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マクロソフト社NC用「オフィス」シリーズ共同開発を発表

東京発 (API) - マクロソフト社は、Winsows World 97の後に会場近くのホテルで重大な発表を行った。この記者会見では同社が過去数年間に渡りディスクメーカーおよびメモリメーカー各社と「マクロソフト オフィス」シリーズを共同開発していたことを明かすとともに、今後NC(Network Computer)用「オフィス」および Winsows SEを設計・開発していくに当たって、各社との業務提携を明らかにした。

まず、過去数年間に渡っての共同開発について、同社広報部の干井歪炉(ほしいわいろ)氏は、
「もうお気づきの方もいるとは思うが、1994年あたりから、弊社の『オフィス』シリーズは、ハードディスクメーカー、メモリメーカー各社と共同開発をしていた。弊社のアプリケーションが多機能になるたびに、より多くのディスク容量、メモリ容量を必要としている。このため、競合他社に打ち勝つためにも、Particle社や Mountain Gate社などと提携する必要があった。もちろん、Eastern Analogue社もだ。」と述べた。

また増大するアプリケーションメモリに対しての対応として、

「メモリメーカーはディスクメーカーに比べると数が多く、名前を挙げることができないが、各社にはより集積度の高いメモリモジュールを開発していただくようにお願いした。また、AT互換機マザーボードメーカー各社の協力をあおいでより多いメモリバンクの実装をお願いした。」とコメントした。

業界では公然のうわさとしてあった話だが、今回の干井氏の発言により、それが裏付けられた形だ。Macrosoft Word 5.0から6.0になった際に、同じ文字数の文書でも文書ファイルが利用するディスク容量が数倍になったことから、同社サポートセンターに問い合わせが殺到していたが、これは意識的に行なわれたことになる。その当時の同社テクニカル・サポート・スタッフのユーザーに対する回答は、「あぁ、それは、ZIPで圧縮するともとの10%くらいまで縮みますよ」というもの。しかしながら、この回答はユーザーからの非難の声が大きく、やむを得ず企業向けユーザーに開発された、Winsows Not Thereではファイルの圧縮メニューをファイルマネージャーにつけたほどだ。

「これまで、ハードウェアメーカー、メモリメーカーとの関係はまさにWin-Winの(お互いに市場で成功していける)関係だった。各社には、売り上げの数パーセントを弊社次期バージョンの開発費用としてキックバックしてもらっている。もちろん、各社の要求がきちんと仕様書に盛り込まれることは間違いない。」

この点に関しては、バックマージンの何パーセントかを同氏が受け取っているという黒いうわさも流れている。

「結果、各社の最新の製品が売れることになり、比較的高価格の製品が市場に流れることになる。これによって、お互い潤ってきた。NCを企画している Miracle社も、Moon Microsystems社も、わが社のプランに同意してくれた。NCでも同じような戦略でオフィスを販売していく。ただし、Moon Microsystemsは、先週 CupertinoのPinapple社買収のデマで対応に遅れているため、若干参加が遅れるかもしれない。」

今後の提携に関して氏は以下のように締めくくった。
「ハードウェアメーカーやメモリメーカーにあったように、今後もメーカーの売り上げ増進のお手伝いをしていく。NC開発メーカーだけでなく、従来の周辺機器メーカーも消耗品の消費がはやくなるようにプログラミングするなどお手伝ができると思うので、声をかけて欲しい。ただ、菓子折りを一つ持って挨拶に来ていただいたほうが何かと話しやすいと思いますが」

氏は不思議な微笑を見せた。



投稿者: 辻村 尚夫 さん (tsuhi02@ka2.so-net.or.jp) 97/07/06



(注意)上の文中において、実在の人物、製品、会社名とのいかなる類似も単なる偶然に過ぎません。