

では、「ケメト」に住む人々、すなわち古代エジプト人はなんと呼ばれていたのか?

「レメチュ・エン・ケメト」・・・「黒い土地の人々」である。

彼らは、人種というものをさほど重要視していなかったのではないだろうか。

黒い土地に住み、ナイルの水を飲んでいたものが、古代エジプト人だったのである。