第2ステージ第15節
札幌−広島(札幌ドーム)
| 札幌 |
| 広島 |
1 | 前半 | 1 |
3 | 後半 | 3 |
1 | 延長前半 | 0 |
5 | 合計 | 4 |
★得点シーン★
前半8分 札幌1−0
健作の突破→相川のヘディング→小倉の左足で幸先良く先制。所詮格下が相手だと、明らかになめてかかってきた広島に冷や水をかけるには充分な一撃だった
前半42分 広島1−1
マークしていたはずの久保につい隙を見せてしまい、森崎弟に絶好のクロスをあげられてしまう。悪い時間帯での同点劇だった
後半2分 広島2−1
ビジュの微妙なプレーがPKと判定される。久保がきっちり決め逆転を許す
後半8分 広島3−1
森崎兄からのパスを茂木が華麗にループシュート。洋平はじくもゴールはマウスの中へ。今野が強引に外に蹴り出すが、すでにゴールラインをボールが通過した後だった…
後半10分 札幌2−3
小倉のパス→相川のヘッド→曽田が落ちついて右足でシュート。この日は相川も曽田も切れまくっていた。おちついて決めればちゃんと点数取れるんじゃないの<曽田
後半29分 札幌3−3
小倉の絶妙な浮き球パスを、相川が、GK下田の突っ込みを恐れずにヘッドで押しこむ。
後半42分 広島4−3
駒野のFKを上村が頭で合わせ、再び広島リード。残留へ向けての執念を見せ付けてくれた
後半43分 札幌4−4
が、その直後、またしても相川→曽田新ホットラインが炸裂。選手達がこれほどまでに意地を見せてくれたことは、過去のシーズンはともかく、今年のコンサでは初めてだ。遅きに失した感はあるが、それでもすんげー嬉しいぞ!
延長前半9分 札幌5−4
J2降格の事実を知ってか知らずか、最後は広島も矢折れ力尽きた。森の絶妙なクロスを曽田が頭で合わせVゴール勝ち
質はともかく、見ごたえ満載の試合でした
1ヶ月以上も前に降格が決まり、まあ、色々ありながらも、それなりに順調に消化試合を重ねてきたコンサ。
一方の広島は、降格マジック1となってから、奇跡の連勝で、残留の可能性を残したままこの日を迎えた。戦前の予想では、選手の質の差とモチベーションの差を考えれば、広島の楽勝→奇跡の残留という見方が圧倒的。事実、この日、NHK−BS1の神戸ユニバ、日立柏と札幌ドームとの3元中継では、ほとんどの時間が札幌ドームからの中継となっていた。
さて、最終戦にして、新居、相川という、コンササポにとっては希望に胸膨らむ若き2トップが実現。Viva!消化試合。これでこそ消化試合。でも、来年はこのコンビでのJ2快進撃が見たいぞということで…
で、実は昼飯を食ったり、買い物をしたりともたもたしているうちに、先制点を見逃しました(苦笑)
トップ下で使われるようになってからかなり機能し出した小倉と、アシストも上手い相川が生み出した先制点。その後も、萌え萌え2トップで、それなりにみせてくれてくれてはいたのですが…段々と相手にじわりじわりと圧力をかけられてきました
ま、それでも何とか耐えきれるかな、と思っていた前半終了間際、とうとう久保に抜け出されてフリーに。最後は森崎弟に決められ、嫌な時間帯に同点に追いつかれます。
この後、審判のヘボジャッジで試合が荒れ出します。まずは、新居を豪快にふっ飛ばしたGK下田におとがめなし(一発レッドものだろう。少なくとも黄紙は…)。この後、結果として報復合戦(ぉ になるわけですから、いかに審判が試合を制御できてなかったかがよくわかります。
この負傷退場で、楽しみだった19歳コンビ2トップは終了。過去の試合では定評を得つつあるも、前回の仙台戦では全く機能しなかった曽田、相川の2トップで試合が進みます。
後半、ビジュの微妙なプレーで広島にPK。これだけを検討すれば、PKやむなしという見方もありかとは思いますが、どう考えても故意のプレーではなく、滑って転んでつい相手を引っ掛けてしまっただけで、お目こぼしがあってもいいじゃんとは思わなくもありません。結局久保に決められ1−2と逆転を許します。さらには、茂木にも決められ2点差(もし、柏が負けて得失点差勝負になった場合、2点差で勝っておけば広島の残留が決まるそうです)になった時点で、「またいつものパターン?」という予感がサポーターの間によぎったのは間違いないでしょう。私もそう思ってはいました。
ところが、曽田、相川2トップがこの後、なかなか見せてくれます。相川のセンスを感じさせるプレーでチャンスメーク→どんぴしゃりのクロスがどんどん曽田に供給され、曽田も落ちついてそれをシュートするシーンが続出。2点目、そして4点目もこの2人が生み出したものです。いやー、来年以降、この若手3人衆の活躍から目を離せません。
そして、先ほどのお返し…というわけではないんでしょうが、ハイボール処理を誤った下田と上村の隙をついて、相川が猛ダッシュでヘディングシュート。シュート直後に下田と激突し、下田は負傷退場。まあ、新居に手荒な真似をしたから罰が当たったということで勘弁してくださいな
と、おもいきや、今度はさらにその報復攻撃にと、フリーになって抜け出した相川に、代わったGK・林がエリア外に飛び出し、顔面に思いっきり蹴りを食らわせる始末。それにしても、こんな危険なプレーに対してカード1枚出さない審判なんて、もう二度とJでなんか笛を吹かないでください。というか、もう審判なんか止めろ!<吉田寿光
で、広島GKの陰謀で、控えFWがいなくなってしまったコンサ。延長戦突入と同時に、森を投入。普通なら、森をCB→ビジュはボランチ→森下トップ下→小倉FW…という采配をするものなのでしょうが、張監督は森をFWで起用するというびっくり采配。
何でも、森の意向もあったらしく、DFの方が運動量が多いからきつい)何でも福岡時代にこのような起用をされたこともあるそうです(提供:シロさん=Forest Villa管理人。ありがとうございますm(_ _)m )秋田(鹿島)のFW起用なんていう策もかつての日本代表でもありましたし、サポーターの動揺ほどの奇策ではないみたいですね。見事に的中しました
それにしても、ここしばらくFWの練習などしてなかったでしょうに、森の動きはなかなかさまになっていました。今季はハイブリット起用され、いろいろ思い悩んでいたであろう曽田も目からうろこが落ちたんじゃないでしょうか。
で、延長前半9分、スローイン→森のクロス→曽田ヘディングで、コンサ、今シーズン10度目の延長戦にして初のVゴール勝ち。
結局、広島は(マジック対象がすでに勝っていたとはいえ)、コンサに引きずり込まれる形でJ2降格。来年の対戦に向けて、嫌なイメージを植え付けることには成功した模様です。点数取られ過ぎだけどね。
そうそう、前回、仙台で試合終了後にサポーターが曽田に水をぶっかけたらしく、物議をかもしておりました(いかんせん、彼ってば糞がつくぐらい真面目な人間ですから結構落ちこんでいるかなぁ…と(^^;;; )が、それで発奮したのか、コンサ戦士としては5人目(バルデス8、コータ2、エメルソン、ウィル各1)となるハットトリックを達成してしまうんですから…もう次からも曽田にはじゃんじゃん水をぶっかけちまいましょうか(爆)
試合後、一つ気になったのは、検討をたたえ合おうと手を差し伸べたコンサの選手を無視する広島の選手の多いこと多いこと。森崎なんて、露骨に手を振り払ってましたもんね。態度悪過ぎ(メ-_-)凸
所詮コンサなんて格下だと馬鹿にして試合に臨んでいたんでしょう。そんな根性だからJ2落ちするんだよ、なんて、私達に言われるのは屈辱でしょうが、その気持ちを入れ替えないととてもじゃないですが1年でなんかJ1に戻ってこれませんよ。浦和ほどの圧倒的な資金力とサポーターの下支えがあるのならともかくも(とはいえ、彼らだって、残り10試合となった時点からは、心を入れ替えて貪欲に泥臭く戦うようになり、2位に滑りこんだぐらいですし…)
そもそも、観客動員数はすでに立派にJ2クラスの広島(苦笑)。フロントの手腕には定評があり、日本代表、五輪代表、U-19代表に大量に選手を送り込んでいるチームではありますが、オフシーズンに草刈り場どころか禿山にされちまうんじゃないか…という危惧さえある今日この頃。
まあ、敵の心配をしていられる状況じゃないですね。うちだって、洋平しかり、山瀬しかり、主力選手がいなくなる可能性が大ですから。おまけに、ジョアン・カルロス監督との確執があった小倉は、この日に退団宣言を出しちゃいましたし(;_;)
正直申し上げまして、とても見ごたえのある面白い試合でした。今シーズン、幾度となく粘りを発揮して惜しいところまで行きながら最後は力尽きるコンサを見つづけてきた私達にとって、延長戦10試合目でのVゴール勝ちというのは喜びもひとしお。来年以降、リーグ戦で延長は廃止されるため、最後の最後でVゴール勝ちというものが見られて良かったです。
ただ、きっと、レベルが低い戦いであったことだけは間違いありません。両軍とも守備陣は崩壊しまくりで、ノーガードでの殴り合いを展開しただけですから。結構、コンサの点の取られ方は情けなかったですし、相川へのマークもかなり甘かったんじゃないですか?
この結果が来年に生きてくれることは大いに期待しますが、そのためにも、オフシーズンに充実したトレーニングを積み、カルロス新監督の元でしっかりとしたチームコンセプトを確立させ、来シーズンに臨みましょうね。
ま、その前に天皇杯だ。小倉の活躍を目に焼き付けておきたいですね