●ついに最終日の朝を迎えました。僕に残された種子島時間は、あと約27時間。昨日、海政丸であれほど釣ったにもかかわらず、やはりヒラスズキが釣りたい僕なのであります。お願いします。
この日、夜明け1時間前には西側の磯に到着していまして、車の中から荒れた海の音を聞きながら夜が明けるのをジーッと待つのでありました。大波の音・・・。沈黙。。何故にヒラスズキは釣れないのか。。何故だ。。釣りたい。釣りたい。ヒラスズキ。。。そんな事を考えていると、僕の隣に車が1台停まりました。「おはよ〜。」やって来たのはヒーボー先輩であります。「良かったえー先に来ちぇっちぇ。(良かった。先に来ていて。)」僕が完全復活の種子島弁で言うと、、「あいやーしもーたな〜こわんよか日に、、(しまったなー。こんな良い日に。)」と本当に悔しそうにそう言い残してヒーボー先輩は違う磯へ走り去りました。。
●ヤハリこの磯かー。よーし。と気合いを入れ直していますと、またまた車がやってきました。今度は豆腐屋兄です。この方はサスガ商売人。ちゃんと車から降りてきて「お!懐かしかなぁー。元気やったかぁ。」と言ってくれるのです。僕も車を降りましてまだ暗い海岸で、僕のこれまでの釣行や、まだ1匹も釣っていないこと等を話すと、「今年はたいっちぇ釣れちぇいから今日は釣るいよ。ギバレ!」と励ましの言葉までかけてもらうのであります。
豆腐屋兄サマ。ありがとうございます。

●昔、豆腐屋兄サマ達と釣りに行った数々の思いにふけっていましたら、外はすっかり朝になっていました。
よし!と、磯へ下りまして、、波と波の間にルアーを投げ、巻きます。ザザーと真っ白なサラシに目をやってルアーの泳ぎを竿を持つ手で感じながら・・・・ゴッツ!ガバツ!ヤヤヤッヤヤヤヤヤッター!
真白いサラシの中から飛び出した銀銀の魚体はゴッツっと、ルアーをこすり黒い大きなシッポでバイバイをしながらサラシの中に帰っていきます。おおおおおおおおおお!!!!!!!
います。ヒラスズキはそこにいます。上の写真の真ん中に見える岩の先にヒラスズキはいます。イマス!
そして、今と同じ所にルアーを投げます。泳ぐルアーを手で感じながら、、、もう一度投げます。もう一回。もう一回・・・ザザー

●おそらくあの大黒シッポのヒラスズキは、翌日僕が飛行機に乗っている頃ヒーボー先輩か豆腐屋兄サマに仕留められていることでしょう。しかし、不思議なことにクヤシイとかチキショーとかの気持ちはこれっぽっちも無いのであります。むしろ、大黒シッポを最後に仕留めていたら、今頃どんな気持ちだったんだろう。と、考える余裕すらあるのであります。




久しぶりの島。久しぶりの海。久しぶりの家。
心が満たされる種子島でありました。つづきはまた来年の正月に、、
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