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ボールデフ・ギャー関係 |
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第1項 マイクロロン ついに市販品として登場!! レースなどを行なっている人にとっては とても有名なアイテムですね。 構造は詳しく知らないのですが信頼性のある商品だと思います。 サーキットなどではひと伸び違います。 しかし 処理方法が非常にむずかしく、経験がいると聞いていたので 現在 保留中です。 使用時には製品の取扱説明書を読んでおつかいください。 < 撮影協力=傭兵 > |
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第2項 ボールデフ用、鋼球の交換 ボールデフセットを買うと デフボールも一緒についていました。 しかしセットに入っていたデフボールの精度の悪さにびっくり!!
測定の結果は MIN=3.169 MAX=3.171 でした。すごい・・・・12/100も・・・・ これでは 完璧なボールデフは作れない!! したがって 社外物(スクワット)のデフボールを購入しました。 ボールの鋼球はφ3.17o±0.0001oの球に交換しました。 参考1)ボールデフは5パックに一回は交換しています。(気分的なものです) ( そこまでシビアに交換しなくてもいいですけどね(笑) ) 参考2)ボールデフはDD車の走りを左右する重要なパーツだと考えています |
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第3項 デフボールの当りを見る 〜ミクロンの世界〜 上記項目にあるようなデフボールを使っていても 完全な真球ではありません 製造工程で厳しいチェックを受けているにもかかわらず 必ずといっていいほど ばらつきがあります。 これらは ロッドで管理されているものなので やむをえない事なのです。 もちろんJISの公差内にはいっているので なんら問題はないのです。 しかしボールデフはミニッツで一番重要な場所です デフボールの大きさくらいどうでもいいや〜と言う方!! その妥協が100分の1秒タイムダウンを招きます。(おおげさだな〜) その100分の1秒を大切にしているあなたに画期的なアイテムを紹介します。 これは1ミクロン(1000分の1o)の超微粒子で出来ている、スリアワセ時に使う 検査アイテムです。(市販品ではありません) 名前は英語なので読めませんが、通称『ブルー』と呼ばれています。 カメラレンズの凹凸を見たり レースマシンのキサゲ作業などに使っています。 このブルーを手で触らないようにデフリングに均等に塗ります デフボールをそ〜っと置いて 組み上げます。 タイヤを乗せて 軽く2〜3回転させて デフボールを見ると 径の小さなデフボールにだけ ブルーの跡がついていないというわけです この調子で3回ほど行なえば マッチドデフボールの出来上がりです。 参考)ブルーは非常に高価なものです。このチューブ1本数万円もするそうです。 < 撮影協力=某精密機器メーカー 技術開発 M君 > ↑ 本人の希望です |
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第4項 デフプレートの精度を上げる またデフプレートは 冷間引き抜き材なうえ打ち抜き製品の為平面度があいまいです したがって平面度&水平度を向上させて ボールデフの動きをスムーズに させて コーナーリング中の安定感を高めます。 ガラス板の上に#400番をしいて軽くラップします 仕上に#1500番の耐水ペーパーをしいて円を書くようにラップします。 注意:手で押えてしまうと手の熱で鉄が膨張してしまい せっかくの作業が台無しになってしまうので注意しましょう。 参考1):消しゴムなどを使えば 直接手で触れなくても済むので安心です。 デフのハウジングなどでも押えられますがコツがいりますので ご注意を。 参考2)作業が終ったらアセトンなでど脱脂をして油分とラップ粉を完全に取り除きます この時超音波洗浄機があれば完璧です 参考3)以後のメンテナンスは#1500番のラップのみでOKです。 |
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| 第5項 デフプレートハウジングのスリップ防止 実際走行させてみると、デフはスリップする寸前のところが 非常にいい走りができました。 その後ボールデフをメンテナンスするために分解して気がついたのですが なんと プレートとプレートハウジングに回転キズがついていました。 おそらくハウジングとプレートは滑っているのです。 これらのスリップによるトラブルを防止する方法を紹介します デフプレートとハウジングの間にタミヤの『フリクションダンパーグリス』を塗って デフプレートとハウジングのスリップを防ぎます。 後はいつものようにボールデフを組み立てて完了です。 参考:ミニ四ハードグリスの変わりに瞬間接着剤を微滴たらしたり G17ボンドを使ってもOKです。 ディーゼルオイルでも代用できます。 注意)G17ボンドを使う時は 微量をほんの気持ちだけ うっすらと ちょい塗りするのがポイントです |
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第6項 ボールデフの調整方法 ミニッツで一番重要だと感じている部品、それはボールデフです。 しかし『値段が高い!』 『重量が重い』 『燃費が悪い!』 『メンテナンスが面倒』 などのデメリットがるので購入には戸惑いがあります。 しかし、ボールデフはDD車に欠かせないアイテムなので是非お試し下さい。 ボールデフは、お金では換算できないくらいのアイテムなのです。 ギャーデフでは体験できない世界がそこにはあるのです。 また、DD車のボールデフは 実にシビアで手間のかかるパーツなのも事実です しかし 見返りは十分期待できますのでメンテナンスを惰らないように心がけましょう。 ボールデフの調整やメンテナンスは人それぞれです。 なかでも ボールデフの締め込み具合は 難しいところです 通常 1/12レーシングやプロ10などは タイヤを固定して直接スパーギャーを 回してすべり具合を確かめます。しかもすべり具合は経験が基本になっています。 ミニッツのような小型で持ちにくいボールデフはどうすればいいのでしょうか? いろいろテストしてみた結果、一番簡単で確実な方法を紹介します。(道具無し!) 両側のタイヤを押えた状態でスロットル全開にします(0.4秒くらい)。 スパーが回るか回らないかのところで調整して出来上がり。 すなわち みにっちゅのボールデフはスルスルのサクサクが一番走るのです。 参考:この調整方法は上記項目との組み合わせれば より効果的で完璧なボールデフが完成します。 |
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第7項 ボールデフ用”Oリング”の保存方法 ミニッツのボールデフにはデフ効果を生み出す為にOリングが使われています これは 実に面白いアイディアだと思いました。 簡単で小スペース、底コスト! しかしそれだけに気配りも必要なのです。 Oリングは材質上 長い間の圧迫は 形状変化をしてしまうのです みにっちゅで それらがおきるとデフの効きが変わる事を指します。 タミヤから発売されているF103もTバーにOリングが使われています 私は保管しておく時 または走らせないときは Tバーを緩めておきます Oリングが圧迫を受けないようにするためです。 (通常ですと1〜2週間でOリングは変形してしまっていました) これらを踏まえて ミニッツを走らせないときは デフを緩めておき Oリングの損傷を防ぐ事に心がけています こうすることにより デフの効き方にムラがなく常に同じ条件で走行が 楽しめるというわけです。 参考:また、ボールデフセットについてくるOリングを市販のJIS B2401Pタイプに 変更すると形状変化が少なくてすみます。(保管状況により異なります) 注意:Oリングは溶剤に弱いのでシンナーやアセトンで洗浄は避けてください。 |
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第8項 ボールデフのOリングスリップ防止方法 左の画像を見ていただけると分るように ミニッツでは テンショナーにOリングを使ってデファネンシャル効果を生み出しています。 しかし このOリングがなかなかのクセモノ!! デフグリスなどが にじんできて Oリングに附着してしまい スリップしてテンションが抜けてしまうのです。 みなさんもデフのトラブルは経験があると思います。 グリスはOリングに一気には到達しませんので非常に分りにくい部分なのです 調子のおかしい人は 是非確認してみてください。 以前までは Oリングの脱脂は3パックに1回と、欠かせないものでした、 しかし この裏ワザによって 多少のニジミではスリップしない事が分りました。 その画期的な方法をご紹介します。 方法は簡単 紙やすりなどで 左画像の部分の面を粗くしてやればいいのです 注意1)加工は放射状に行ないましょう。円方向の加工は意味がありません。 注意2)ボールデフグリスによっては 効果がわかりにくいものもあると思います。 私は、アソシのステルスデフルーブを使用しています。 これは 全日本などでも使われている実績のある製品です。 |
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第9項 ボールデフの効率アップ 左の画像のように ボールデフは赤色のセクションと青色のセクションに 分かれて可動しています。 (参考図面などがなかった為、手書きですみません) 取扱説明書に記載してあるかわかりませんが、画像一番右側にベアリングを いれることにより、より効果的なデフ効果が得られます。絵で見れば一目瞭然です! 分りやすく言うと 右側のリヤタイヤにはベアリングを2個つけるということです。 参考)ギャーデフとボールデフの働きは同じなのに なぜボールデフが LSD効果があるのか 正直いって よく分りません。 実車の場合のLSDは ミニッツでいうギャーデフなんですけどね〜 |
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第10項 デフボールの保存方法 第2項の画像でも紹介されていますが、デフボールの取り扱いや保存方法には 細心の注意が必要です。 現在、市販されているデフボールの材質には『硬質炭素鋼』が用いられています。 これは、温度による形状変化を防ぎ 適度な強度をもたせてるからです。 鋼材の配合は多少異なりますが ベアリングに使われてる玉に近いとお考え下さい。 我々が普段ベアリングと呼ばれている物は 学名『深溝玉軸受』といいます。 この玉軸受、大きく分けて 5つの分類に分けられています。 摩擦トルクタイプ・高速回転タイプ・グリース気密タイプ・防じんタイプ・防水タイプです それぞれ使用目的は異なりますが、この5つの玉軸受けに共通する 弱点があります それは『衝撃』です。 この話をすると本が1冊出来てしまうくらいの物なので 要点だけを、端的に ご紹介します。 デフボールを保存しておくと 鋼球同士があたり 細かなキズが出来てしまいます。 (ビニール袋などでも 同じ現象が起こります) デフボールにキズを つけないためには 限りなくそっと持ち運ぶ事が理想的なのです しかし、実際にそんな事 やってられないのが 現状ですよね〜 そこで シンプル且 誰にでも出来て 安価なアイテムを紹介します。 それは『マグネット』です。(結果的にはしょぼいですが 超完璧アイテムです) 現在の研究では、磁力による形状の変化は確認されていませんので 安心して くっつけて保管できます。 これで キズに対するデフボールの保存方法は完璧です。 |
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第11項 摩擦係数とデフボール 〜熱処理〜 全ての機械機構をもったものは 『熱』『摩擦』『疲労』を考慮に入れて設計され、製品化されます。 もちろんミニッツのギャーも例外ではありません。 材料同士が擦れがそこには摩擦が生じ熱を持ちます。(手の平を擦っていると暖かくなってくるのと同じ原理です) この時設計する段階で一番気を使うのがマテリアル(材料)です。 だったら 硬い物同士なら磨り減らないし、 熱も発生しにくいじゃないか!という意見が当然もあると思いますが、それはナンセンス!! 多くの機械機構を持つ物には『耐久性』(寿命)というものがついてまわります(構想や設計段階での話です) 『摩擦が生じるところには 必ずニゲをを持たせます』すなわち、片方に軟らかい材料を使い もう片方は硬い材料を使うのです これなら両方交換しなくても どちらか一つだけの交換で済みます。 ミニッツのギャーに置き換えてみると スパーギャーはPOM(ジュラコン)系で強度を持たせ、 ピニオンみたいに製造単価が安く 容易に交換が出来る所にナイロン系の樹脂をつかい ニゲを持たせてあるのです。 さて 本題に入る前に ちょっとお勉強です 機械系や材料系の方々はちょっとの間付き合ってくださいね。 下記の表は 一般的に鉄として よばれているものが対象となっています。 鉄は熱などの処理をすることによって 組織を変化させ、その用途にあった材料にできる物なのです。 この話をすると かる〜く広辞苑1冊ほどのものになってしまうので 簡単にまとめました。
第4項でも 紹介しましたが デフのセットをするのにプレートをいちいちラップするのでは めんどうくさいです。 さらに私が使っているデフボールは社外物の炭素鋼鋼球なのです デフ効果を保たせるためにはやむをえない事とは言え 毎回毎回 正直言いまして面倒なのです。 最近では3パックに1回はデフボールを交換しています。 あるとき ”ふうっ”と気がつきました。まてよ・・・ このデフプレート、デフボールの寿命を考えて生の鋼材を使っているはず! となると デフボールを使い捨てしている私には 当てはまらない理論ではないのかな? そうです どうせ使い捨てにしているデフボールなのですから デフプレートに焼きいれをして デフプレートのメンテナンスサイクルを短くすればいいのです。 詳しい方法と説明は長くなってしまうので 結果だけ記載いたします 結果 デフプレートの焼入れはとても難しかったです。 表面の0.1mm程度 入れるつもりでしたが内部まで入ってしまうようです。 もちろん 焼きいれ後はラップ作業を行い平面度を出します。この作業により デフボール交換だけでメンテナンス作業終了です 焼入れによりプレートは硬い材質になったので デフボールの方がキズついていると考えるしかありません。 なぜなら表面の強度をテストする機材がない為です。がしかし、焼きいれが成功したかどうかを試す方法があります。 棒ヤスリをあてて刃が入るか試してみるのです。当然ヤスリをかけすぎるとラップ作業が大変なので参考程度にかけましょう 刃が入るかどうかは焼きいれ作業前の刃物の入り方をよく覚えておく必要があります。 注意1)予想ですがデフプレートは冷間引抜材のようですので 焼きを入れすぎると材料の形状変形が始まりますので注意が必要です。 |
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第項 ボールデフシャフトの組付け真直度・直角度の見直し テスト中 ハイトゲージにピックを取り付け |
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