海外赴任あれこれ(NZ版)
by まっち町澤(
科学技術振興事業団: JST)
ver 1.17 (08/Apr/2000)
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1 なにはなくとも情報集め
-
NZ大使館
〒150 渋谷区神山町 20 (TEL +81 3 3467 2271)
VISAの申請書類等はここでもらいます。
また、新聞や電話帳などの資料があり、お店やさんや価格調査に使えます。
一応、中学生以上の留学関係の情報もありますが、これらは商務省管轄(!)
とゆーことで、赴任に伴う、生活に密着した教育の情報はほとんどあり
ません。
- NZ政府観光局(
英語)
〒16309 新宿区西新宿 2-2-1 新宿モノリス 21F (Tel +81 3 5381 6331)
- NZ政府観光局大阪事務所
〒541 大阪市中央区南本町 1-7-15 明治生命境筋本町ビル 2F (Tel +81 6 268 8335)
観光、お土産、宿泊関係の資料が有ります。生活に必要な情報はありません
が、せっかくNZに行くのですから、観光情報もちゃんと揃えておきましょう。
New Zealand Tourism Board が出している
"New Zealand Where to Stay Guide" には、
大抵の町のホテル・モーテルが網羅されています。
- Internet
下手なガイドブックよりもインターネットの方が新鮮できめ細かい情報が
たくさんあります。まずNZについては、
JSC PCclub,
FAQと
Akiko Internationalのページを見て
見ましょう。
CIA: World Factbook
U.S. State Department: Travel Warnigns and Consular Information Sheets
は役に立たないかもしれませんが、一般的な知識としては楽しめます。
また、海外生活についての情報は、
Japanese Network、
帰国教師の会、
JICA任国情報
といった海外在住者/経験者のページがあります。
FamiNetなんて会社も現れました。
更に、これで足りなければ、生の声を聞くにはネットニュースが一番!
soc.culture.new-zealand
nz.general
などで、質問すると大抵の質問は誰かしら答えてくれます。
また、
グローバーズや
Japanese Network
といったメイリングリストも便利そうです。
また、旅行者に人気のダイヤモンド出版
「地球の歩き方」
もインターネットにページを持っています。
- ガイドブック
ジャーン!ついにNZ暮らしのガイドブック "
That's NZ
" がでました。
月刊NZ
の編集部が作っていますので、内容も充実。
ジャ、ジャーン!!またまた NZ 暮らしのガイドブック "
「地球の暮らし方」ニュージーランド 2000-2001
" もでました。こちらは地球の歩き方編集部が作ってます。
ついでに、地球の歩き方では、"
「オーストラリア&ニュージーランド留学 1999-2000」
なんて本も出してます。
その他、一般論のガイドとして、
- 「海外赴任ガイドブック」(田端書店 1000円)
非常に真面目に書かれていて、内容も盛りだくさん。
でも、すべて読みこなすのは、ちと大変かも。
- FamiNet
上記「海外赴任ガイドブック」と一部重複した内容。提携してるのかな?
- 「JALファミリークラブの『海外赴任の手引』」
(JALファミリークラブ 非売品)
本屋さんでは買えず、「JALファミリークラブ」
に加入するともらえ
るのですが、海外赴任に伴うあれこれを簡潔にまとめてあり、便利。
- 「アメリカ暮らしの英語」(スキルマン・H・圭子著 創元社 1800円)
これはガイドブックではありませんが、外国生活に必要な英語とともにアドバイス
も書かれていて参考になります。
- 「地球の歩きかた」(講談社 1800円)
ユニークな観光ガイドブックとして知られている「地球の歩き方」は生活者
の情報源としても有用です。ダイヤモンド出版の「地球の歩き方」とは別もんです。
2 とりあえずのプレ準備
- 「JALファミリークラブ」
海外赴任が決まったら、「JALファミリークラブ」に入りましょう。
前述の「海外赴任の手引」がもらえる他、マイレッジの特典もあります。
赴任の際にJAL機を使うと、5000マイルもらえます。
家族4人なら、あっとゆー間に香港往復できてしまいます。
また、赴任前の健康相談や各種サービス(自動車、留守、新聞、引っ越し、etc.)
も優待されます。
JAL以外にも、企業系や独立系の海外赴任者向けサービスは多数あります。
(それぞれのメリット・デメリットはどーなってるんでしょう?)
- 銀行
外為は半年で数十%もの損益を伴うこともある金融商品です。
特に海外赴任のように大量な外為を必要とする場合には、死活問題となる場合も
あります (^^;)
海外赴任が決まったら、替金の機会をうかがいましょう。
さて、NZのいくつかの銀行は日本に支店があり、送金手数料が安いらしい。また、
窓口で両替するよりも、銀行間送金した方が為替レートが良い。
NZでは銀行のキャッシュカードが発達しており、どのATMでも手数料
なしで365日、24時間利用可能で、買物もキャッシュカードでOK。
でも、永住権を持っていないと、NZの銀行ではクレジットカードを作れないので
注意しましょう。
- Bank of New Zealand
NZではメジャーで支店が多い。提携銀行の National Australia Bank
の支店が東京にある。
- ANZ Bank
NZ国内、オセアニア地域に支店が多い。
NZ国内では旧郵便局系の銀行で多少やぼったいが、
日本でNZ支店の口座開設可。
- City Corp Bank
ワールドバンクのシティーコープバンクはオークランド以外には(たぶん)無く、
まだこれから。
3. 安心は健康から
- 医療・安全情報
- 健康診断
NZでは2年以上のビザを取得するためには健康診断が必要です。
また、海外で病院通いは面倒なので、
早めに健康診断または人間ドックに入り治療が必要な場合は処置しましょう。
特に、歯科は海外旅行者保険には含まれないことが多いのでかならず検診する。
- 翻訳サービス
- 国際医療団
「母子手帳」の出生時の記録と予防接種関係のページを英訳してくれる(3000円)。
大した情報ではないが、必要になることがあるかもしれない。
- オーバーシーズ・メディカル・コンサルタンツ
「母子手帳」「病状経過診断書」「健康診断書」の英語、
フランス語、スペイン語訳をしてくれる。
- 海外旅行傷害保険
おまかせで入ると、目玉が飛び出る程高い。
会社が負担してくれるなら何でも良いが (^^;) 自腹を切るなら、部分掛けが良い。
例えば、死亡保険の部分が特に値が張るが、
別に生命保険に入っていれば無くても良いかも知れない。
なお、NZでは事故による怪我の治療費および子供の医療費は
国が全て負担してくれます。
- 予防接種
日本とほぼ同じだが、
B型肝炎
が必要(子供は必須(?)、大人はなくても可)。
ただし、B型肝炎の血清は AIDS の可能性がなくはないといわれており、
感染経路も悪いことしなければ大丈夫との噂があり。
はて、受けるべきか受けざるべきか。。。
また、日本脳炎は必要ではないが、
ミクロネシア・ポリネシアが近く遊びに行きやすいので、
受けておいた方がベター。
4. 気になるのが子供の教育
海外/帰国子女教育
「私情つうしん」
は海外/帰国子女によるミニコミ誌です。
身につまされる意見が多く、改めて我が子の苦労を悟る僕なのですが、
是非、世界中の人々に読んでもらいたい。
そして、苦労して身に付けたバイカルチャルが負い目になったり、
わざわざ捨てることのない社会になって欲しい。
海外/帰国子女の数や受け入れ校のデータは
CLARINET
にあります。
- NZの学校
NZには
日本人学校はないので、現地校に入学することになります。
小学校は5歳の誕生日前後から入学することが出来ます。
つまり、子供によって入学日が異り、桜吹雪の中で入学式なんてことはありません。
12歳までが小学校で、次は High School となります。
18歳で大学に入りますが、大学は3年制になっています。
また、飛び級制度もあるようです。
一方、幼稚園は数が少なく、順番待ちになっており、
4歳位に成らないと順番がまわって来ないところもあります。
また、順番が来ても週に2回、半日だけとか。
さて、NZは教育の自由化により、学校間の格差が生じています。
各学校では様々な資金確保を行っており、
寄付金集め(1回$1前後ですが)の活動が頻繁に行われています。
裕福な地域の学校は寄付が多く集まり、教育施設が拡充されるため、
子供の教育に熱心な家庭が集まり、更に寄付が増える正のフィードバックが
生じているようです。
- 日本語学習
オークランドとウェリントンには日本語補習校がありますが、
他の地域には無いので、自分達で日本語の維持・学習を行わなければなりません。
クライストチャーチには日本人会が開いているボランティアベースの
日本語学習会があります。
- 転校手続
- 日本の小学校へ提出する書類
- 退学届け
書式は自由。退学理由、渡航先、滞在予定期間、転入学校名(未決定も可)。
- 日本の小学校に作成してもらう書類
- 在学証明書
- 健康診断票/歯の検査票の写し(厳封)
- 指導要録の写し(厳封)
- 転学児童生徒教科用図書給与証明書
- 現地校の入学手続
- 日本の学校の在学証明書(英文)
- 成績証明書(英文)
- 国籍・生年月日などの証明書(パスポートなど)
- その学校区に居住する旨を証明する書類(自宅契約書など)
- 海外子女教育振興財団
〒105 港区虎ノ門 1-21-17 虎ノ門NNビル6F (+81 3 3580 2524)
- 教科書給与
学校側に作成してもらった前項「転学児童生徒教科用図書給与証明書]
と印鑑を持参し、最初の半年分の教科書を受領する。
申請書類等必要書類は財団に用意されている。
なお、次の教科書からは在外公館で受け取ります。
- 教育相談
在外中の教育や、帰国後の教育について、
日本人学校経験者等の専門家による面談(無料)を行っています。
- 通信教育
在外教科書に沿って添削を含む通信教育を行っている。
季節の行事を取り入れるなど、在外居住者に配慮した内容となっている。
5. 面倒なのがコレ、お役所めぐり
- パスポート
パスポートは各都道府県の旅券課に申請します。
- 申請に必要な書類
- 申請書2通(1通はコピーも可)
- 戸籍抄本1通
- 住民票1通
- 写真(4.5cm×3.5cm)1枚(規定が厳しいので写真屋さんが無難)
- 身元確認書類(運転免許)
- はがき1枚
- 印鑑(認印)
- 受領に必要なもの
- 引換証
- 印鑑
- 旅券課から郵送されたはがき
- 手数料(10年もの1万5千円)
- ビザ
ビザはNZ大使館に申請します(郵送可)。
ビザには Working Visa, Study Visa, Visitor Visa などがあり、働くためには
Working Visa が必要です。
必要な手続きや条件は、
イミグレーションオフィス
の Web ページを参考にしてください。
また、1回のみの入国用と、何度も出入りできる数次ビザとありますが、
数次ビザが当然便利です。これがあれば、NZに赴任してから就労許可、
再入国許可、滞在許可をとる必要がありません。
申請書および添付書類には細かいチェックが入り、
思いがけず時間が掛かることがあるので、早めに申請しましょう。
でも、早く申請しても、ギリギリで申請してもビザの発給は出発ギリギリとゆー噂もあります (;_;)
必要な書類は、
- パスポート
- 申請書
- 写真(4cm×3cm)1枚
- 資金証明1通(勤め先または銀行口座の証明書)
- 招聘状(NZ国内の勤め先からの招聘状)
滞在期間が2年を越す場合には、更に
などが必要です。
- 無犯罪証明書
無犯罪証明書は各都道府県の警察本部に申請します。
この際、手の指全ての指紋と掌紋を取られ、もう悪いことの出来ない身体になります (^^;)
また、証明書の発行に1ヵ月程かかるので、早めに申請しましょう。
必要な書類は、
- 国際運転免許書
NZでは居住者の場合、国際運転免許は半年しか有効ではないと言われています。
また、NZの運転免許は有効期間が70歳までと、ほとんど一生モノなので、
せっかくですからNZの免許を取得しましょう。
一応、日本の国際ライセンス取得に必要な書類は、
- 日本の運転免許証
- パスポート
- 写真(5cm×4cm)1枚
- 税金
1年以上、海外で生活する場合には所得税が掛かりません。
手続きは会社がしてくれるはずです。
住民税は市役所で非居住手続きをとると掛からないと聞きましたが良く分かりません。
また、生命保険控除や住宅取得控除などは所得税を払ってないのですから控除しようがありません。
- その他の手続き
6. いよいよ引っ越し
- 各種手続き
- 市役所:非居住届
- 電気:2日前までに営業所へ連絡する。
- 水道:3日前までに水道局へ連絡する。
- ガス:2日前までにガス会社に連絡する。
- NHK:半年払い・年払いの場合は連絡すると清算してくれる。
- 通常の住所変更(知人、郵便局、銀行、保険、カード、学会 etc)
- 荷物の送り方
- 船便
重量よりも体積がものをいいます。だいたい6週間から8週間掛かります。時間
が掛かるので赴任後に引越し先を届けても間に合います。
- 飛行機
重さがものをいいます。だいたい10日ほどでつきます。
- 携帯荷物
1人あたり20kgの受託手荷物は子どもも同じである。4人家族なら80kg
預けられる(チェックインカウンターのお姉ぇさんに当たると結構大目に見てく
れる)。機内持ち込み荷物は重量制限が無いので重量物と貴重品を中心に制限サ
イズ(45×35×20cm)目いっぱい持ち込もう。幼児がいたりすると大変
だが、費用が掛からず、着いたその日から使えるので上手に利用したい。
- もっていくもの
- 書類関係
パスポート(パスポート用の予備の写真+ネガも)
海外旅行者障害保険証書
住所録
クレジットカード(VISA, Master)
- 薬
正露丸、龍角散、大正漢方胃腸薬、宇津救命丸(漢方薬系はありません)
小児用風邪薬、バファリンCII、アルピニー座薬、小児用せきどめシロップ
(子ども用の薬は慣れてる方が)
解熱剤(アスピリン)、QP コーワゴールド(総合感冒薬は無い)、
イソジン、コルゲンうがい薬、マキロン、オロナイン軟膏、ゲンタシン軟膏、
リンデロンVG軟膏、目薬
ビタミン剤等は充実しています。
- 医療品
パナコラン
アイスノン(なんと、NZには氷枕が無い!)
電子体温計(NZは値段が高い)
子供用歯ブラシ(NZの子ども用は大きくて日本人の子どもの口には入らない)
爪切り(爪の飛ばないタイプ)
- 衣類
浴衣セット(着ると受けます)
子ども用運動靴(NZは種類が少ない)
- 電気器具
炊飯器(外米を美味しく炊くにはまともな炊飯器が要ります)
NTSC方式のテレビ・ビデオ(NZでも買えるけれど割高です)
NTSC方式のビデオカメラ(NZでは買えません)
パソコンの日本語OS
カメラ
卓上電気鍋・ホットプレート(南島にはガスがありません)
餅つき機
変圧器(NZは230V。100Vの器具を使うにはコレが必要)
- 台所用品
すき焼き鍋、和食器、日本茶セット、砥石、
すり鉢+すりこぎ、 竹ザル、バターナイフ(NZで見たことが無い)
- 食料品
日本茶、コンニャクの元、海苔、ふ、わかめ、鰹節、出し昆布、
ひじき、佃煮セット、うずらまめ、乾燥柚、乾燥三つ葉、麦茶、
白玉粉、大豆水煮、ふりかけ、きな粉
しかし、中華料理関係は充実している
- 日用品
床屋さんセット、団扇、安全剃刀
- 書籍
英和・和英辞典、国語辞典、漢和辞典
中日・日中辞典、韓日・日韓辞典(中国語圏、韓国人が多い)
家庭用医学書、料理の本
日本の本、日本地図、和食・和菓子の本、あやとり、折り紙
ガイドブック(ニュージランド、オーストラリア、 南太平洋の島)
童話、小説、絵本
- 学用品
習字セット、そろばん、
キーボード、彫刻刀、縄跳び(日本のビニール縄跳びは跳びやすい)、
下敷き、使用済み教科書、参考書
(子ども用)国語・漢和・英 和・和英辞典、日本の地図帳
- 趣味のもの
カーアクセサリ(ドリンクホルダーとか)
剣山
玩具、キャラクタグッズ
アウトドアグッヅは充実している