1999年8月22日 緊急リリース
マイクロソフトは今日、マイクロソフト・デモクラシーを公開した。それは、来月から広く入手可能となるフリーウェアで、今年の末にリリースされる予定の同社の最新のOSであるWindows96にも含まれている。
Windowsのユーザーならば誰でも
マイクロソフト・デモクラシーを用いることにより、大統領選挙を始めあらゆる選挙に在宅のまま投票することが可能となる。マイクロソフト・デモクラシーはWindows96にあらかじめ組み込まれているので、新規のWindowsユーザーは自分でインストールする必要はない。デモクラシーはマイクロソフト・ネットワークを用いて政府のデーターベースに接続し、この新しいオンライン投票を行うことになる。ユーザーは投票日当日に自分の選んだ候補者のアイコンをクリックするだけでよく、投票手続きはすべて自動で行われる。
起動するとビル・ゲイツのアイコンしか表示されないのは不公平だと批判する人もいる。同社は公式には何も論評していないが、マイクロソフトに近い筋によると、今後発売される予定のアップグレードにより、ビル・ゲイツ以外の候補者にも投票することができるようになるという。このアップグレードはその選挙の全候補者を網羅しており、各選挙の少なくとも1週間前には99.99ドルという低価格で購入できるようになる(しかし、どの選挙でも初期バージョンだけで投票することは可能である)。このアップグレードでは、5文字以上の候補者名も扱えるということである。
反対の立場の人たちは、Windows96にインストールされていることは、表面からはわからず、MSデモクラシーが自分のコンピュータにインストールされ、動いていることに気がつかないユーザーもいるのではないかと批判している。それに対して、マイクロソフトは、インストールは単に人手の介在を減らす目的で、ディフォールトで自動化されているに過ぎず、自動インストールについては、MSNやインターネットからダウンロード可能なMSデモクラシーのマニュアルにもはっきり書かれていると反論している。また、ユーザーはWindows96をインストールする際、「カスタム・インストール」の「その他の設定」の「MSデモクラシー」の「上級オプション」のサブメニューの「常にディフォールト候補者に投票しない」のボックスをクリックすることにより、ディフォールト投票をしないようにすることができるとしている。
このソフトを始めて使うユーザーはCD−ROM版ビル・ゲイツの伝記(MS危険な動物たち刊)を無料でもらえる。同社は初年度に、基本版1億5千万本とアップグレード版500本の配布を見込んでいる。
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