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ケンが帰った後、すぐに昼食の時間になった。そう言えば、食料の方が、昨日の夕食で、無くなっていたような気が・・・。今日の天気は、快晴!ちょっと、買出しにでも行きますか?昼は、そのついでに外で食べちゃおう。 と言うわけで、私は、服を着替えて外に買出しに行く事にした。勿論、護身用に拳銃を持っていく。 買出しには、街の方まで行く。そこは、ここらの地域の中心部だ。また、他の地区からも人が来る為、賑やかだ。そして、街の方まで出ると、色々なお店が有る。でも、今日は、この内の野菜屋や肉屋等がメインだろう。では、早速、野菜から買いに行こう。 「おっ!お譲ちゃん!やっと買出しに来なすったね!今日は、何買ってく?」 と店のおじさんが、私に話しかけてきた。私は、 「う〜ん・・・また、何時も通り、大量に買いたいんだけど・・・」 と言ったら、おじさんが、 「また、大量買い?お譲ちゃん、そんなにたまにしか買い物に来れないわけ?前に来たのだって、確か1ヶ月前ぐらいだった様に思うのだけど」 と言ったので、私は、 「何時もは、たいてい月初めに買出しに来ます。だから、今回は、一ヶ月も経ってないですよ。だって、前買いに来たのは、今月の初めですし・・・。」 と言った。そう、今日は、今月の末だからである。すると、おじさんは、 「まあ、良いか・・・で、今日は、新鮮なの入ってるよ!ちょっとは、まけるからさぁ・・・」 と言って来たので私は、 「とりあえず、何時ものに・・・そうだな、おじさんが、おすすめなのちょっと頂戴!」 と言ったら、おじさんは、 「う〜ん、そうだな・・・今の旬であるの入れておくよ!」 と言ったので、私は、 「ありがとう。御幾ら?」 と聞いたら、おじさんは、 「何時もの値段で良いよ!今月は、二回目だしね」 と言ったので、何時もの様にお金を渡した。本当に、月一回しか来ないのに顔も何を買うのかも値段自体も覚えているこのおじさんって毎回会っても何者なの?って感じになるのだが、でも、計算とか何を買ったら良いのかとかの面倒な事を考える必要も無くなるし、まあ、良いか。 「はい、何時も通りのお釣だ!今日は、何時もより多めに入れといたから、気を付けて帰りなよ!」 とおじさんは言ったので、私は、 「うん、ありがとう、おじさん!また、来た時、色々まけてね!」 と言って、その場を離れた。え〜っと次は、お肉屋さんか・・・それにしても、両手いっぱいで野菜の入った紙袋を持っているわけだから、ちょっとこの荷物家に置いてからお肉屋さん行った方が良いかもね・・・。 後、確かに、おじさん、何時もより多めに入れてる。何時もなら、前が見えるのに、今日に限って、全く見えない。これでは、人にぶつか・・・ ド〜ン と思ったら、おもいっきり人とぶつかってしまった。 私は、そのまま、尻餅をついてしまった。その弾みで、紙袋から、野菜が一部落ちてしまった。 「あいててて・・・」 「いててて・・・」 と私の声と違う声がしたので、その方向を向いたら、一人の人が、私同様、尻餅をついている。こりゃ、どうも、正面衝突をしてしまったようだ。しかも、私の前方不注意・・・と言うか、前なんか見ることも出来なかったんだけどね・・・。 すると、その人が、 「いててて・・・すいません。ところで、貴女大丈夫ですか?」 と聞いて来た、私は、 「いいえ・・・何とか・・・あっ!」 と私は、少し大声を出してしまった、すると、その人が、 「え?どうしました?」 と聞いて来たので、私は、 「さっきの弾みで、紙袋から、さっき買ったばかりの野菜が落ちちゃいました・・・」 と言ってしまったらその人は、何も言わずに、立ち上がり、その落とした野菜を拾い、 「すいません。僕の不注意でこうなってしまったのだから、弁償させていただきます。」 と言ったので、私は、 「私こそ、前方不注意でした・・・貴方に、弁償なんてさせる権利有りませんし。それに、傷もついてませんし。そんなの洗ったら食べられますよ!」 と言ったら、彼は、 「で、でも、それでは、僕の気が治まらないです。」 と言って来たので、私は、このままの状態では埒が明かないと思い。 「では、今日のお昼付き合ってください!それで、チャラと言うのはどうですか?勿論、付き合うだけで、自分が食べた料金は、自分で払うと言うわけですが。」 と言ったら、彼は、 「え?そんな事で良いのですか・・・?でも・・・僕となんかと御一緒なんかしても良いのです?」 と言って来たので私は、 「良いんです!それに、私も、お昼一人で食べるのは嫌だし・・・。それとも、貴方、今日のお昼は、誰か他の人と食べるのですか?」 と聞いたら、彼は、 「生憎、一人・・・。」 と言ったので、私は、 「なら、別に良いわよね!」 とニコッと笑って言った。
私達は、昼食を食べる為にお店に入った。この店に入るのは初めてなのよね。一人では、入り難かったし、けど、今日は、この人がいるから堂々と入れる。 私は、値段がそれほど高くない物を注文した。また、この人も同様だった。まあ、真っ昼間から一人でこんな所歩いているから、まともな仕事は無いだろう。このまま、黙ってる昼食も悪くは無いが折角だから、話してみる事にした。 「ところで、貴方の名前は?」 と聞いてみたところ、彼は、 「僕ですか?スピアって言います。」 と言ったので、私は、 「ふ〜ん、ちょっと変わった名前ね。ところで、何をやってる方?」 と更に聞いてみたら、スピアは、 「たいした事はやってませんよ。こんな真っ昼間に外をほっつき歩いているわけだし。」 と言った、やっぱり、仕事も無くプ〜をやってる人なのか・・・。すると、スピアが、 「では、貴女は?」 と聞いてきたので、私は、 「私も同様ですよ!こんな昼間に買い物なんて・・・。」 と言ったら、スピアが、 「でも、普通、食料の買出しなんて、昼間じゃないの?」 と言ってきた。また、スピアは、 「そう言えば、貴女の名前は?」 と聞いてきたので、私は、 「私は、アキナです。」 と答えたら、スピアが、 「この辺りに住んでるんですか?」 と聞いてきた、私は、 「まあ、この近辺です。スピアさんもですか?」 と聞いたら、彼は、 「いいえ、この近辺ではないですね。少しばかり遠いですよ。調度、この地域に用事がありまして、今日着いたばかりなんですよ。」 と言ったので、私は、 「それって、この近所で何かあるんですか?」 と聞いたら、彼は、 「ちょっとした、会合と言うか、集まりがあるんだよ。明日の晩にね。」 と言った。ふ〜ん、明日の晩に有るんだ・・・って事は、この人プ〜やってる人じゃないのでは?ちゃんと仕事も有るように思うのですけど。だから、失礼ながら、 「お仕事は、やってるんですね?」 と聞いてしまったら、彼が、 「はい?勿論そうですよ!その仕事の為に来たのですからね。」 と言った。でも、先程、『たいした事はやってませんよ。』と言ったはずなのにね。 そんな会話の中、食事が来たので、それを食べた。すると、彼は、 「そう言えば、この近辺は、『この国を強くする為には、軍備を整えなければならない』と言った考えを持った人が多い?」 と聞いて来たので、私は、 「え?どうしてですか?」 と聞いたら、彼は、 「この近辺を歩いていると、そんな内容のポスターやらが目立つからね。う〜ん、何党だっけ?」 と聞いてきた、けど、私は、その党の名前を知らない。知らないと言うのは語弊が有るかも知れない、単に、覚えたくないから覚えて無いと言う事。実際は、その党の為に私は、働いているのだが、私は、その党の為にやっているわけでは無いから・・・。 「・・・知りません・・・」 と言ったら、彼は、 「そうですか・・・。ところで、今、この国は、大変まずい状態になっています。このままでは、この国は、弱り果ててしまう。その為に何が出来るか?アキナさんは、何か考えた事がありますか?」 といきなり、そんな事を聞いてきた、そんな事言われても・・・。私は、 「ごめんなさい、正直言って、良く分からない・・・。それに、私、あまり、そう言った事に関心無いもので・・・すいません、折角、スピアさんが、熱心になってるところ水を指して・・・。」 と言ったら、彼は、 「・・・そうですか・・・まあ、これも人それぞれですし!その内、分かりますって!」 |